2019年12月27日
今は亡き…
J-Armory製のガバがいくつかウチにあります。
MEUピストルとFBIビューロー、そしてこのMEUをベースにオラガバ仕様にカスタムしたガバ。
(ビューローは塗装を剥離され、バラされた状態で現在保管中)
MEUが民間モデルを軍用にカスタムしたものなのに、さらに民間仕様に戻したみたいな話だけど、J-ArmoryはSCW3仕様のWAガバと同等で完全互換でありながら、価格は非常にリーズナブルなのでオラガバのベースには都合が良い。

グリップはAJAXのリアルスタッグホーン。
ガバ好きなら一組みは持っていたいグリップである。



自分がハリウッド映画に出てくるようなタフな刑事だったらと妄想し、その手に持つ愛銃はこれ、というイメージで制作。
妄想の中では果てしなく自由。

今年も残りわずかである。
令和元年は短かった。
いまだにしっくりと来ないが、年が明けたら令和2年。
マルシンの令和刻印のベビー南部をお祝い気分で購入する気だったんだけど、今年中に買えなかったので、もうその気持ちはかなりしぼんだ。
MEUピストルとFBIビューロー、そしてこのMEUをベースにオラガバ仕様にカスタムしたガバ。
(ビューローは塗装を剥離され、バラされた状態で現在保管中)
MEUが民間モデルを軍用にカスタムしたものなのに、さらに民間仕様に戻したみたいな話だけど、J-ArmoryはSCW3仕様のWAガバと同等で完全互換でありながら、価格は非常にリーズナブルなのでオラガバのベースには都合が良い。

グリップはAJAXのリアルスタッグホーン。
ガバ好きなら一組みは持っていたいグリップである。



自分がハリウッド映画に出てくるようなタフな刑事だったらと妄想し、その手に持つ愛銃はこれ、というイメージで制作。
妄想の中では果てしなく自由。

今年も残りわずかである。
令和元年は短かった。
いまだにしっくりと来ないが、年が明けたら令和2年。
マルシンの令和刻印のベビー南部をお祝い気分で購入する気だったんだけど、今年中に買えなかったので、もうその気持ちはかなりしぼんだ。
2012年10月07日
うわっ、もろ実銃!
予告通り、完成画像の大公開します。
J-Armory MEU ベースのプロフェッショナル・カスタムです。


↑クリックしてね♪
今まで何丁かビンテージ塗装をやってきて、色は違っても作業は同じなわけですが、今回のは出来栄えが我ながら凄いw
ヘアラインを利かせた塗装の質感がとんでもないことに!
組み立てながら「なんだこれは〜! スゲエ〜もろ実銃じゃないのか!!」などと、作ってる本人が一番驚くぐらいなのでした。


ワイルドすぎる〜♪

デルタハンマーが嫌いなので、WAからリングハンマーを取り寄せて交換。
アンビセフティはキングスタイプの形状が好きなのでそのまま使用。
金属パーツはすべて無塗装で素材感を生かしてます。
塗装してあるのはフレームとスライドの「ガワ」のみ。
でも何つっても主役はグリップざんしょ〜。



グリップは実物のスタッグホーン・グリップ。
スタッグホーンとは鹿の角で、それを切り出して作ったグリップはその形、模様ともに2つと無いまさに一品物!
それだけに値もかなり張ります!
毎食オカズが一品の僕からしたら、たかがグリップにありえないぐらいの値段だったりするのです。
でもガバが好きならいつかは欲しいスタッグホーン♪
そう、今回のカスタムはこのグリップのために仕上げたようなもの。
このカッコいいグリップが一番映えるような銃を目指して!


このグリップ、厚さが均一ではなく腰がくびれたように薄くなってます。
このくびれが持ってみると素晴らしく握り心地がいい。

黒くデコボコしてるところが鹿の角の表皮で、白くツルツルしてるのは研磨してある部分でしょう。
鹿の角はグニャグニャ折れ曲がって複雑な形状をしてるから、表皮の部分を多く残すのは余程良い部分を使わないとダメなんでしょう。
とは言え、自分はコレぐらいのバランスのほうがむしろカッコイイかなって思います。
セヴンミルズや、その他のレブリカのスタッグホーンはちょっと重々しい。
で、この黒い模様の少し凹んだところが、右利きの自分が握る際、小指丘の膨らみを良い感じに受け止めてくれます。

逆にこちら側は握りこんだ指先がフィットするよう狙ったみたいに、絶妙な位置に窪みが出来ています。


こんな風に、実にグリップ感がいい。
天然モノだから、模様は素晴らしいけど握り心地は最悪ということだってあり得るわけだから、本当にラッキーなグリップに巡り会えたなと思います。




白と黒のコントラストがカッチョいい♪
写真じゃ黒いところでフォーカスを取ると白いグリップが色飛びしてしまうし、逆だと銃が真っ黒けで見えなくなっちゃう。



このキングスタイプのアンビセフティから、グリップセフティのテイルへと流れるラインが堪りませんな〜。
グリップセフティも、あれはもともとウォリアーのだったんですかね?
それを削って調整して、この銃のために合わせました。
凄くスタイルが良くなってます。

そして前回リアル化したダミーファイアリングピンも良い感じ♪

リングハンマーの穴の縁を薄くテーパーつけました。

シャイネックスで磨いてヘアラインをつけたら、こんな質感になってしまった。
吹きっぱなしもドライでカッコいいエコブラだけど、ヘアラインを入れるとものすごい金属感!

インナーバレルは真鍮製ですが、めっき工房でニッケルめっきして銀色に変えてあります。
そんなわけで、同時進行で仕上げ直したガバ3丁のうち、M1911 U.S.ARMYに続いてSFA プロフェッショナル・カスタムと2丁めが完成しました。
残る1丁とは何?
それは次回に続く・・・・。
<おまけ>
今回のカスタムの仕上げイメージの参考にした実銃画像。





ワイルドだぜ〜??
J-Armory MEU ベースのプロフェッショナル・カスタムです。
↑クリックしてね♪
今まで何丁かビンテージ塗装をやってきて、色は違っても作業は同じなわけですが、今回のは出来栄えが我ながら凄いw
ヘアラインを利かせた塗装の質感がとんでもないことに!
組み立てながら「なんだこれは〜! スゲエ〜もろ実銃じゃないのか!!」などと、作ってる本人が一番驚くぐらいなのでした。
ワイルドすぎる〜♪
デルタハンマーが嫌いなので、WAからリングハンマーを取り寄せて交換。
アンビセフティはキングスタイプの形状が好きなのでそのまま使用。
金属パーツはすべて無塗装で素材感を生かしてます。
塗装してあるのはフレームとスライドの「ガワ」のみ。
でも何つっても主役はグリップざんしょ〜。
グリップは実物のスタッグホーン・グリップ。
スタッグホーンとは鹿の角で、それを切り出して作ったグリップはその形、模様ともに2つと無いまさに一品物!
それだけに値もかなり張ります!
毎食オカズが一品の僕からしたら、たかがグリップにありえないぐらいの値段だったりするのです。
でもガバが好きならいつかは欲しいスタッグホーン♪
そう、今回のカスタムはこのグリップのために仕上げたようなもの。
このカッコいいグリップが一番映えるような銃を目指して!
このグリップ、厚さが均一ではなく腰がくびれたように薄くなってます。
このくびれが持ってみると素晴らしく握り心地がいい。
黒くデコボコしてるところが鹿の角の表皮で、白くツルツルしてるのは研磨してある部分でしょう。
鹿の角はグニャグニャ折れ曲がって複雑な形状をしてるから、表皮の部分を多く残すのは余程良い部分を使わないとダメなんでしょう。
とは言え、自分はコレぐらいのバランスのほうがむしろカッコイイかなって思います。
セヴンミルズや、その他のレブリカのスタッグホーンはちょっと重々しい。
で、この黒い模様の少し凹んだところが、右利きの自分が握る際、小指丘の膨らみを良い感じに受け止めてくれます。
逆にこちら側は握りこんだ指先がフィットするよう狙ったみたいに、絶妙な位置に窪みが出来ています。
こんな風に、実にグリップ感がいい。
天然モノだから、模様は素晴らしいけど握り心地は最悪ということだってあり得るわけだから、本当にラッキーなグリップに巡り会えたなと思います。
白と黒のコントラストがカッチョいい♪
写真じゃ黒いところでフォーカスを取ると白いグリップが色飛びしてしまうし、逆だと銃が真っ黒けで見えなくなっちゃう。
このキングスタイプのアンビセフティから、グリップセフティのテイルへと流れるラインが堪りませんな〜。
グリップセフティも、あれはもともとウォリアーのだったんですかね?
それを削って調整して、この銃のために合わせました。
凄くスタイルが良くなってます。
そして前回リアル化したダミーファイアリングピンも良い感じ♪
リングハンマーの穴の縁を薄くテーパーつけました。
シャイネックスで磨いてヘアラインをつけたら、こんな質感になってしまった。
吹きっぱなしもドライでカッコいいエコブラだけど、ヘアラインを入れるとものすごい金属感!
インナーバレルは真鍮製ですが、めっき工房でニッケルめっきして銀色に変えてあります。
そんなわけで、同時進行で仕上げ直したガバ3丁のうち、M1911 U.S.ARMYに続いてSFA プロフェッショナル・カスタムと2丁めが完成しました。
残る1丁とは何?
それは次回に続く・・・・。
<おまけ>
今回のカスタムの仕上げイメージの参考にした実銃画像。





ワイルドだぜ〜??
2012年10月03日
ダミーファイアリングピンのリアル化
金属パーツのブルーイング作業もひと通り終了して、思い立ったようにブリーチの加工を始めました。

ブリーチといってもダミーファイアリングピンの部分です。

参考写真はこちら。
実銃のSFAミルスペックかしら。

ファイアリングピンプレートを削って薄くして、その分突出したピンの頭を平らに削ってそれらしくリアル化しようと目論んだのです。
ブリーチをバイスで立てて固定し、リューターで垂直に砥石を当てて、円形のツールマークをつけながら削れないだろうかと・・・。

で、一応こんな感じに出来たわけですが・・・、カッコ悪いw
ツールマークが綺麗な同心円にならず、バカボンのほっぺの渦巻きみたいになった。
ブリーチはバイスで固定したとはいえ、リューターは所詮手持ちで削ったので正確な同心円が出来るはずもなく・・・。

なわけで、結局ヤスリで平らに削りました。
なにげにフリーハンドで水平に削るのは難しいですが。

うん、こっちのほうが綺麗だ♪
次回はいよいよ完成画像をアップします。
これもまた凄いのができちゃいましたよw(*´艸`*)♪
ブリーチといってもダミーファイアリングピンの部分です。

参考写真はこちら。
実銃のSFAミルスペックかしら。
ファイアリングピンプレートを削って薄くして、その分突出したピンの頭を平らに削ってそれらしくリアル化しようと目論んだのです。
ブリーチをバイスで立てて固定し、リューターで垂直に砥石を当てて、円形のツールマークをつけながら削れないだろうかと・・・。
で、一応こんな感じに出来たわけですが・・・、カッコ悪いw
ツールマークが綺麗な同心円にならず、バカボンのほっぺの渦巻きみたいになった。
ブリーチはバイスで固定したとはいえ、リューターは所詮手持ちで削ったので正確な同心円が出来るはずもなく・・・。
なわけで、結局ヤスリで平らに削りました。
なにげにフリーハンドで水平に削るのは難しいですが。
うん、こっちのほうが綺麗だ♪
次回はいよいよ完成画像をアップします。
これもまた凄いのができちゃいましたよw(*´艸`*)♪
2012年10月01日
パーツを染める
夜眠ってる間に台風が行ってしまって、今日は暑かった・・・。
雨が吹きつけて窓ガラスが綺麗になるかと思えば逆で、めちゃめちゃ汚くなってた。

パーツを染める作業を撮影してみました。
作業してる自分の手が被写体として写ってると、いかにも臨場感があっていいですね。
面倒臭いから普段はこんな撮影はしないんだけど、たまには雰囲気が変わって良い。
でもネタをばらすと作業しながらではありながら、撮影の瞬間はポーズを取ってるだけ。
だって手を動かしてたら被写体ブレしてしまうでしょ?

綿棒でブルー液を塗って、ある程度染まったらシャイネックスのかなりヘタったやつでシュッシュとススを落とします。
コレをするとムラがあったところも綺麗になります。
さらにブルー液を塗布して繰り返すと皮膜が厚くなります。
顕微鏡で見たら黒いかさぶたで覆われてるように見えます。

前回作ったグリップセフティもシュッシュとみがいて・・・

ツヤツヤの黒光り。
ちなみに染める前にツルツルの鏡面にしてしまうとムラが出やすかったり、皮膜が剥がれやすいような気がします。
なので自分はヘアラインを入れるようにしてます。

そうそう、染める前にパーツは塗装を落としたり、サビを落とすために表面を研磨しますね。
自分は金属ヤスリや水研ぎペーパーを使いますが、トリガーのグルーブのとことかはリューターに頼るしかありません。
ステンレスブラシが回転するやつでやると、酸化皮膜なんかものすごく綺麗に除去できます。
刻印の中とかもピカピカになります。
ちなみに写真はポーズだけね。(せっかく染めたのに剥がしてどうするw)

綺麗に染まってるでしょ?

でも回転ブラシでは入り組んだところなどには届かないこともあります。
そんな時は真鍮ブラシでゴシゴシします。
こちらは思ったほど綺麗に除去できないんですが、しつこくこすって何とかなります。
でもまあある程度でいいんです。
やり過ぎると多分エッジが削れて丸まったり、そんなに良いことはありません。
鋳造肌の湯皺や凸凹が多少あっても、ビンテージ仕様なら気になりませんから。

最初から反応がよくどんどん染まるバーチウッドのスーパーブルーである程度やったら、仕上げはWAのスーパー・ガンブルーで染めます。
バーチウッドだけで最後まで行くとめっちゃ青くなってしまうのですが、WAだと反応がクソ悪いですが茶色に染まります。
雨が吹きつけて窓ガラスが綺麗になるかと思えば逆で、めちゃめちゃ汚くなってた。
パーツを染める作業を撮影してみました。
作業してる自分の手が被写体として写ってると、いかにも臨場感があっていいですね。
面倒臭いから普段はこんな撮影はしないんだけど、たまには雰囲気が変わって良い。
でもネタをばらすと作業しながらではありながら、撮影の瞬間はポーズを取ってるだけ。
だって手を動かしてたら被写体ブレしてしまうでしょ?
綿棒でブルー液を塗って、ある程度染まったらシャイネックスのかなりヘタったやつでシュッシュとススを落とします。
コレをするとムラがあったところも綺麗になります。
さらにブルー液を塗布して繰り返すと皮膜が厚くなります。
顕微鏡で見たら黒いかさぶたで覆われてるように見えます。
前回作ったグリップセフティもシュッシュとみがいて・・・
ツヤツヤの黒光り。
ちなみに染める前にツルツルの鏡面にしてしまうとムラが出やすかったり、皮膜が剥がれやすいような気がします。
なので自分はヘアラインを入れるようにしてます。
そうそう、染める前にパーツは塗装を落としたり、サビを落とすために表面を研磨しますね。
自分は金属ヤスリや水研ぎペーパーを使いますが、トリガーのグルーブのとことかはリューターに頼るしかありません。
ステンレスブラシが回転するやつでやると、酸化皮膜なんかものすごく綺麗に除去できます。
刻印の中とかもピカピカになります。
ちなみに写真はポーズだけね。(せっかく染めたのに剥がしてどうするw)
綺麗に染まってるでしょ?
でも回転ブラシでは入り組んだところなどには届かないこともあります。
そんな時は真鍮ブラシでゴシゴシします。
こちらは思ったほど綺麗に除去できないんですが、しつこくこすって何とかなります。
でもまあある程度でいいんです。
やり過ぎると多分エッジが削れて丸まったり、そんなに良いことはありません。
鋳造肌の湯皺や凸凹が多少あっても、ビンテージ仕様なら気になりませんから。
最初から反応がよくどんどん染まるバーチウッドのスーパーブルーである程度やったら、仕上げはWAのスーパー・ガンブルーで染めます。
バーチウッドだけで最後まで行くとめっちゃ青くなってしまうのですが、WAだと反応がクソ悪いですが茶色に染まります。
2012年09月30日
グリップセフティをカスタム
今夜は関東地方を台風が通過するのかな?
J-Armory MEUベースでオリジナルカスタムガバ(オラガバ?)を作っている訳なんですが、もともとのパーツをそのまま仕上げ直すんじゃ面白くない。
なので、ちょこっと変化を付けたい。
一昨年のクリスマスぐらいだったか、WAがジャンクパーツを寄せ集めたクズ袋、もといパーツ袋というのを店頭販売だけじゃなくネット通販でも始めて、自分も1万円ぐらいのやつを購入しました。
その大半は使い道がなく、そのままジャンクボックスに仕分けされたまんまになってます。
正直無駄遣いだったなと思います・・・。
今回はそのパーツ袋の中からグリップセフティを。
右の真ん中のやつです。
これはSV系についてるやつでしょうか?
かなり肉厚なのと、変な波型のセレーションが入っていて好みじゃなかったので、いつか機会があったら加工して何かに付けようと思ってました。
もちろん、波型セレーションは削り落として。
波型セレーションを何とか除去したら、次は胴回りやテイル部分をマーカーでアタリをつけたラインに形状を合わせていきます。
左がもともと付いてたグリップセフティ。
うちのタクティカル系はみんなコレがついてます。
ハイグリップした時に解除されないことが多いんですが、きっと自分の手に合わないんでしょうね。
ラインを合わせてみました。
似てるようで大分形状が違います。
決定的に違うのはハンマー受けの窪みの部分。
フレームからグリップセフティへと流れるようなラインを出せたらとても格好良くなります。
しかし自分は先にフレームの仕上げ直しを済ませちゃったんで、今からライン合わせはもう無理ですw
先にこっちをやってからだったら良かったな。
2012年09月28日
プロフェッショナル・カスタム
M1911 U.S.ARMYの仕上げ直しは完成しましたが、並行して仕上げ直し中のJ-Armory MEUの塗装も終わっています。

下地にシルバーを塗って、上塗りにエコブラ(ブラックパーカー+パーカーシール混合)ですが、下地作りに時間をかけたので、カッチリとしてとても綺麗に出来ました。
まるでメタル削りだしの上下に見えるほど!
(純正HWですよ♪)

今回はきっちり平面出しをしたし、鋸歯のセレーションもカッターナイフで削いでエッジを利かせたので納品直後の新品状態みたい!

太く彫り直した刻印もバッチリ。

もともと中古品で破格の¥8,300-でゲットしたブツだから、こんな風にリアルダメージがそこかしこにあったもんですが・・・

すっかり綺麗になりました。
綺麗すぎて、このままビンテージ処理しないでもいいかなって気がしてしまう。

カッターで削いでエッジを立てたセレーション。

スライド内側の要らない溝もプラリペアで埋めました。
溝の縁を奥に向かって広がるようにカッターで削ってからプラリペアを入れたので、剥がれて取れる心配はありません。

そして実銃通りの形状で、エジェクションポート内側の拡張もつけました。

この頃かならずやっている、スライド下の三角の穴も埋めて処理しました。

今回はMEUではなく、プロフェッショナルベースのオリジナルカスタムという感じで行くつもりです。
現在は金属パーツの黒染めをやってますが、ハンマー、グリップセフティ、MSハウジングはもともとのMEUと変えるつもりです。
下地にシルバーを塗って、上塗りにエコブラ(ブラックパーカー+パーカーシール混合)ですが、下地作りに時間をかけたので、カッチリとしてとても綺麗に出来ました。
まるでメタル削りだしの上下に見えるほど!
(純正HWですよ♪)
今回はきっちり平面出しをしたし、鋸歯のセレーションもカッターナイフで削いでエッジを利かせたので納品直後の新品状態みたい!
太く彫り直した刻印もバッチリ。
もともと中古品で破格の¥8,300-でゲットしたブツだから、こんな風にリアルダメージがそこかしこにあったもんですが・・・
すっかり綺麗になりました。
綺麗すぎて、このままビンテージ処理しないでもいいかなって気がしてしまう。
カッターで削いでエッジを立てたセレーション。
スライド内側の要らない溝もプラリペアで埋めました。
溝の縁を奥に向かって広がるようにカッターで削ってからプラリペアを入れたので、剥がれて取れる心配はありません。
そして実銃通りの形状で、エジェクションポート内側の拡張もつけました。
この頃かならずやっている、スライド下の三角の穴も埋めて処理しました。
今回はMEUではなく、プロフェッショナルベースのオリジナルカスタムという感じで行くつもりです。
現在は金属パーツの黒染めをやってますが、ハンマー、グリップセフティ、MSハウジングはもともとのMEUと変えるつもりです。
2012年08月15日
刻印を太く掘り返せ!
中古品で破格の¥8,300-でゲットしたJ-ArmoryのMEUフォースリーコン。
安いだけあって多少傷物でしたが、仕上げ直しで綺麗に修復、さらに上の仕上げを目指し中です。

スライドの平面出しをする為に刻印を彫り直す訳ですが、今回はただ深くするだけでなく「太く」するのにチャレンジしてみました。
普通に針で掘っただけでは表面を平面出しすると、溝周囲の盛り上がりが削り取られて正に針のような細い刻印になってしまいます。
それだと非常に存在感の薄い刻印になってしまうのが気に入らなくて、以前のバトルダメージ風に仕上げた奴は平面出しをしませんでした。
同じ物を今回作っても面白くないので、時間をたっぷりかけて彫刻機風に太くカッチリとした刻印を彫ってみようかと。

針を斜めにしたり立てたりして、一つの文字を何度も何度もほじくって太くしていってこんな感じになりました。
線の先端、終端はどうしても細くなってしまうんですが全体の太さは3倍ぐらいで存在感があります。
平面出ししてこの太さは立派なもの!
ノッチ部のところだけヒケが残ってますが、非光沢仕上げなら塗装で解らなくなるレベルです。

スライド右側もSPRINGFIELD ARMORYだけ太くカッチリと。

FやEなんかの直角部分が綺麗に出てるので、見た目の印象がかなりいいです。
針だけではこういう直角を出せないので、デザインナイフなども駆使してます。
あとは線の先端・終端が綺麗に出せれば言うことなしですが、ま、そこまでは写真のように拡大しなきゃ肉眼では判らないので。

平面出し前のエンブレムのスタンプ刻印。
めちゃめちゃ細かくて細い訳ですが・・・

こうなります。
カッチリしてて彫刻機による刻印みたいでしょ?
安いだけあって多少傷物でしたが、仕上げ直しで綺麗に修復、さらに上の仕上げを目指し中です。
スライドの平面出しをする為に刻印を彫り直す訳ですが、今回はただ深くするだけでなく「太く」するのにチャレンジしてみました。
普通に針で掘っただけでは表面を平面出しすると、溝周囲の盛り上がりが削り取られて正に針のような細い刻印になってしまいます。
それだと非常に存在感の薄い刻印になってしまうのが気に入らなくて、以前のバトルダメージ風に仕上げた奴は平面出しをしませんでした。
同じ物を今回作っても面白くないので、時間をたっぷりかけて彫刻機風に太くカッチリとした刻印を彫ってみようかと。
針を斜めにしたり立てたりして、一つの文字を何度も何度もほじくって太くしていってこんな感じになりました。
線の先端、終端はどうしても細くなってしまうんですが全体の太さは3倍ぐらいで存在感があります。
平面出ししてこの太さは立派なもの!
ノッチ部のところだけヒケが残ってますが、非光沢仕上げなら塗装で解らなくなるレベルです。
スライド右側もSPRINGFIELD ARMORYだけ太くカッチリと。
FやEなんかの直角部分が綺麗に出てるので、見た目の印象がかなりいいです。
針だけではこういう直角を出せないので、デザインナイフなども駆使してます。
あとは線の先端・終端が綺麗に出せれば言うことなしですが、ま、そこまでは写真のように拡大しなきゃ肉眼では判らないので。
平面出し前のエンブレムのスタンプ刻印。
めちゃめちゃ細かくて細い訳ですが・・・
こうなります。
カッチリしてて彫刻機による刻印みたいでしょ?
2012年07月02日
コッキングセレーションを研ぐ
2丁めのMEU/J-Armoryの仕上げ直し進行中。
塗装を剥離した後、スライドのコッキングセレーションを研ぐ作業を始めました。

ご存知、MEUピストルレイトモデルは刻印を打った後、上からマシニングによりフロントセレーションがつけられてます。
こちらはさすがに切削らしくエッジがシャープになっており、指に食い込む感じが強いです。

それに対してリア側のセレーションは成型時から入ってるものなのか、かなりぬるいエッジで、そのままだと見た目にもフロント側と差がありすぎるので気になります。
今回はこのセレーションを研いで、エッジをビシッと立てます。

まず最初に普通のカッターナイフで、セレーションの垂直面を削ります。

それから斜め面を今度はデザインナイフで削ります。
刃を面にピタリと合わせるのですが、逆光で影を利用すると視認しやすいです。
刃を当てて削ぐようにして面の平面出しをします。
影の付き方を見れば、セレーションのエッジ部が丸まってて鋭利さに欠けるのがよく判りますね。

このように刃をピタリと当てて、シュパーシュパーと表面を削って行くと・・・

丸まってるエッジがシャープになったのが判りますよね?

このようにカッターでHW樹脂の表面を削ぐと、金属光沢が出てとても気持ちがいいです。
作業し甲斐が湧くので、無心にシュパーシュパーやってると時間が経つのも忘れてしまう。
プチプチを潰すのに似た精神的作用があるかも?

シュパーシュパー

シュパーシュパー
縦に細い線が付いてるのは垂直面を削った時に擦れた痕です。

矢印の部分までやったところで、エッジを透かし見たところ。
ずいぶんシャープになったでそ?
やればやる程、鋭利になるはず!

片側だけでこんなに削りクズが出てもうた!
ビックリ!!
右上の拡大鏡は細部を細かくチェックするのに欠かせないアイテムです。
(ダイソーで買った)
塗装を剥離した後、スライドのコッキングセレーションを研ぐ作業を始めました。
ご存知、MEUピストルレイトモデルは刻印を打った後、上からマシニングによりフロントセレーションがつけられてます。
こちらはさすがに切削らしくエッジがシャープになっており、指に食い込む感じが強いです。
それに対してリア側のセレーションは成型時から入ってるものなのか、かなりぬるいエッジで、そのままだと見た目にもフロント側と差がありすぎるので気になります。
今回はこのセレーションを研いで、エッジをビシッと立てます。
まず最初に普通のカッターナイフで、セレーションの垂直面を削ります。
それから斜め面を今度はデザインナイフで削ります。
刃を面にピタリと合わせるのですが、逆光で影を利用すると視認しやすいです。
刃を当てて削ぐようにして面の平面出しをします。
影の付き方を見れば、セレーションのエッジ部が丸まってて鋭利さに欠けるのがよく判りますね。
このように刃をピタリと当てて、シュパーシュパーと表面を削って行くと・・・
丸まってるエッジがシャープになったのが判りますよね?
このようにカッターでHW樹脂の表面を削ぐと、金属光沢が出てとても気持ちがいいです。
作業し甲斐が湧くので、無心にシュパーシュパーやってると時間が経つのも忘れてしまう。
プチプチを潰すのに似た精神的作用があるかも?
シュパーシュパー
シュパーシュパー
縦に細い線が付いてるのは垂直面を削った時に擦れた痕です。
矢印の部分までやったところで、エッジを透かし見たところ。
ずいぶんシャープになったでそ?
やればやる程、鋭利になるはず!
片側だけでこんなに削りクズが出てもうた!
ビックリ!!
右上の拡大鏡は細部を細かくチェックするのに欠かせないアイテムです。
(ダイソーで買った)
2012年06月19日
2丁めのMEU
以前J-ArmoryのMEUをバトルダーメージ風に仕上げ直すシリーズを記事にしましたが、今回まさかの2丁めが登場!

中古品で破格の¥8,300-でゲット。
古いとは言え、SCWバージョン3同等のモデルですから、この価格でなら自分は迷わないです。
たとえ既に所有済みのモデルでも・・・、ていうかパーツ取り用にも良いですしね。


格安中古だけにどんな落とし穴があるかと思いきや・・・外観にリアルダメージがあるものの作動に関しては問題無し!
先のM1911のようにスライドがハの字に開いてる事も無く、パーツ取り用に潰すには惜しくなりました。

MSハウジングの塗装が爪で掻いただけでペロペロ剥がれて来ます。
手の汗や脂で劣化してるのか?
買ってしばらく部屋撃ちで遊び倒しましたが、やはりそろそろ仕上げ直ししたくなって来ました。
現在進行中のM1911はいったんお休みして、こちらをやろうかな。
台風が来るみたいだし、塗装出来ないし。

同じJ-ArmoryのMEUですが、二つ並べると刻印の位置が微妙に違ったり、パーツの仕様も違ってたりします。

IPA(イソプロピルアルコール)にて塗装を除去。

最初の個体には無かった穴が開いていて、ピンが刺さっていました。
何のためでしょうかね??

セレーションの傷を修復しましょう。
リアルダメージも良い物ですが(自分のミスで付けた物ではない限り)、今回は綺麗めに仕上げたいので。
ゼリータイプの瞬着を盛りつけて整形します。

ぶつけて潰れたようになってるセレーション。

瞬着を盛って、カッターで削って形を整えます。
ついでにぬるいセレーションの山を尖らせる為に一本一本ぜんぶカッターで削ぎ削ぎしましょう♪
ちなみにこれはMEUとしてではなく、プロフェッショナルベースのオラガバカスタムにする予定です。
中古品で破格の¥8,300-でゲット。
古いとは言え、SCWバージョン3同等のモデルですから、この価格でなら自分は迷わないです。
たとえ既に所有済みのモデルでも・・・、ていうかパーツ取り用にも良いですしね。
格安中古だけにどんな落とし穴があるかと思いきや・・・外観にリアルダメージがあるものの作動に関しては問題無し!
先のM1911のようにスライドがハの字に開いてる事も無く、パーツ取り用に潰すには惜しくなりました。
MSハウジングの塗装が爪で掻いただけでペロペロ剥がれて来ます。
手の汗や脂で劣化してるのか?
買ってしばらく部屋撃ちで遊び倒しましたが、やはりそろそろ仕上げ直ししたくなって来ました。
現在進行中のM1911はいったんお休みして、こちらをやろうかな。
台風が来るみたいだし、塗装出来ないし。
同じJ-ArmoryのMEUですが、二つ並べると刻印の位置が微妙に違ったり、パーツの仕様も違ってたりします。
IPA(イソプロピルアルコール)にて塗装を除去。
最初の個体には無かった穴が開いていて、ピンが刺さっていました。
何のためでしょうかね??
セレーションの傷を修復しましょう。
リアルダメージも良い物ですが(自分のミスで付けた物ではない限り)、今回は綺麗めに仕上げたいので。
ゼリータイプの瞬着を盛りつけて整形します。
ぶつけて潰れたようになってるセレーション。
瞬着を盛って、カッターで削って形を整えます。
ついでにぬるいセレーションの山を尖らせる為に一本一本ぜんぶカッターで削ぎ削ぎしましょう♪
ちなみにこれはMEUとしてではなく、プロフェッショナルベースのオラガバカスタムにする予定です。
2011年11月02日
MEU仕上げ直しの9
J-ArmoryのMEUを仕上げ直すシリーズも最終回!
着手してからかれこれ2ヶ月・・・まあ、こんなもんですかね。
元々はこんなだったMEUですが、偽鉄バトルダメージ塗装により生まれ変わったその全貌とは!?
ということで、完成画像をダダッと公開します。




プラリペアで修整したイジェクションポート内側の溝。

実銃の形状を再現したポート内側の拡張。


アウターバレルはオイルひたひたですが、本体と同じエコーブラック(塔四郎さん命名)で塗装しました。
元々のアルマイト被膜は削り落としたので、塗装が剥げたら下地のアルミが銀色に露出します。
なので自然に作動痕がつくように、あえてダメージ処理はしていません。


アウター以外の金属パーツはブルーイング処理で揃えました。
本体のエコーブラックと違和感が無く染まったので大満足です♪


スライドの鉄鉄感も金属パーツと相まってかなり増し増しじゃないかと。
先のM1911A1では控えめビンテージ処理だったのに対し、このMEUは相当使い込んだというイメージで景気よく塗装を剥がしてみましたが、フフフ…似合いますよね♪



スライド下の三角の穴は埋めてあります。

ノッチ捲れ対策済み。

インナーバレルは黒ニッケルメッキにより、銃口から目立たないように処理してあります。





以上でした〜。
今回組み立ててから、マガジン抜いて空撃ちしたとき、ハンマーがハーフコックの位置で引っかかって止まると言う症状が出るようになってしまいました・・・。
なんだかまたばらすのが億劫で、現状放置となっておりまっすw
着手してからかれこれ2ヶ月・・・まあ、こんなもんですかね。
元々はこんなだったMEUですが、偽鉄バトルダメージ塗装により生まれ変わったその全貌とは!?
ということで、完成画像をダダッと公開します。
プラリペアで修整したイジェクションポート内側の溝。

実銃の形状を再現したポート内側の拡張。
アウターバレルはオイルひたひたですが、本体と同じエコーブラック(塔四郎さん命名)で塗装しました。
元々のアルマイト被膜は削り落としたので、塗装が剥げたら下地のアルミが銀色に露出します。
なので自然に作動痕がつくように、あえてダメージ処理はしていません。
アウター以外の金属パーツはブルーイング処理で揃えました。
本体のエコーブラックと違和感が無く染まったので大満足です♪
スライドの鉄鉄感も金属パーツと相まってかなり増し増しじゃないかと。
先のM1911A1では控えめビンテージ処理だったのに対し、このMEUは相当使い込んだというイメージで景気よく塗装を剥がしてみましたが、フフフ…似合いますよね♪
スライド下の三角の穴は埋めてあります。
ノッチ捲れ対策済み。
インナーバレルは黒ニッケルメッキにより、銃口から目立たないように処理してあります。
以上でした〜。
今回組み立ててから、マガジン抜いて空撃ちしたとき、ハンマーがハーフコックの位置で引っかかって止まると言う症状が出るようになってしまいました・・・。
なんだかまたばらすのが億劫で、現状放置となっておりまっすw