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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年05月24日

熱湯矯正後のスライド

前回熱湯風呂でスライドの開きを矯正しました。


現在ブリーチをはめてもガタ無し、ぴっちりフィットしております。
スライド幅は2.4cm。(実銃の寸法って何ミリでしたっけ?)
このまま現状を維持して欲しいものです。



さて、スライドの矯正が終ったところでいつものプラリペア作業に入ります。
内側のいらない溝を埋め、



ヒケ防止のためと思われる穴を埋め、



ノッチ捲れ対策を施します〜。
なんていうか、丁寧に仕上げ直したもの程もったいなくて撃てない自分なのに、捲れ対策ってw
でもやるんです!



1.5mm角の真鍮角棒をゼリータイプの瞬着をたっぷり塗布して、べちょっと突き立てます。
真鍮角棒はヤスリで表面を荒らしておく事を忘れない。



今回は位置決めを慎重にしたので、一発OK♪



ちょき〜んと切断。
しかしこうして見ると肉厚なスライドですな。
デブイといわれるけど、この厚みとHWの重量がガツンと強烈なブローバックショックを生み出すのだから
私は細かい寸法差なんか気にしないのです。



ゼリータイプの瞬着だとそれ程でもないんですが、ノッチの内側に接着剤が伝って汚くなってしまったときの対処法。
こんなところはヤスリもサンドペーパーも届きません。
カッターナイフの刃を立てて、削ぐようにして整えると抜群に綺麗になります。



刃先だけが立ってしまうと傷だらけになるので、そうならないよう手を置く位置を動かして、ピッタリの位置を見つけましょう。
刃の影のつき方を見れば対象に対して水平かどうか判ります。
慣れると指先の感覚で判るようになります。



綺麗になりました。
(判り難い? 笑)



今回は同じようにして、セレーション部分も削ぎ削ぎしました。
やってみたらこれが素晴らしく、ちょっとぬるくなったセレーションの山が生き返りました。
白っぽくなってるところはHWの表面を削がれて金属光沢が出てるからです。



左半分が済んだところ。
この作業はとても気に入りました。
なんか塗装前の準備工程がどんどん増えていくなあw  


Posted by エコー  at 00:38Comments(6)WA/ M1911 U.S.ARMY

2012年05月21日

熱湯風呂でスライド矯正


破格の¥8,980-で入手した中古M1911(WA)でしたが、一点気になっていたのがハの字に開いたスライド。
ブリーチが勝手に外れそうな程、中でガタついていました。
何でこうなった? そんな疑問も頭をよぎりますが・・・・。



今回利用するのがこのクランプ。
2個セットで105円(ダイソー)です。



このように二カ所、開いたスライドを矯正すべく締め付けます。
あとで書きますが、この二カ所のポイントにはちゃんと意味があります。



アルミ鍋にたっぷりとお湯を沸かし、そこにゆっくりと沈めます。
火は消して、熱湯が温むにまかせて30分ぐらい漬け込んでおいても良いでしょう。
その後お湯から揚げて、クランプしたままゆっくりと冷えるまで置いておきます。
冷水で急に冷やさなくても大丈夫です。



常温に戻るとクランプを外してもこの通り。
ユルユルだったスライドがシャーシのレールにキレイにフィット!
ハの字問題が解決しました。



ではクランプした際の二カ所のポイントですが、このように矯正後のスライドを透かし見ると、矢印の辺りが外側に開こうとしてるのが若干見て取れると思います。
どうもこのスライドは加熱するとアサリの殻が開くように、ハの字に開く性質があるようです。
それも矢印の二カ所が特に強く広がるようで、片方だけしかクランプしないと、もう一方が熱湯によって開いてしまいます。
今回3度目にして真っ直ぐなラインを出せましたが、前2回は片方しかクランプしなかったため「く」の字に曲がってしまいました。



はい、反対側はキレイに真っ直ぐに伸びてますね。
熱をくわえると開くっていうのは、たとえばブリーチを外す際にドライヤーなんかをあてると、思わぬ事にスライドがハの字に広がっているかもしれないってことか・・・?
今回のこの個体ももしかしたら・・・。



今回の矯正で、後部が若干逆ハの字気味になりました。
元々スライドがデブ気味だったみたいです。
とりあえずこれでブリーチが外れてくる事は無くなったでしょう。  


Posted by エコー  at 00:55Comments(6)WA/ M1911 U.S.ARMY

2012年05月17日

ちまちまブルーイング

破格の¥8,980-で入手した中古M1911(WA)の仕上げ直し。
スライドとフレームはIPAのプールに浸けてる間、金属パーツの方を先にちまちまやってます。


ポッテリ塗られていたロイヤルブルー塗装はカンペのリムーバーで剥離し、表面を研磨してブルーイング。
ブルー液はバーチウッドのスーパーブルー。
綿棒で原液を直接塗って、シャイネックスの1500番でススを落とすと写真のようにキレイな青みが出ます。
1日に3個〜4個ずつ、ちまちまやってるので、下の方のはまだ染める前です。
なかなか良い感じになって来てるじゃな〜い?



今日はサムセフティをヤスリで整形しました。
平面部を縦に横に削って薄くしています。
実銃のM1911の写真を見ると、みなこんな感じになってますよね。
一個一個手作業で加工してるのか知らないけど、個体によって様々な形をしてるようです。


目標に一歩ずつ近づいて行く♪
  


Posted by エコー  at 00:25Comments(6)WA/ M1911 U.S.ARMY

2012年05月11日

IPAにドボ〜ン

破格の¥8,980-で入手した中古M1911(WA)。
外観の状態は良好でしたが、やっぱどう見てもプラに青く塗った感の拭えない仕上げがオモチャっぽくて、やはり仕上げ直す事にしました。


バラしてオイル洗い落として、IPA(ガソリンタンク用水抜き剤)に浸けました。
IPAの量が足りなかったので、いつものホームセンターへ買いに行ったらお気に入りの銘柄が無くなってて、今回は台湾の安い水抜き剤。
臭いがいつものアルコールくさいのと違って、ラッカーうすめ液くさい感じでしたが一応成分はIPA99%以上+錆び止め剤。
多分問題は無いと思いますが・・・。
浸けて数時間後、スライドを爪楊枝で引っ掻いたら塗装がとれました。
今回は楽に剥離出来そう♪



金属パーツはカンペのリムーバーで剥がして、ブルーイング仕上げにしましょう。
ポテッとした塗装より、キリッとエッジを立てた方が何十倍も素敵ですもんね〜。
ま、ゆっくりちょっとずつ・・・時間をかけてやりますか。
ベランダで作業しやすい季節になって来ましたしね〜。


目指す仕上げは

こんな感じで・・・


こんな風に出来ればだけど、
ここまではさすがに無理かw  


Posted by エコー  at 23:52Comments(4)WA/ M1911 U.S.ARMY

2012年05月07日

久しぶりの更新

このところ仕事が忙しくて更新をサボっていましたが、やっと解放されました。
もうここ一ヶ月半近くは仕事の重圧と、約束の期限を守る為のハードワークで胃潰瘍になって
食事もままならない有様だったんです・・・。
バナナと牛乳、うどん、雑炊ぐらいの毎日。
そんな激務をこなしても大した金にならないご時世なので、軍資金の足しにもならないから哀しい・・・。
でも今はようやく解放されて、本当に楽になってます。
胃腸の調子も精神的なストレスの原因が解決したらスッと良くなりました。
不思議な物です。


ホントに忙しかったので、記事にするネタも殆ど増えておりません。
金属M36にグリップを新調しました。
まさかの金にホワイトパールの組み合わせw 見慣れるとこれはこれで・・・。


金メッキって、フラッシュを焚くか焚かないかで別物になりますね。



前回紹介したM1911にも木グリを新調。
Rockenのポーフェロとかいう材のダイヤチェッカーです。
写真より実物はもう少し暗い感じです。
なかなかカッチリして新品感いっぱいですが。


そして・・・これ。

ようやく再販されたマルベリーフィールドのコクサイパイソン用オーバーサイズグリップ。
サービスサイズは以前購入しましたが、オーバーサイズはずっと売り切れ状態でしたね。
気長に待ち続けた甲斐があって、ようやく入手出来ました。
このチーク材の白っぽい色がいまいち金パイに似合わなさそうなので、好みの色合いにウレタンニスで着色しようかと思ってます。

とまあ、こんな感じでグリップがいくつか増えただけですが、とにかく疲れました〜。


<追加>

うっかり忘れてました。
そういえばこの金属M10ちゃんにもグリップを新調していたんでした。
なんていうか、金メッキに一番無難そうなローズウッドの組み合わせ。
先にこちらを合わせたので、M36の方は無難じゃない方の路線に行ってみたんでした〜。  


Posted by エコー  at 17:28Comments(8)ご挨拶