2022年04月16日
ブルーイング始めるかぁの20(おまけ)

ブルーイング前の研磨作業をしてる時に、はたと気づいたのがシリンダーギャップの開き。
モデルガンをブルーイングした時は気にすることもなかったが、ガスガンではそこからのガスの漏れは初速低下に直結すると思い、なるべく研磨し過ぎて隙間が開かないようにしなければと注意したが・・・。
フレーム側とシリンダー前面、両側を研磨するので意識してもやはり隙間が開くのは避けられなかった。
見た目にはごく僅かだが、不織布マスクの見えない繊維の隙間でさえ空気が難なく通過することを思えば、この隙間の大きさは無視できない。
かと言って初速計でどれぐらいダウンしたか計測したわけじゃないけれど・・・。

それでシリンダーギャップを埋めようと、このようなCリングパーツを自作。
ブルーイング作業をしながら、もし組み立てた時に隙間が空いたらこうするしかないと、もんもんと考えていた方法。

ノギスで寸法を測って、材料は適当なクリアファイルで。

このCリングをインナーバレルガイドにかませて、

フレームとの間に挟み込む。

こんな感じに、他のKフレームと見比べても元通りになったと思う。
試射しても元気にターゲットペーパーを貫通した。
これにてタナカペガサスM19ブルーイングシリーズ終了。
2022年04月12日
ブルーイング始めるかぁの19
前回UPから漏れた残りの写真。








フレームのブルーイングでしくじったなあと、反省点を踏まえてブルーイングしたバレルの方がやっぱり綺麗。








フレームのブルーイングでしくじったなあと、反省点を踏まえてブルーイングしたバレルの方がやっぱり綺麗。
2022年04月09日
ブルーイング始めるかぁの18
タナカペガサスリボルバーM19のブルーイング。
1月27日に思い立ってから、もう4月を過ぎてようやく完成。
まるまる2ヶ月以上費やした。
しかし、これをやってる間は変な物欲が抑えられ、いらぬ衝動買いをせずに済むと言う効果があるのは嬉しい発見。

最終的に組み上げると、思ったよりいい感じに収まっていてまずまずの出来栄え。

もともとこうだった物が、

こうなった。
全然別物に。



角度というか、室内の写り込みによってHWと金属パーツのブルーイングの差がハッキリ出てしまうが、

色味としては心配したほどには酷くなかった。
まあメッキモデルでもフレームとサイドプレートで質感が全然違うことも珍しくないのだから、良しとしよう。


グリップは中古のS&W実銃グリップ。
派手に欠損していた部分を有り合わせの木片で繋いで整形し直したが、ここだと言わなければ絶対わからないぐらいの仕上げ。
この銃に完全に合わせてラインを修正してるので、合わせ目にズレもなく美しい。

いままでブルーイングはモデルガンしかやったことなかったが、ペガサスリボルバーもアリだな。
金属のシリンダーが重々しくて良い。
HWでブルーイングが上手くできるならば、スチールジュピターフィニッシュを買う必要は無いとさえ思う。
初のチャレンジで、反省点は多々あるが。
1月27日に思い立ってから、もう4月を過ぎてようやく完成。
まるまる2ヶ月以上費やした。
しかし、これをやってる間は変な物欲が抑えられ、いらぬ衝動買いをせずに済むと言う効果があるのは嬉しい発見。

最終的に組み上げると、思ったよりいい感じに収まっていてまずまずの出来栄え。

もともとこうだった物が、

こうなった。
全然別物に。



角度というか、室内の写り込みによってHWと金属パーツのブルーイングの差がハッキリ出てしまうが、

色味としては心配したほどには酷くなかった。
まあメッキモデルでもフレームとサイドプレートで質感が全然違うことも珍しくないのだから、良しとしよう。


グリップは中古のS&W実銃グリップ。
派手に欠損していた部分を有り合わせの木片で繋いで整形し直したが、ここだと言わなければ絶対わからないぐらいの仕上げ。
この銃に完全に合わせてラインを修正してるので、合わせ目にズレもなく美しい。

いままでブルーイングはモデルガンしかやったことなかったが、ペガサスリボルバーもアリだな。
金属のシリンダーが重々しくて良い。
HWでブルーイングが上手くできるならば、スチールジュピターフィニッシュを買う必要は無いとさえ思う。
初のチャレンジで、反省点は多々あるが。
2022年04月06日
ブルーイング始めるかぁの17
タナカHWガスリボM19のブルーイングもいよいよラストスパート。
大物パーツのブルーイングはほぼ終了し、残すは小物。


結局今回のブルーイングは全てEX.BLUEで仕上げることになった。
コルトのロイヤルブルーを再現するブルー液というが、確かにそんな感じのブルー感が感じられる。
バーチウッドが入手しにくくなった現在、初めて使ってみた自分にとっては不足のない製品だと思った。

トリガーとハンマー。
リューターのワイヤーブラシで、組み上げた際に外部に露出するであろう部分だけ黒皮膜を剥ぐ。

その後1000番までのペーパーにて水研ぎし、ヘアラインを残してケースハードン風にブルーイング。

まず最初に50~100倍ほど希釈したブルー液を綿棒に湿らせ、全体に塗布していく。
ほとんど色がつくか、つかないかという濃度でムラなく均一に、表面に液が残らないように拭き取っていく。
そうして銀色に磨かれた部分がうっすらと黄ばんだかなという状態にしてから、今度は面相筆でブルー液を原液塗布で焼きムラの再現をおこなった。
これでほぼ全てのブルーイング作業は終了。
あとは慎重に組み立てるだけだ。
さて、経験値の低いブルーイング初心者が、初めてタナカリボルバーをブルーイングした結果やいかに。
大物パーツのブルーイングはほぼ終了し、残すは小物。


結局今回のブルーイングは全てEX.BLUEで仕上げることになった。
コルトのロイヤルブルーを再現するブルー液というが、確かにそんな感じのブルー感が感じられる。
バーチウッドが入手しにくくなった現在、初めて使ってみた自分にとっては不足のない製品だと思った。

トリガーとハンマー。
リューターのワイヤーブラシで、組み上げた際に外部に露出するであろう部分だけ黒皮膜を剥ぐ。

その後1000番までのペーパーにて水研ぎし、ヘアラインを残してケースハードン風にブルーイング。

まず最初に50~100倍ほど希釈したブルー液を綿棒に湿らせ、全体に塗布していく。
ほとんど色がつくか、つかないかという濃度でムラなく均一に、表面に液が残らないように拭き取っていく。
そうして銀色に磨かれた部分がうっすらと黄ばんだかなという状態にしてから、今度は面相筆でブルー液を原液塗布で焼きムラの再現をおこなった。
これでほぼ全てのブルーイング作業は終了。
あとは慎重に組み立てるだけだ。
さて、経験値の低いブルーイング初心者が、初めてタナカリボルバーをブルーイングした結果やいかに。
2022年04月03日
ブルーイング始めるかぁの16
前回の続き。
シリンダーのブルーイング。

ブルーイング直前の状態。
3000番のシャイネックスまで研磨した。
このままシルバーモデルのシリンダーとしたいぐらいの出来栄えだが・・・。

EX.BLUEで染める。
途中の段階だが、かなり年季の入った雰囲気。
表面積が大きいパーツなのでなかなか進まないうえに、この状態のまま途中で5日間ほど家を空けて放置しなければならなかった。
帰宅してから再び続行すると、普通にブルーイング液が反応したので安心した。

しつこくしつこく作業し続け、染まりの遅い部分は綿棒などで局所的にブルーイングを重ねてここまできた。
ブルーイングしながら20倍ぐらいの拡大鏡で表面状態を確認するが、この状態になると表面が青黒い生成物でゴワゴワに覆われている。
決してツルツルではない。

にもかかわらず、鏡面度が上がったように見える不思議。
だんだん完成へと近づいてきている。
シリンダーのブルーイング。

ブルーイング直前の状態。
3000番のシャイネックスまで研磨した。
このままシルバーモデルのシリンダーとしたいぐらいの出来栄えだが・・・。

EX.BLUEで染める。
途中の段階だが、かなり年季の入った雰囲気。
表面積が大きいパーツなのでなかなか進まないうえに、この状態のまま途中で5日間ほど家を空けて放置しなければならなかった。
帰宅してから再び続行すると、普通にブルーイング液が反応したので安心した。

しつこくしつこく作業し続け、染まりの遅い部分は綿棒などで局所的にブルーイングを重ねてここまできた。
ブルーイングしながら20倍ぐらいの拡大鏡で表面状態を確認するが、この状態になると表面が青黒い生成物でゴワゴワに覆われている。
決してツルツルではない。

にもかかわらず、鏡面度が上がったように見える不思議。
だんだん完成へと近づいてきている。