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Posted by ミリタリーブログ  at 

2022年09月12日

黒いパイソン

タナカのコルトパイソン、スチールフィニッシュ。
誰もが一丁は持ってるであろう人気のリボルバー、コルトパイソン。
自分も複数持っているけど、金や銀はあっても黒はまだ持っていなかった。
いつか欲しいと思っていた黒艶メッキパイソン、ついに入手してしまった。




昨晩Amazonプライムビデオで、トム・ベレンジャー主演の映画「ディア・スナイパー」を見た。
年老いて足腰弱々しくなったトムの姿は哀しいものがあったが、なんとちょうど4インチパイソンを使って悪党を次々やっつける作品だった。
森の中でM4を乱射してくる相手にバーン、バーンと一発必中のリボルバーで対抗するのが妙に痛快。
なんかリボルバーに撃たれると他の銃より痛そうと思ってしまう。




黒メッキだが、バレルとフレームで微妙に黒さに差があるのが個体差によるものなのか分からないが、なかなか良い。
まあ本当に微妙な差なんだけど。
グリップはタナカ純正の+ウエイトグリップ。
チェッカーが立っていて手のひらに食いつく感じ。
またABSメッキモデルではあるが、タナカ特有のガスタンクを内包した金属製マガジンシリンダーやメタルサイドプレートのウエイト効果もあって手の中でズッシリと感じられる。
ここがペガサスリボルバーの魅力。(ライブカート派には欠点?)




室内でフラッシュを焚かずに自然光だけで撮る際、三脚を立ててシャッター速度を遅くしてみたいなめんどくさいことをするのでなければ、手振れを防ぐために絞り開放かISO感度を上げるかしてシャッター速度を稼がなくてはならない。
ISO感度を上げれば画質にノイズが出るので、自分は絞り開放で撮影する方を選んできた。
そうするとピントが浅くなって、前後がボケる絵になる。
それが前回や前々回の記事の写真。
背景がボケて被写体の銃が浮かび上がるような効果が出る。
しかしピントが浅すぎると銃そのものも前後にボケて、刻印を見せたいと思っても、撮影する自分が微妙に動いてしまうことでピントを外してしまうことも多い。

今回は深度合成というデジタル技術ならではのマジックを使って、絞り開放ながら前から後ろまでピントがカッチリ合ってるという撮影をしてみた。
これは一回の撮影で複数枚のピント位置をずらした撮影を自動で行い、最後にそれらを合成して前から後ろまでピントが合った写真を作成してくれるありがたい機能によるもの。
だから縦構図で奥行きのあるアングルで銃を撮影しても、グリップから銃口までボケていない写真が作れる。
本来なら絞り値を上げて、ピントを深くすることで得られる写真。



純正グリップだけあり、ピターっと合わさってズレもない。



金属のリアサイトは塗装ではなく、染めかな?
金属感が際立ってて良い。
フレームの梨地も良いが、目立つ “ヒケ”があるのは気になるところ。



深度合成を使わずに撮るとこのように前後にボケが出る。
見せたい部分にピントを合わせ、そこを際立たせる場合はこちらの方が良い。
この写真で言えば、クレーン前面のメッキの剥がれだ。
黒メッキは弱いとよく聞くが、この部分も剥がれに気づいた後爪でこすってみたら、スクラッチカードの銀みたいにポロポロ剥がれたので驚いた。
剥がれた下も黒っぽいのであまり目立たないが、なるべくここは触らないようにしよう。

  


Posted by エコー  at 08:50Comments(2)タナカ/ COLT PYTHON

2019年07月03日

スマホのカメラじゃ満足な画は撮れない

2017年の末ぐらいからこのブログの写真はiPhoneのカメラで撮ってます。
それまではSonyのCyber-shot DSC-T9で撮っていましたが、使うときにかぎってバッテリーが空で充電しないとダメ、それで気持ちが折れることが多々ありました。
撮った写真もカードリーダーでメモリーカードからパソコンに読み込まなきゃならない手間があったり、古いので動作に不具合が起こったりでもう買い替え時を迎えていました。
でも歳のせいか、もう多種多様なコンデジの性能の違いや、機能を比べてこれぞという製品を選ぶことが億劫になって、なんとなく買わずじまいのまま。
たぶんエアガンモデルガンなら楽しいことでも、あまり趣味の対象ではない製品だからなのでしょう>デジカメ


iPhone Xで撮影したタナカパイソンです。
前回のブルーイング したコクサイのモデルガンの写真もそうでしたが、素材感がペターっとして、手に取るような物の質感が根こそぎ失われたような写りになります。
実際に目の前にあるコレっていう質感は完全に消えます。
自分が下手だからというのは抜きにして、程度の差こそあってもこれは機械的な理由でしょう。
所詮スマホのカメラですっていう。(その後色々聞いた話によると、機械的と言うよりむしろデジタル処理によるソフト的な影響らしいです)
あの古いT9のほうが物の質感をしっかり写していました。
ちなみにこの写真はPhotoshop Elementsで明るさとコントラストをいじっています。
オリジナルは下に




タナカのペガサスパイソン6インチニッケル
メッキが今まで購入したタナカ製品でもっとも綺麗でアラのない個体でした。
あまりにも綺麗で素手で触るのも恐れ多いぐらい美しいです。
実はまだガスを入れて撃ったこともなければ、ハンマーをパチンと撃ち下ろしたこともないのです。
タナカ純正ウォールナットブリップに換えていますので、持つと見た目とのギャップを感じるほどに軽いですが。



新しいデジカメを買うか、フォトレタッチでそこそこに誤魔化すか、悩みどころではあります。
ところで10年前にミリブロを自分が始めてから、一度トップページなどの仕様変更がありましたね。
それ以降ずいぶんそのままになってますが、またそろそろ何か変化があってもいいのかなと思っていますがどうでしょうか?

  


Posted by エコー  at 18:20Comments(0)タナカ/ COLT PYTHON

2016年04月19日

パイソン木グリのオイル仕上げ

タナカニッケルパイソン購入に先立って入手した、タナカ純正パイソン木グリ。
もともと明るめのウォールナットという仕上げだったのだが、全部同じ色のメーカー純正仕上げじゃ愛着も何もわかないので仕上げ直す。
さてどんな色のイメージにしようか?
ニッケルパイソンが手元に無いまま、実銃の写真をネットで漁りながら楽しく妄想に浸った。
たとえばここのフォーラムなどは実グリの写真がたくさんあって、いろいろなカラーがあって面白いのだが、まあ大体レンガのような赤っぽい感じが多い。


オイルフィニッシュの前に表面をサンディング処理する。
メダリオンは接着されていたので外すのに普通は苦労すると思われる。
自分はグリップごとお湯で煮たので、接着剤がふやけて簡単に取れた。
しかし完全乾燥後グリップに若干の反りが出たので、少々その後処理が必要になった。



あまり木目の目立つグリップじゃなかったので、ワトコオイルのダークウォルナットをさっと塗布してすぐに拭き取ってみる。
オイルの吸い込みの多い部分と、あまり浸透しない部分で着色のメリハリを付けることを狙った。
グリップそのものをダークウォルナットにするのではなく、木目を黒っぽく起こす感じ。



その後、WEのM14の木ストや、GHKクリンコフのハンドガードでも使ったダークウォルナット+マホガニーのミックスオイルを塗布したり、マホガニーだけを重ねて塗布したり、ウエットサンディングをして拭き取りながら木の表面の導管を埋めつつ仕上げていき・・・



ある程度いい感じになってきたところで、今度は無色のナチュラルを塗布して、もうウエットサンディングはせずそのままふき取るというツヤ出しをして終えた。
ここまで多分2週間以上かけている。



メダルをはめ込む。
接着はせずに、ただはめ込んだだけである。
下に穴を貫通させてあるので、裏から突き出せば外せる。
ウエットサンディングのおかげで表面はつるつる(光沢ではないが)、またチェッカーは手のひらに食い込む位に立っている。
出来上がったグリップがニッケルパイソンに実際に装着されたところは前回の写真で。

ちなみに参考にした実銃のグリップのイメージはこれ
まあほぼ同じ色味が出せたかな。  


Posted by エコー  at 21:33Comments(0)タナカ/ COLT PYTHON

2016年04月14日

最高美麗パイソン

タナカのニッケルパイソン6インチモデルを購入した。
撃って遊びたいという気持ちがあって買ったのではなく、綺麗に写真を撮って満足したい感じが強い。
コレクションアイテムだ。
新品の、一番綺麗な状態で写真を撮っておく。
この製品は内部の設計を見直して、これまでの製品の欠点を解消したものとなっているようだ。
しかしタナカのパイソンはこれが初めてのため、具体的にどう変わったのかは確認できない。
ただバレル右側の刻印がTANAKA刻印から実銃のColt刻印に変わっている。

自分のファーストインプレッションとしては、これまで買ったタナカ製品の中で最も丁寧に注意深く仕上げられた美麗な製品だということ。
同じニッケルメッキモデルではS&W M442を持っているが、それと比べてもメッキの仕上がりが美しいと感じる。
このモデルがこの先も再販された時に、同じような仕上げの品質を保っていけるのか分からないとすれば、今回購入したのは絶対に間違いではなかったと思う。
なにしろ実銃のパイソンも後期製造のものは品質が悪化していたとかなんとか・・・。









この6インチのスラリと長いバレルが鏡のように周囲を写し込んで、光と影のコントラストがバレルに沿うように真っ直ぐ走っているのが何とも美しいニッケルメッキならではだ。










自分はそれほどパイソン好きって訳ではないのだが、綺麗な銃が好きな人はちょっと無理をしてでもこの際に入手することを強くお勧めする。
とくに6インチは長いバレルが惚れ惚れするほど美しい。
気品を感じる。  


Posted by エコー  at 23:57Comments(2)タナカ/ COLT PYTHON