スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年04月28日

素ガバの7

WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの7です。


いよいよ塗装も最終行程を終了し、乾燥待ちとなりました。
前回紹介したパーカーシールの寸止め塗装で、下地の銀を生かした鉄っぽい仕上げをスライド及びフレームに施しています。
パーカーシールはほんのり色付けする程度なので、その前のステンレスシルバーによる下地作りは、ほとんどそのままでも完成の域まで丁寧に塗膜を作りました。
ステンレスシルバーは乾燥がとても遅いので、ペーパーで表面をならすのが非常に時間と根気のいる作業でした。
(まあ乾燥を待つ間は他の作業に時間をつぶしましたが)









大体こんな感じです。
けっこう鉄鉄感がしてますよね?
下地の銀が見えてるせいで、光の加減で写真の印象が変わってしまう。
なるべく目で見た雰囲気を紹介出来そうな写真を選びましたが・・・。  


Posted by エコー  at 00:51Comments(9)WA/ M1911A1

2010年04月19日

素ガバの6

WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの6です。

今日は天気が久しぶりに良かったので、現在進行中の素ガバの金属パーツを塗装しました。

今回はいつもと違う塗装イメージを持ってて、前からちょっと楽しみにしていたんです。
塗料はインディのパーカーシールで、ミリガバのユーズド感を出した仕上げを目指しました。
元の塗装を剥離して地を出したパーツの上に、エアブラシで極薄に寸止め塗装をします。
寸止めとは、塗料が下地を隠蔽してしまう前に塗装を切り上げてしまうという事です。


で、塗装したパーツ達です。
サッと吹いて、下地を覆い尽くす前に寸止めして完成とします。


サムセフティ。
けっこう鉄っぽいですよね。


プランジャーチューブはなかなか秀逸。


パーカーシールは塗装後こすると金属光沢が更に出るという話ですが・・・。


チェッカーがいい感じ♪


トリガー。

大体こんな感じです。
なかなか写真だと実際のイメージが伝えにくいですが、かなりリアルなパーカー風仕上げになってると思いますよ。
たっぷりと塗膜を形成するより、薄吹き寸止めがこの塗料に合ってるという気がします。
(経済的にも嬉しい)

さあ、フレームとスライドをステンレスシルバーで下塗りした事が意味を持って来ましたよ〜♪  


Posted by エコー  at 00:28Comments(6)WA/ M1911A1

2010年04月15日

お色直し

M1911A1の仕上げ直しは、現在下塗り銀塗装の乾燥待ちです。
仕上げは下塗りの銀を生かしたパーカーの予定でいますが、アラが無くなるまでもう少し下塗りを重ねるつもりです。

そんな待ち時間を利用して、次のブツの下準備をしておこうと思います。
次のブツは・・・

こやつじゃ!
Colt Defender 09DX

以前私は衝動に駆られてこの限定品のガバを2丁買いしたのでありました。
(片方は非DX)

ところが箱から出したら、最初からキズだらけの雑な塗装に泣かされて・・・。


結局汚いパーツだけをニコイチにして仕上げ直しをしたのが現在上のようになっておりまして。
比較的奇麗なパーツを集めた方のは撃って遊ぶ用になっておりました。



撃って遊ぶ用なので、だんだん使用に伴いスレやキズなども目立って来ています。
なので、こいつもそろそろお色直しの時期かなと。


Defenderと言えば、前回仕上げ直しした時はこの小さな2頭の馬の刻印の彫り直しに苦労させられた苦い思い出が有ります。
当時はルーペなど使わず肉眼のみでコレと格闘したので、どこを彫ってるのかも判らない感じで勘だけを頼りにやってました。


今回、初めてこの馬をデジカメによる超マクロ撮影で拡大してみました。
あらためて拡大写真で見てみると、当時肉眼では判別出来なかった細かな部分に気付かされます。
まず、馬の胸元の槍が単なる→ではなく、竿に紐が巻き付いたような装飾があることが判ります。
これ、原寸大では全然判りませんでしたw
尻尾などもどういうデザインなのか潰れてしまってて判りにくいですね。


反対側の馬を確認する事で尻尾のデザインが少し判ります。
あと目が点ではなく、輪で描かれてるのも今回初めて知りました。


今回はルーペを覗きながら、この馬をなるべく丁寧に慎重に掘り起こしていきます。
目が疲れたら止めて、時間を空けながら。

<おまけ>
恥を噛み締めつつ、前回仕上げ直した馬の拡大写真を載せておきましょうw

かなり本来と違う馬になっちゃってますね〜。
目が点になって、ちょっと可愛くなってます。
でも結構頑張ってますよ、ルーペを使わずよくやったもんだ、自分を褒めてやりたいw
でもこれ、実際実物大で見比べると少しも違和感無いんですよ?  


Posted by エコー  at 00:25Comments(4)WA/ DEFENDER

2010年04月11日

素ガバの5

WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの5です。

現在の進捗・・・。

金属パーツ類の塗装を、カンペ大先生のリムーバで剥離しました。
塗装を落とすとこんなネズミ色。
今回はチェッカーが刻まれてるパーツが多いので、リムーバーで隅々剥離しようと思った訳ですが、ちょこっと残っちゃってる部分も有りますが良く落ちてくれましたよ。


でも結局ヤスリでシコシコしちゃっています。
やってる間は無我の境地に達しているので、時間の感覚を完全に失っております。
気付いたらチェッカーまで三角棒ヤスリで・・・。
コレが結構クセになりますな〜。
WAのダイキャストグリップというのが欲しくなって来ました。


フレーム&スライド。
今回は下塗りにステンレスシルバーを使用しました。
うちで一番余ってる塗料がステンレスシルバーなもので・・・。
下塗りなのがもったいないぐらい銀ピカになってしまいました。
あとツルツルで硬いっすね、シルバーって。  


Posted by エコー  at 00:31Comments(4)WA/ M1911A1

2010年04月05日

素ガバの4

WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの4です。

ここのところ平面出しを済ませて、薄くなった刻印を掘り返すと言う作業をずっとやってて首がこってます。


素ガバのスライドの刻印は、洒落っ気の無い、実に事務的な内容が打ち込まれてますが、これが細かくてしんどいですね。
写真は左から始めて馬のところまで終わったところ。
上に写ってる小さなルーペと製図用の針が頼りの作業です。

さて、

今回は「何も無いところに刻印を彫る」第2弾をやってみようと思います。
ここのフォーラムに掲載されてる実銃のM1911A1には、フレームのハンマーピンの穴の付近にスプリングフィールド国営造兵廠の刻印(だと思う)が打たれています。
WAのガバには再現されていませんが、マルイのガバには付いてますね。
その刻印を、自分で人間彫刻機となって彫ってみようという挑戦ですw
刻印の元となる図案をネットの写真で漁るものの、実銃で鮮明に打たれてるものは殆ど見当たらず、しょうがないのでマルイのガバのものをハイパー道楽さんのレビューのとこから利用させてもらいました。
(マルガバ持ってないもので・・・)


図案をフレームに転写する方法は極めてローテク。
裏に鉛筆の芯を塗り付けて、それをフレームの上に重ねて図案をなぞるという、子どもの頃よくやったトレースです。


ではフレームに重ねます。
トレース時にズレないよう、テープでしっかり固定します。
マルイのように奇麗に上下を合わせるのではなく、ちょっとだけ傾けておきます。
これは遊び心ですが、実銃の写真では90度傾いて横向きになってるものもあったぐらいなので、いい加減な感じの方がリアルっぽいかなと。


爪楊枝でなぞってみましたが、あまり強く押し付けると紙が傷むので普通にシャーペンの方がやりやすかったです。
円の部分はテンプレートを使って、奇麗になぞります。

さて、転写結果は・・・

か〜なりビミョ〜w
決して見えなくはないが〜w


結局上からシャーペンでまたなぞりました。
白く見えるのは光が反射してる為で、普通の黒い芯で書いてます。
でもこの反射を利用して彫っていきます。


下書きに沿って針を刺して行くのですが・・・、うわ〜ズレまくりだw
しかも一部ラインが二重に〜(;´▽`A``
いや、まだまだリカバリー出来ます!


どうだろう、大体こんなものか?
(このとき図案から砲丸が消失してる事に気付いていない・・・。)


点で打った刻印を線で繋げて行きます。
ここで忘れていた砲丸を追加。


最終的に彫って彫ってこんな感じになりました。
直径が6mm弱ってところでしょうか、かなり細かかったですね。
やれば出来るものですw  


Posted by エコー  at 00:19Comments(7)WA/ M1911A1

2010年04月02日

素ガバの3

WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの3です。


前回金属ヤスリでゴリゴリと削ったダストカバーを、今度はペーパーで水研ぎ。


私のペーパー掛けのお供はシャーペンの芯の容器。
なかでも角張ってて使い心地の良い三菱Uniのケースはお気に入りです。
ペーパーは、たわまないように必ず両面テープで貼付けて使います。

研ぎ方は山の頂上から、丸く面に沿ってエッジ方向に抜くように。
フレームを動かしならヤスリを這わせるといい感じです。


決してエッジを乗り越えないように、手前でヤスリを抜きます。
これをやると、もともと甘いエッジでもカッチリ利かせる事ができます。


ゴリゴリして荒くなっていた面が整いました。


トリガーガードの付近は棒状の物にペーパーを貼付けて使います。
エッジを利かせた仕上げ直しをするなら、先に曲面部分を済ませ、平面出しは最後にやります。  


Posted by エコー  at 22:45Comments(4)WA/ M1911A1