2014年03月22日
バラしてみたらの2
タナカのカート式ボルトアクション、M700P LTRバージョン2の話

ストックのポーチに入れてあるもの。
本体を買った時に同梱されてたBB弾と、写ってないけど分解用の六角レンチ3本、そしてレンズ拭き。
レンズ拭きクロスはレンズを拭くためではなく、使用後にカートリッジを拭くために使ってます。
カートリッジは新品のうちは結構汚れます。
銃の中がオイルやグリスでギトギトなので。
でも一度分解してマガジンの中やボルト周辺を奇麗にしてからはそれ程極端に汚れなくはなった・・・。
ちなみにこのチークパッド、PANTACというメーカーのやつで、値段の割にとてもしっかり出来てて安っぽくないです。

さて前回アウターバレルを外した続きです。
出てきたインナーバレルが想像以上に短くてびっくりしたので、手近に有ったマルイのBBローダーを横において撮ってみました。
銃口からクリーニングロッドを入れた時、やけにインナーバレルが深い所に有るなとは思ってましたが・・・。
これじゃサイレンサーとかつけるのは無理ですねえ。

アウターバレル内部を根元の方から撮ってみました。
奥にフォーカスが合わなかったんで見づらいですが、インナースリーブが中に通ってます。
銃口の方で固定されてるように見えます。

チャンバーはABS樹脂のようですね。
ストック以外は殆ど金属パーツで構成されてる中で、ここだけABSなのは安全対策なのでしょうか?

さて、いよいよインナーバレルを取り外しにかかります。
今回のバラしの第一の目的はインナーバレルの寸法を見ること。
その次はチャンバーの構造と素材を確認することです。
まずインナーバレルを固定してるチャンバーナットというパーツを外します。

そしてインナーバレルを引っ張ったらホップアジャスターパーツごとチャンバーから抜けました。

これがその辺りのパーツ表なのですが、バージョン2に変更前の取り説なので、実際とは違う箇所も有ります。
アウターバレル関係、図では判りませんがインナーバレルの全長も変わっているようです。

矢印のプラスチック製のリングパーツもパーツ表にありませんね。
外周のサイズがホップラバーと一緒なので、インナーバレルをチャンバーによりしっかり固定するために追加されたものでしょう。

ホップラバーを外してみました。
インナーバレルの切り欠き形状はこんな感じなので、KM企画のTNバレルは非対応ですね。

ホップの突起は集弾性が良好だったM327 M&P R8の物に似ています。
もしかして同じ物か?

そして今更だけどインナーバレルの長さを測ってみます。
16.5cmでした。
う〜っむ、約6.5インチか、ハンドガンサイズですね。
所有してるペガサスリボルバーM327 M&P R8が5インチバレルだから、ほぼ同等かなw
狙撃用ライフルなのにペガサスリボルバーと同等とか、少し哀しいかも。
まあそもそもカート式なんだから精度を期待してもしょうがないけど。
むしろそのカテゴリーのなかでどこまで高めるか、ですから。
日本のトイガン業界の宿命じゃないですか。
制限の中でより商品価値の高い物を生み出す。
そしてユーザーが更に満足を求めてカスタムする・・・。

インナーバレルのサイズを確認出来たので、次にチャンバーをチェックしたいと思います。
チャンバーはピン一本と、矢印で示したチャンバーホルダー(C26)によってレシーバーに固定されています。
ピンを抜いて、チャンバーホルダーを前方にスライドさせてチャンバーを外します。
なんとレシーバーはアウターバレルをねじ込む部分の下のところがごっそり開いていて、チャンバーは下にすぽんと外れます。

外したチャンバーはやはりプラスチック。
なぜそれがそんなに気になるかと言えば、エジェクションポートから覗いた時に、カートの先端がぶつかる所がボコボコになってるように見えたから。
そして、取り外して明るい所でよく見ると、やはりテーパー状になってる内側の壁に打傷が結構ついていましたね。
カートリッジがアルミだから、勢い良くボルトを操作するとチャンバーが傷むと言うわけです。

なのでカートリッジの先端の角を少しヤスリで丸めてやりました。
あとカートリッジも最初かなり汚くて、内側を綿棒で拭いたら真っ黒でしたので、奇麗にしたら集弾性がぐっと良くなりました。
バレルクリーニング以上に、カートリッジのパッキンのメンテが大事です。

チャンバーにカートを挿入してみました。
かなりフィット感が有るように感じました。
ペガサスリボルバーのシリンダーよりはずっと精度と気密が取れてると思います。


そしてガスタンクです。
ガスタンクは中にまだガスが入っているのでバラしません。
ガスタンクはフィーディングランプを兼ねてて、逆V字に痕が付いてるのはボルトによってマガジンからカートリッジが押し出されてせり上がるときの物です。
またフィーディングランプの上の丸いところがバルブで、ここをノッカーが叩くとガスルートパッキンの穴からガスが放出されます。
で、このバルブの頭の所の打ち傷が結構激しくて、大丈夫なのかなって心配になりました。
だってガスブロのマガジンのバルブって、こんな傷ついたりしませんよね。
クッションが利いてないのかな?
あとガスルートパッキンの穴がBB弾がすっぽりハマるサイズなので、カートリッジからこぼれてこの穴に詰まるとトラブルの元です。

せっかくだからシリコンオイルで拭き拭きしておきました。

お座敷6メートルで5発、これぐらいの精度
ちなみにホップ最弱
ホップ利かせるとめちゃくちゃ弾道が荒れる
<おまけ>
気分は極上w
ストックのポーチに入れてあるもの。
本体を買った時に同梱されてたBB弾と、写ってないけど分解用の六角レンチ3本、そしてレンズ拭き。
レンズ拭きクロスはレンズを拭くためではなく、使用後にカートリッジを拭くために使ってます。
カートリッジは新品のうちは結構汚れます。
銃の中がオイルやグリスでギトギトなので。
でも一度分解してマガジンの中やボルト周辺を奇麗にしてからはそれ程極端に汚れなくはなった・・・。
ちなみにこのチークパッド、PANTACというメーカーのやつで、値段の割にとてもしっかり出来てて安っぽくないです。
さて前回アウターバレルを外した続きです。
出てきたインナーバレルが想像以上に短くてびっくりしたので、手近に有ったマルイのBBローダーを横において撮ってみました。
銃口からクリーニングロッドを入れた時、やけにインナーバレルが深い所に有るなとは思ってましたが・・・。
これじゃサイレンサーとかつけるのは無理ですねえ。
アウターバレル内部を根元の方から撮ってみました。
奥にフォーカスが合わなかったんで見づらいですが、インナースリーブが中に通ってます。
銃口の方で固定されてるように見えます。
チャンバーはABS樹脂のようですね。
ストック以外は殆ど金属パーツで構成されてる中で、ここだけABSなのは安全対策なのでしょうか?
さて、いよいよインナーバレルを取り外しにかかります。
今回のバラしの第一の目的はインナーバレルの寸法を見ること。
その次はチャンバーの構造と素材を確認することです。
まずインナーバレルを固定してるチャンバーナットというパーツを外します。
そしてインナーバレルを引っ張ったらホップアジャスターパーツごとチャンバーから抜けました。
これがその辺りのパーツ表なのですが、バージョン2に変更前の取り説なので、実際とは違う箇所も有ります。
アウターバレル関係、図では判りませんがインナーバレルの全長も変わっているようです。
矢印のプラスチック製のリングパーツもパーツ表にありませんね。
外周のサイズがホップラバーと一緒なので、インナーバレルをチャンバーによりしっかり固定するために追加されたものでしょう。
ホップラバーを外してみました。
インナーバレルの切り欠き形状はこんな感じなので、KM企画のTNバレルは非対応ですね。
ホップの突起は集弾性が良好だったM327 M&P R8の物に似ています。
もしかして同じ物か?
そして今更だけどインナーバレルの長さを測ってみます。
16.5cmでした。
う〜っむ、約6.5インチか、ハンドガンサイズですね。
所有してるペガサスリボルバーM327 M&P R8が5インチバレルだから、ほぼ同等かなw
狙撃用ライフルなのにペガサスリボルバーと同等とか、少し哀しいかも。
まあそもそもカート式なんだから精度を期待してもしょうがないけど。
むしろそのカテゴリーのなかでどこまで高めるか、ですから。
日本のトイガン業界の宿命じゃないですか。
制限の中でより商品価値の高い物を生み出す。
そしてユーザーが更に満足を求めてカスタムする・・・。
インナーバレルのサイズを確認出来たので、次にチャンバーをチェックしたいと思います。
チャンバーはピン一本と、矢印で示したチャンバーホルダー(C26)によってレシーバーに固定されています。
ピンを抜いて、チャンバーホルダーを前方にスライドさせてチャンバーを外します。
なんとレシーバーはアウターバレルをねじ込む部分の下のところがごっそり開いていて、チャンバーは下にすぽんと外れます。
外したチャンバーはやはりプラスチック。
なぜそれがそんなに気になるかと言えば、エジェクションポートから覗いた時に、カートの先端がぶつかる所がボコボコになってるように見えたから。
そして、取り外して明るい所でよく見ると、やはりテーパー状になってる内側の壁に打傷が結構ついていましたね。
カートリッジがアルミだから、勢い良くボルトを操作するとチャンバーが傷むと言うわけです。
なのでカートリッジの先端の角を少しヤスリで丸めてやりました。
あとカートリッジも最初かなり汚くて、内側を綿棒で拭いたら真っ黒でしたので、奇麗にしたら集弾性がぐっと良くなりました。
バレルクリーニング以上に、カートリッジのパッキンのメンテが大事です。
チャンバーにカートを挿入してみました。
かなりフィット感が有るように感じました。
ペガサスリボルバーのシリンダーよりはずっと精度と気密が取れてると思います。
そしてガスタンクです。
ガスタンクは中にまだガスが入っているのでバラしません。
ガスタンクはフィーディングランプを兼ねてて、逆V字に痕が付いてるのはボルトによってマガジンからカートリッジが押し出されてせり上がるときの物です。
またフィーディングランプの上の丸いところがバルブで、ここをノッカーが叩くとガスルートパッキンの穴からガスが放出されます。
で、このバルブの頭の所の打ち傷が結構激しくて、大丈夫なのかなって心配になりました。
だってガスブロのマガジンのバルブって、こんな傷ついたりしませんよね。
クッションが利いてないのかな?
あとガスルートパッキンの穴がBB弾がすっぽりハマるサイズなので、カートリッジからこぼれてこの穴に詰まるとトラブルの元です。
せっかくだからシリコンオイルで拭き拭きしておきました。
お座敷6メートルで5発、これぐらいの精度
ちなみにホップ最弱
ホップ利かせるとめちゃくちゃ弾道が荒れる
<おまけ>
気分は極上w
2014年03月19日
バラしてみたら
今いちばんハマってるタナカ カート式ボルトアクションライフル、M700LTRバージョン2です。
今回はこいつを少しバラして、中はどうなってるのか見てみることにしました。

カート式って本物の操作を疑似体験出来て、とってもエンドルフィンが出ますね。
操作だけならモデルガンもそうなんだけど、撃つのと鳴らすのでは行為が基本的に別物ですから。

ではさっそく。
裏返してトリガーガードのとこのネジを外しまして〜。

トリガーガードとマガジンボックスを取り外しました。

銃本体とストックは矢印の3カ所でネジ留めされています。
左の2カ所はレシーバに固定されてるガスタンクにネジ留めされ、レシーバーに直接留めるネジは右側の1本だけになります。

このネジなんですけどね、実はものすごく掛かりが浅くて。
一杯に締め込んでも、ネジが一回り半しか回っていません。
凄く強度が不安なんですが、三本の矢じゃないけど、三カ所のネジで協力してストックから銃本体がもげないように頑張ってもらうしか無いですね。

トリガーの後ろのこのネジね。
タナカさん、このネジもっと長くした方が良くないっすか?
不安でしょうがない・・・。

で、ストックより取り外した銃本体側。
真ん中の、レシーバーの下にぶら下がるように取り付いてるのがガスタンクですね。
ピン1本とネジ2本でレシーバーに固定されていますが、触るとがたつく位に、あまり強固にくっついてるわけではないようです。

で、ガスタンクも外しまして。
ここまでは既に他の人が分解レポートをブログで見せてくれてました。
自分はそれを参考にしてスイスイ作業を進められるわけですが、いよいよアウターバレルを外します。
実はこのカート式M700シリーズの分解レポートで、二人程のブログを見つけたのですが、どちらの方もアウターバレルはネジロックで強固に固着してあり、それ以上の分解を断念されてました。
なんかバレルの基部(チャンバー)がプラ製のため、火であぶることが出来ないからネジロックを外せないということらしいです。
自分はどうしてもチャンバーの内部やインナーバレル、ホップラバーなどを見て、知って、手に触れてみたい。
そこがブラックボックスのままでは、せっかく買ったこの銃が本当の意味で自分の物になってない気がするわけです。

で、こんなものを二個買いしてしまいました。
ベルトレンチ。
ご存知ですか?
知らない人はググってくださいw
15年位前かもっと昔、まだインターネットもAmazonも無かった位の頃、深夜のテレビではアメリカの実演通販番組が日本語吹き替えで良く流れていたものです。
外人女性:「あらやだ〜、ボルトを外したいのにレンチのサイズが合わないわ〜、もう嫌っ!」
販売員:「そういうことって良く有るんですよね〜、そんな時にはこのマジックベルトレンチ! これならもう山ほどレンチのサイズをそろえなくても、たった一本でどんな物でも外せる〜! 傷も付けないんです!」
自分がこのレンチのことを初めて知ったのは、そんな深夜の通販番組でした。(遠い目
が、

準備万端整えて、いざっ!とベルトレンチを使うその前に手でひねったら、何の苦もなく軽くアウターが外れてしまいました・・・。
え? ネジロック全然利いてないよ? これがたまたまそうだったの??
あれ〜、このベルトレンチいらなかったじゃん・・・、2個も買ってブツブツ・・・・
まあ、いいや、持ってて困ることは無いだろう。
いずれ他のことで使うことも出来るだろう。
止血帯代わりに使うとか応用も出来そうだし(そんなことにはなりませんように)
とりあえず最大の難関と想定していたアウターバレルがあっさり外れると、そこには衝撃の事実が待っていた!
な、何だこのインナーバレルの短さは???
衝撃の次回へ続く・・・
今回はこいつを少しバラして、中はどうなってるのか見てみることにしました。
カート式って本物の操作を疑似体験出来て、とってもエンドルフィンが出ますね。
操作だけならモデルガンもそうなんだけど、撃つのと鳴らすのでは行為が基本的に別物ですから。
ではさっそく。
裏返してトリガーガードのとこのネジを外しまして〜。
トリガーガードとマガジンボックスを取り外しました。
銃本体とストックは矢印の3カ所でネジ留めされています。
左の2カ所はレシーバに固定されてるガスタンクにネジ留めされ、レシーバーに直接留めるネジは右側の1本だけになります。
このネジなんですけどね、実はものすごく掛かりが浅くて。
一杯に締め込んでも、ネジが一回り半しか回っていません。
凄く強度が不安なんですが、三本の矢じゃないけど、三カ所のネジで協力してストックから銃本体がもげないように頑張ってもらうしか無いですね。
トリガーの後ろのこのネジね。
タナカさん、このネジもっと長くした方が良くないっすか?
不安でしょうがない・・・。
で、ストックより取り外した銃本体側。
真ん中の、レシーバーの下にぶら下がるように取り付いてるのがガスタンクですね。
ピン1本とネジ2本でレシーバーに固定されていますが、触るとがたつく位に、あまり強固にくっついてるわけではないようです。
で、ガスタンクも外しまして。
ここまでは既に他の人が分解レポートをブログで見せてくれてました。
自分はそれを参考にしてスイスイ作業を進められるわけですが、いよいよアウターバレルを外します。
実はこのカート式M700シリーズの分解レポートで、二人程のブログを見つけたのですが、どちらの方もアウターバレルはネジロックで強固に固着してあり、それ以上の分解を断念されてました。
なんかバレルの基部(チャンバー)がプラ製のため、火であぶることが出来ないからネジロックを外せないということらしいです。
自分はどうしてもチャンバーの内部やインナーバレル、ホップラバーなどを見て、知って、手に触れてみたい。
そこがブラックボックスのままでは、せっかく買ったこの銃が本当の意味で自分の物になってない気がするわけです。
で、こんなものを二個買いしてしまいました。
ベルトレンチ。
ご存知ですか?
知らない人はググってくださいw
15年位前かもっと昔、まだインターネットもAmazonも無かった位の頃、深夜のテレビではアメリカの実演通販番組が日本語吹き替えで良く流れていたものです。
外人女性:「あらやだ〜、ボルトを外したいのにレンチのサイズが合わないわ〜、もう嫌っ!」
販売員:「そういうことって良く有るんですよね〜、そんな時にはこのマジックベルトレンチ! これならもう山ほどレンチのサイズをそろえなくても、たった一本でどんな物でも外せる〜! 傷も付けないんです!」
自分がこのレンチのことを初めて知ったのは、そんな深夜の通販番組でした。(遠い目
が、
準備万端整えて、いざっ!とベルトレンチを使うその前に手でひねったら、何の苦もなく軽くアウターが外れてしまいました・・・。
え? ネジロック全然利いてないよ? これがたまたまそうだったの??
あれ〜、このベルトレンチいらなかったじゃん・・・、2個も買ってブツブツ・・・・
まあ、いいや、持ってて困ることは無いだろう。
いずれ他のことで使うことも出来るだろう。
止血帯代わりに使うとか応用も出来そうだし(そんなことにはなりませんように)
とりあえず最大の難関と想定していたアウターバレルがあっさり外れると、そこには衝撃の事実が待っていた!
な、何だこのインナーバレルの短さは???
衝撃の次回へ続く・・・
2014年03月07日
今年の初ガン買い♪
2014年最初のガン購入、それは・・・またしても・・・タ・ナ・カ!!
凄いな俺、去年からもうタナカに相当つぎ込んでるよ。
一時期は二度とタナカの製品は買わねえって思ってたのに、人は変わる。
好みも変わる。

タナカのカート式ボルトアクションガスライフル、M700ポリスLTR
バージョン2です。
VSRのストックをシコシコ仕上げ直している時にムラムラ高まる欲望を抑えきれなくなりポチってしまいました。
欲望を抑えるためにシコシコしてるのに逆効果じゃん!

LTRは Light Tactical Rifleの略で、M700ポリスを小型軽量にしたモデル。

最初から木ストで、値段は5万ぐらいもしますので、貯金崩しました。
でもその価値は余り有る程のすばらしい製品です。
カート式と言う事で、実用もかねてアモホルダー付きのチークパッドも購入しました。
これがあればお座敷とは言え、カートリッジをジャラジャラ持ち運ばなくて、常に銃と一緒にしておける。

人の好みは変わる、というのも、以前なら安定した命中精度の期待出来ないガスボルトアクションでなおかつカート式なんて、全く視野に入ってこなかったんですが、今はプラスチックのタマをまっすぐ飛ばすことより外観のリアルさや、操作感のほうが大事になった。
そういったところで、このモデルガンのようなリアルな構造で、タマもしっかり飛ばせるこのシリーズはガッチリとニーズに応えていると言えます。

矢印で示しているのは、奥がガスの吹き出し部(ガスルートパッキン開口部)で、手前の丸いところがメインバルブ。
メインバルブをノッカーが叩くとガスが上に吹き出すのですね。
そのガスがボルト先端の穴をくぐり抜けて、カートリッジの中を前進してBB弾を押し出すわけです。

ボルトを引いてカートを装填すると(装填しなくても)ボルトの後端からコッキングピースが現れます。

トリガーを引くとバチンと前進します。
するとボルトの中で前進したピンがノッカーを下に向かって打ち出し、それがバルブを叩いて、今度は上に向かって放出されたガスが再び90度ベクトルを変えて前へとタマを押し出す。
カートリッジ式ライフル型玩具ガス銃

ガスタンクはストック内部に有り、注入バルブはストックの下部にあります。
ガスブロのように大量に消費しないのでタンクは小さいです。
バルブの前側にはHOP調整スクリュー(内側の引っ込んでる部分)があって、マイナスドライバーで調節します。(クリック感有り)

トリガーガードの内側にはボタンが二つあって、トリガーの付け根にあるボタンを押し上げると、ボルトストップが解除され、ボルトをレシーバーから引き抜けます。
そして、前にあるギザの付いてるボタンを押すと・・・

ガシャコーンとマガジンフロアーが開いて、内部のカートを一気に下に吐き出す事が出来ます。

刻印部。
レミントンの名前は省かれており、代わりにタナカのメーカー刻印が有ります。
シリアルナンバーは個体ごとに違うのかと思って調べてみたけど、そういうわけではなく全部同じみたいです。

バレルはフリーフロートで、ストックとの間に隙間が有ります。
バレルとストックを一緒に鷲掴みすると、アウターバレルの基部をゆがめそうで少し不安。

銃口から覗き込むと2㎝ぐらい奥に銀色のパイプが見えるけど、これはインナーバレルではなくそのスリーブで、実際のインナーバレルは覗いただけでは見えないぐらい奥に引っ込んでいます。
おそらく20cmあるかないかぐらいの長さじゃないかと思います。
初速や安定性は色々言われてる通りですが、お座敷で10m以内の射的なら十分楽しめます。
腕が有ればカスタムアップする余地はそれなりにあるでしょう。


木スト3銃士結成!
上からWE-TECH M14、タナカM700P LTR、マルイVSR-10G
こうして並べるとLTRはM14よりも短い。
もちろんスチールアウターのM14の激重より大分軽いが、VSRよりはずっと重い。
このLTRのサイズが自分にはちょうどいいです。
ストックも3色別々で華やかです。
<おまけ>
このマッタリした人みたいに、一発ずつカートを上から放り込んで撃つ事が出来るかな?って、試したら出来ました。
こんな風にお座敷でマッタリ楽しむのがオツ♪
凄いな俺、去年からもうタナカに相当つぎ込んでるよ。
一時期は二度とタナカの製品は買わねえって思ってたのに、人は変わる。
好みも変わる。
タナカのカート式ボルトアクションガスライフル、M700ポリスLTR
バージョン2です。
VSRのストックをシコシコ仕上げ直している時にムラムラ高まる欲望を抑えきれなくなりポチってしまいました。
欲望を抑えるためにシコシコしてるのに逆効果じゃん!
LTRは Light Tactical Rifleの略で、M700ポリスを小型軽量にしたモデル。
最初から木ストで、値段は5万ぐらいもしますので、貯金崩しました。
でもその価値は余り有る程のすばらしい製品です。
カート式と言う事で、実用もかねてアモホルダー付きのチークパッドも購入しました。
これがあればお座敷とは言え、カートリッジをジャラジャラ持ち運ばなくて、常に銃と一緒にしておける。
人の好みは変わる、というのも、以前なら安定した命中精度の期待出来ないガスボルトアクションでなおかつカート式なんて、全く視野に入ってこなかったんですが、今はプラスチックのタマをまっすぐ飛ばすことより外観のリアルさや、操作感のほうが大事になった。
そういったところで、このモデルガンのようなリアルな構造で、タマもしっかり飛ばせるこのシリーズはガッチリとニーズに応えていると言えます。
矢印で示しているのは、奥がガスの吹き出し部(ガスルートパッキン開口部)で、手前の丸いところがメインバルブ。
メインバルブをノッカーが叩くとガスが上に吹き出すのですね。
そのガスがボルト先端の穴をくぐり抜けて、カートリッジの中を前進してBB弾を押し出すわけです。
ボルトを引いてカートを装填すると(装填しなくても)ボルトの後端からコッキングピースが現れます。
トリガーを引くとバチンと前進します。
するとボルトの中で前進したピンがノッカーを下に向かって打ち出し、それがバルブを叩いて、今度は上に向かって放出されたガスが再び90度ベクトルを変えて前へとタマを押し出す。
カートリッジ式ライフル型玩具ガス銃
ガスタンクはストック内部に有り、注入バルブはストックの下部にあります。
ガスブロのように大量に消費しないのでタンクは小さいです。
バルブの前側にはHOP調整スクリュー(内側の引っ込んでる部分)があって、マイナスドライバーで調節します。(クリック感有り)
トリガーガードの内側にはボタンが二つあって、トリガーの付け根にあるボタンを押し上げると、ボルトストップが解除され、ボルトをレシーバーから引き抜けます。
そして、前にあるギザの付いてるボタンを押すと・・・
ガシャコーンとマガジンフロアーが開いて、内部のカートを一気に下に吐き出す事が出来ます。
刻印部。
レミントンの名前は省かれており、代わりにタナカのメーカー刻印が有ります。
シリアルナンバーは個体ごとに違うのかと思って調べてみたけど、そういうわけではなく全部同じみたいです。
バレルはフリーフロートで、ストックとの間に隙間が有ります。
バレルとストックを一緒に鷲掴みすると、アウターバレルの基部をゆがめそうで少し不安。
銃口から覗き込むと2㎝ぐらい奥に銀色のパイプが見えるけど、これはインナーバレルではなくそのスリーブで、実際のインナーバレルは覗いただけでは見えないぐらい奥に引っ込んでいます。
おそらく20cmあるかないかぐらいの長さじゃないかと思います。
初速や安定性は色々言われてる通りですが、お座敷で10m以内の射的なら十分楽しめます。
腕が有ればカスタムアップする余地はそれなりにあるでしょう。
木スト3銃士結成!
上からWE-TECH M14、タナカM700P LTR、マルイVSR-10G
こうして並べるとLTRはM14よりも短い。
もちろんスチールアウターのM14の激重より大分軽いが、VSRよりはずっと重い。
このLTRのサイズが自分にはちょうどいいです。
ストックも3色別々で華やかです。
<おまけ>
このマッタリした人みたいに、一発ずつカートを上から放り込んで撃つ事が出来るかな?って、試したら出来ました。
こんな風にお座敷でマッタリ楽しむのがオツ♪