2020年07月17日
パーカービンテージ塗装
早いもので今年ももう7月半ばを過ぎ、ここしばらく続いているジトジト雨が終われば今度は脳天にガツーンと熱射を浴びせられるような真夏が到来するのでしょう。
そうしたらコロナ対策でマスクして外を歩いてると、今度は本当に熱射病で命に関わる可能性が高まるので気をつけないといけない。
専門家ではないけど、呼吸によって体の熱を排出するということは結構馬鹿にできない体温調節をになってるんじゃないかという気がする。
犬なんかは完全にそれですよね。
ハアハア言って舌をプラプラさせて外気に晒すことで冷却してる。
マスクでそれを覆ってしまうと熱がこもりそうでヤバいなって感じがするわけです。
とにかく人の集まる場所は避けること、うがい手洗いなどをこまめに行い、自衛することこそ我々一般人ができる唯一のこと。
昔ビンテージ風にパーカー塗装で仕上げ直したWAのM1911A1。
もとはSCWバージョン2の黒箱の頃の製品です。
この仕上げ直しで初めて下地にシルバーを塗装して、その上に完成色を塗ってウエザリングやエイジングなどといったビンテージ風処理をやったのでした。
それ以前はスプレーでシルバーかブラックに塗装するだけ、主に使用による塗装ハゲを直すためでした。
表面の塗装をシャイネックスなどの研磨材で部分的に剥がして、下のシルバーが露出したらリアル鉄感が出るんじゃないかと思いついてやり出した。
当時はそんな仕上げをやってる人を(どこかにはいただろうけど)ネットなどでもあまり見かけなかったので、全く自分の思いつきでした。
やってみたらなかなかのリアル感で、オリジナルのグレーのベタ塗りとは全く雰囲気が別物になって、それからビンテージ塗装にハマって行きました。
SCWバージョン2の頃も何度か再販されたんだと思いますが、中古品サイトを見ると仕様が微妙に違ったりします。
自分のモデルの特徴はトリガーガード上部のラインがストレートでいわゆる抉れフレームではなく、その上でトリガー後ろの三日月型のカットが細くエッジが効いてるフレームです。
この三日月がとんでもなく幅広のフレームのものも同時期に存在したようです。
あとスライドストップノッチが現行製品のような不細工な幅広じゃないのも今となっては貴重。
この銃の仕上げ直しで初めて「手彫り刻印」でシリアルナンバーを入れました。
最初でまだやり方が確立していなかったので、手書きのミミズがのたくったような刻印になったのを覚えています。
で、のちにこの銃は2度目の仕上げ直しを行い、前回の仕上げのアラを修正しています。
ホールドオープンするとバレちゃいますが、アウターバレルは真っ黒。
もともとはパーカー塗装のバレルなんですが、純正メタルチャンバーに交換した際、選択肢が無塗装シルバーか黒染めしかなく、黒染めのメタルチャンバーになったのでバレルもブラックに交換しました。
それもパーカービンテージで仕上げ直せばいいんじゃないかという感じですが、実銃で黒いバレルの写真も見かけたので、それでいいやということにしました。
ずっと長いこと更新をサボってて、更新してもこのように過去記事で紹介済みのモデルを再び取り上げている。
実はここしばらく全く新しい買い物をしていません。
最後に購入したのはタナカのM65かな?
なんかこう、今までになかったような新しいものが出てこないかな、という気分です。
そうしたらコロナ対策でマスクして外を歩いてると、今度は本当に熱射病で命に関わる可能性が高まるので気をつけないといけない。
専門家ではないけど、呼吸によって体の熱を排出するということは結構馬鹿にできない体温調節をになってるんじゃないかという気がする。
犬なんかは完全にそれですよね。
ハアハア言って舌をプラプラさせて外気に晒すことで冷却してる。
マスクでそれを覆ってしまうと熱がこもりそうでヤバいなって感じがするわけです。
とにかく人の集まる場所は避けること、うがい手洗いなどをこまめに行い、自衛することこそ我々一般人ができる唯一のこと。
昔ビンテージ風にパーカー塗装で仕上げ直したWAのM1911A1。
もとはSCWバージョン2の黒箱の頃の製品です。
この仕上げ直しで初めて下地にシルバーを塗装して、その上に完成色を塗ってウエザリングやエイジングなどといったビンテージ風処理をやったのでした。
それ以前はスプレーでシルバーかブラックに塗装するだけ、主に使用による塗装ハゲを直すためでした。
表面の塗装をシャイネックスなどの研磨材で部分的に剥がして、下のシルバーが露出したらリアル鉄感が出るんじゃないかと思いついてやり出した。
当時はそんな仕上げをやってる人を(どこかにはいただろうけど)ネットなどでもあまり見かけなかったので、全く自分の思いつきでした。
やってみたらなかなかのリアル感で、オリジナルのグレーのベタ塗りとは全く雰囲気が別物になって、それからビンテージ塗装にハマって行きました。
SCWバージョン2の頃も何度か再販されたんだと思いますが、中古品サイトを見ると仕様が微妙に違ったりします。
自分のモデルの特徴はトリガーガード上部のラインがストレートでいわゆる抉れフレームではなく、その上でトリガー後ろの三日月型のカットが細くエッジが効いてるフレームです。
この三日月がとんでもなく幅広のフレームのものも同時期に存在したようです。
あとスライドストップノッチが現行製品のような不細工な幅広じゃないのも今となっては貴重。
この銃の仕上げ直しで初めて「手彫り刻印」でシリアルナンバーを入れました。
最初でまだやり方が確立していなかったので、手書きのミミズがのたくったような刻印になったのを覚えています。
で、のちにこの銃は2度目の仕上げ直しを行い、前回の仕上げのアラを修正しています。
ホールドオープンするとバレちゃいますが、アウターバレルは真っ黒。
もともとはパーカー塗装のバレルなんですが、純正メタルチャンバーに交換した際、選択肢が無塗装シルバーか黒染めしかなく、黒染めのメタルチャンバーになったのでバレルもブラックに交換しました。
それもパーカービンテージで仕上げ直せばいいんじゃないかという感じですが、実銃で黒いバレルの写真も見かけたので、それでいいやということにしました。
ずっと長いこと更新をサボってて、更新してもこのように過去記事で紹介済みのモデルを再び取り上げている。
実はここしばらく全く新しい買い物をしていません。
最後に購入したのはタナカのM65かな?
なんかこう、今までになかったような新しいものが出てこないかな、という気分です。
2011年09月22日
ライアンM1911A1に対抗して
なんですと??
WAが塗装ベースのビンテージフィニッシュですとな??
あじゃさんからの書き込みでWAのサイトをじっくり見直すと、あ、本当だ!、ヤラレタw
今日はWAのブログの方にも詳細な写真が載ってましたね。
なんかじっくり見てると自分の素ガバとソックリですよw
まあ自画自賛したくなる訳なんですがね〜、ほんと今日は酒がうまいっていうか良い気分です。
で、WAがプライベート・ライアンと名付けるなら、私も対抗して自分のガバにもモデル名を付けちゃいますよ。
はっはっは、気分がイイもんでw
で、M1911A1が出て来そうで自分が好きな映画は〜っと考えて、やっぱ第二次大戦ものでしょうね〜。
そうだ、大作「遠すぎた橋」! これにすっぺ〜w
知ってますか?この映画。
自分というより、自分の父親が、ぐらいの古い映画。
1977年公開ですね。
原題が「A Bridge Too Far」、うは、まんまですわ。
この映画は日本で言えば、お正月にテレ東でやる大型時代劇みたいな感じで、とにかくそうそうたる大物俳優陣がこれでもかってぐらい出て来ます。
いったいどんだけ制作費を投じたんだってぐらい景気のいい戦争映画なんですね〜。
で、この映画のどこかに出て来んかな〜M1911A1は〜と、便利なネットで調べてみました。
ありましたよ♪
http://www.imfdb.org/wiki/A_Bridge_Too_Far#M1911A1
サージェント・ドーハンか〜。
ああ、このシーン覚えてるなぁ♪
たしか野戦病院に担ぎ込んだ重傷の仲間を助ける為に、軍医に銃を突きつけて早く診ろって脅すんだったよな。
いや〜名場面がそこかしこに散りばめられた超大作ですわ。
題材になった「マーケット・ガーデン作戦」は失敗だったけどw
でも序盤の空挺降下のシーンはすげえスケールだったな〜。
戦車も死ぬ程沢山出てくるしネ♪
というわけで、色々考えた結果(?)私のガバはサージェント・ドーハンもでるという事にしましたw
先にと〜った!
WAさん、そういう事でヨロシクw
なんかすぐ下でショーン・コネリーがM1911をぶっ放すシーンがありますので、それをとってジェネラル・アーカートもでるを出してみては??w
WAが塗装ベースのビンテージフィニッシュですとな??
あじゃさんからの書き込みでWAのサイトをじっくり見直すと、あ、本当だ!、ヤラレタw
今日はWAのブログの方にも詳細な写真が載ってましたね。
なんかじっくり見てると自分の素ガバとソックリですよw
まあ自画自賛したくなる訳なんですがね〜、ほんと今日は酒がうまいっていうか良い気分です。
で、WAがプライベート・ライアンと名付けるなら、私も対抗して自分のガバにもモデル名を付けちゃいますよ。
はっはっは、気分がイイもんでw
で、M1911A1が出て来そうで自分が好きな映画は〜っと考えて、やっぱ第二次大戦ものでしょうね〜。
そうだ、大作「遠すぎた橋」! これにすっぺ〜w
知ってますか?この映画。
自分というより、自分の父親が、ぐらいの古い映画。
1977年公開ですね。
原題が「A Bridge Too Far」、うは、まんまですわ。
この映画は日本で言えば、お正月にテレ東でやる大型時代劇みたいな感じで、とにかくそうそうたる大物俳優陣がこれでもかってぐらい出て来ます。
いったいどんだけ制作費を投じたんだってぐらい景気のいい戦争映画なんですね〜。
で、この映画のどこかに出て来んかな〜M1911A1は〜と、便利なネットで調べてみました。
ありましたよ♪
http://www.imfdb.org/wiki/A_Bridge_Too_Far#M1911A1
サージェント・ドーハンか〜。
ああ、このシーン覚えてるなぁ♪
たしか野戦病院に担ぎ込んだ重傷の仲間を助ける為に、軍医に銃を突きつけて早く診ろって脅すんだったよな。
いや〜名場面がそこかしこに散りばめられた超大作ですわ。
題材になった「マーケット・ガーデン作戦」は失敗だったけどw
でも序盤の空挺降下のシーンはすげえスケールだったな〜。
戦車も死ぬ程沢山出てくるしネ♪
というわけで、色々考えた結果(?)私のガバはサージェント・ドーハンもでるという事にしましたw
先にと〜った!
WAさん、そういう事でヨロシクw
なんかすぐ下でショーン・コネリーがM1911をぶっ放すシーンがありますので、それをとってジェネラル・アーカートもでるを出してみては??w
2011年08月02日
M1911A1 リアル塗装
一度リアル塗装をしたものの震災ダメージにより再塗装となったWA/ M1911A1でしたが、VFCのG36Cでホクホクしてる間にこっちも完成しました。
ビンテージ塗装はベレッタM1934に続いて今回が3度目のチャレンジ。
過去2回の仕事よりもかなり上達したかなと自画自賛しています♪
では、ずらっと公開しちゃいます〜。
最後に仕上げの工程や今回のこだわりポイントなどを少し解説しますね。
今回のビンテージ処理はかなり抑えめにしています。
社長に「君、これちょっと物足りなくない??」と言われても、(これがいいんじゃないか!)と頑に控えめビンテージを貫く職人みたいな感じで、独り葛藤をしながら作業しました。
いかがっすか、この鉄鉄感♪
いつもは作業マットや床の上にそのまま置いて撮影しますが、今回のように黒布をバックにすると素材の質感が非常に奇麗に映りますね。
フラッシュを焚かず、三脚を立てて室内自然光のみで撮影しています。
マガジンベースにCOLT .45 AUTOの刻印。
最近のものには付いてないですよね。
これは古いタイプのマガジンから現行のものに移植したものです。
この擦れ痕が何とも言えませんでしょ。
とにかく実銃の写真を漁りまくって、それを参考にしつつ再現してます。
そういえばハンマーの付近とか、オイルを吹いた時に吹き返しが散った跡がところどころありますが大目に見てね。
不完全な刻印の再現。
以上でした〜、おつきあい有り難うございます♪
今回の塗装は前回と同様にシルバーで塗装した上にパーカーを塗って、表面を番手の大きめなスポンジヤスリでポリッシュする事によりビンテージ感をつけています。
具体的には最初にミッチャクロン、続いてキャロムショットのチタニウムシルバー>同じくキャロムのステンレスシルバー>インディのパーカーシールという順番です。
とくにオリジナルの調色等はしていません。
今回一番こだわったのは実銃のパーカーライジングのドライな鉄肌感。
テカリやツヤを一切出さないGIガバ調を目指すという事です。
ところがビンテージ処理のためにポリッシュをかけると、どうしてもテカってくるのがパーカーシールの泣き所・・・。
つや消しクリヤーでトップコートという方法も有りますが、一度テカったパーカーシールは色味が少し濃くなるんですよね。
その上からクリアーの層を重ねるのは嫌だなあというのがあって、結局ポリッシュ後に再びパーカーシールを超極薄に吹きかけるというのをやりました。
超極薄ですから当然エアブラシが無いと出来ない塗装なんですが、どのくらい薄いかというと、スライドなら塗料をストローで一滴分を全面に伸ばすぐらい。
半分は空中に散ってるから実質はもっと少ないですね。
その結果は求めたつや消し感を獲得、ついでに表面やエッジの擦れ痕がマイルドになってわざとらしさも無くなりました。(゚∇^d) グッ!!
WAがコスト度外視のビンテージ処理をしたシリーズを出していますが、塗装でもここまでの仕上げが出来ます。
しかも良い事に素手で触っても指紋が残ったりしませんよw
高いビンテージガバにお金を使うのに疲れたら、エアブラシを買って中古ガバにビンテージ塗装などはいかがでしょうか?
楽しくてハマりますよw
ビンテージ塗装はベレッタM1934に続いて今回が3度目のチャレンジ。
過去2回の仕事よりもかなり上達したかなと自画自賛しています♪
では、ずらっと公開しちゃいます〜。
最後に仕上げの工程や今回のこだわりポイントなどを少し解説しますね。
今回のビンテージ処理はかなり抑えめにしています。
社長に「君、これちょっと物足りなくない??」と言われても、(これがいいんじゃないか!)と頑に控えめビンテージを貫く職人みたいな感じで、独り葛藤をしながら作業しました。
いかがっすか、この鉄鉄感♪
いつもは作業マットや床の上にそのまま置いて撮影しますが、今回のように黒布をバックにすると素材の質感が非常に奇麗に映りますね。
フラッシュを焚かず、三脚を立てて室内自然光のみで撮影しています。
マガジンベースにCOLT .45 AUTOの刻印。
最近のものには付いてないですよね。
これは古いタイプのマガジンから現行のものに移植したものです。
この擦れ痕が何とも言えませんでしょ。
とにかく実銃の写真を漁りまくって、それを参考にしつつ再現してます。
そういえばハンマーの付近とか、オイルを吹いた時に吹き返しが散った跡がところどころありますが大目に見てね。
不完全な刻印の再現。
以上でした〜、おつきあい有り難うございます♪
今回の塗装は前回と同様にシルバーで塗装した上にパーカーを塗って、表面を番手の大きめなスポンジヤスリでポリッシュする事によりビンテージ感をつけています。
具体的には最初にミッチャクロン、続いてキャロムショットのチタニウムシルバー>同じくキャロムのステンレスシルバー>インディのパーカーシールという順番です。
とくにオリジナルの調色等はしていません。
今回一番こだわったのは実銃のパーカーライジングのドライな鉄肌感。
テカリやツヤを一切出さないGIガバ調を目指すという事です。
ところがビンテージ処理のためにポリッシュをかけると、どうしてもテカってくるのがパーカーシールの泣き所・・・。
つや消しクリヤーでトップコートという方法も有りますが、一度テカったパーカーシールは色味が少し濃くなるんですよね。
その上からクリアーの層を重ねるのは嫌だなあというのがあって、結局ポリッシュ後に再びパーカーシールを超極薄に吹きかけるというのをやりました。
超極薄ですから当然エアブラシが無いと出来ない塗装なんですが、どのくらい薄いかというと、スライドなら塗料をストローで一滴分を全面に伸ばすぐらい。
半分は空中に散ってるから実質はもっと少ないですね。
その結果は求めたつや消し感を獲得、ついでに表面やエッジの擦れ痕がマイルドになってわざとらしさも無くなりました。(゚∇^d) グッ!!
WAがコスト度外視のビンテージ処理をしたシリーズを出していますが、塗装でもここまでの仕上げが出来ます。
しかも良い事に素手で触っても指紋が残ったりしませんよw
高いビンテージガバにお金を使うのに疲れたら、エアブラシを買って中古ガバにビンテージ塗装などはいかがでしょうか?
楽しくてハマりますよw
2011年07月25日
M1911A1 再塗装
台風が通り抜けた先日の涼しい何日かの間に、久しぶりに塗装を始めました。
震災ダメージを受けたコレクションの補修作業です。
今回はWA/M1911A1。
現状はシルバーに塗装してる段階です。
以前ビンテージ風偽鉄塗装をしたブツでしたが、今回も同じ仕上げです。
そもそも前回の時、初めての試みを色々と施した素材だったのですが、初めてだけに実験台としての色合いが強かったので今回はキッチリと真面目に取り組んでいます。
1:シリアルナンバー
前回、自分で刻印を彫り込むというのを初めてチャレンジしたのがこの素材だったのですが、当時は上手く彫れるとはそれ程思っていなかったので、自分の生年月日を手書き文字で彫ると言ういい加減さでした。
思いがけず上手く彫れちゃったので、その後同じように何丁も彫るようになりまして、次第に手法も進化していきました。
今回はちゃんと当時量産されたコルト社製M1911A1のシリアルナンバーに彫り直しています。
2:ノッチ補強
スライドストップノッチに真鍮角線埋め込みによる補強を施しました。
3:スプリングフィールド造兵廠の刻印を一部埋めて、実銃の不鮮明さを演出。
実銃の写真を見ると、マルガバのように奇麗に刻印されてるものはほぼ皆無ですね。
もともとSCWバージョン2の個体ですが、ノッチの形状やトリガー上部のフレームラインがストレートなところなど、外観はかなり良いものなので、今回はかなり丁寧に再仕上げをしています。
震災ダメージを受けたコレクションの補修作業です。
今回はWA/M1911A1。
現状はシルバーに塗装してる段階です。
以前ビンテージ風偽鉄塗装をしたブツでしたが、今回も同じ仕上げです。
そもそも前回の時、初めての試みを色々と施した素材だったのですが、初めてだけに実験台としての色合いが強かったので今回はキッチリと真面目に取り組んでいます。
1:シリアルナンバー
前回、自分で刻印を彫り込むというのを初めてチャレンジしたのがこの素材だったのですが、当時は上手く彫れるとはそれ程思っていなかったので、自分の生年月日を手書き文字で彫ると言ういい加減さでした。
思いがけず上手く彫れちゃったので、その後同じように何丁も彫るようになりまして、次第に手法も進化していきました。
今回はちゃんと当時量産されたコルト社製M1911A1のシリアルナンバーに彫り直しています。
2:ノッチ補強
スライドストップノッチに真鍮角線埋め込みによる補強を施しました。
3:スプリングフィールド造兵廠の刻印を一部埋めて、実銃の不鮮明さを演出。
実銃の写真を見ると、マルガバのように奇麗に刻印されてるものはほぼ皆無ですね。
もともとSCWバージョン2の個体ですが、ノッチの形状やトリガー上部のフレームラインがストレートなところなど、外観はかなり良いものなので、今回はかなり丁寧に再仕上げをしています。
2010年10月11日
素ガバのその後~M1911A1
以前仕上げ直しで、鉄っぽさを追求したWAのM1911A1ですが、あれからまた少し雰囲気を変えたのでご紹介します。
以前の仕上げ直し直後の姿
キャロムのステンレスシルバーで銀色に塗り上げた後、インディのパーカーシールをエアブラシでサッと極薄に吹いて仕上げたものです。
極薄なのでちょっとぶつけたりなんかするとスグに下塗りのシルバーが出て、まあいじってるうちに段々と使用感が出てくるのを狙った訳なんですが、いい具合に味が出るまで使い込むのは時間がかかり過ぎます。
な訳で、ちょっとその時間をひとっ跳びさせる為に今回はポリッシュかけてみました。
と言っても艶を出したくは無いんですが、パーカーシールを少し擦り落としてシルバーを露出させようという試みです。
ホームセンターで見つけた、銀みがきクロスという研磨剤の付いた不織布で角を中心に擦ってみました。
パーカーシールは本当に極薄にしか吹いてないので、あっという間にシルバーが露出します。
セレーションのところなんかはかなり良い具合に味が付いたと思います。
ちょっとエッジが奇麗過ぎかな。
実銃の写真だと結構ガタガタ傷ついてるのが当たり前だから・・・。
亜鉛パーツは元の塗装を剥離したのち、直接パーカーシールを吹いてます。
一旦シルバー塗装をしてるフレームと質感の違いは感じられません。
これから気温が下がっていくと、HW素材がヒンヤリとして益々鉄っぽく感じられるかな?
元々はSCW Ver.2ですが、メタルチャンバーカバーに換えて重量が増している上、プラグリにはウエートが入ってますから結構ズッシリしています。
エッジが擦れて地肌が露出しているような感じがしますよね。
グリップはクレンザーで表面の艶を落として、シンナーの薄め液に黒を少し溶かしたものを塗り付けて汚しています。
あ、リコイルプラグは純正の状態のままでした。
これはスチールでパーカー処理されているようなので、表面を削ると錆びちゃいますよね。
カーボンブラックのM1991A1コンパクトとツーショット。
鉄鉄感ではCBHWに負けていないと自負しています。
以前の仕上げ直し直後の姿
キャロムのステンレスシルバーで銀色に塗り上げた後、インディのパーカーシールをエアブラシでサッと極薄に吹いて仕上げたものです。
極薄なのでちょっとぶつけたりなんかするとスグに下塗りのシルバーが出て、まあいじってるうちに段々と使用感が出てくるのを狙った訳なんですが、いい具合に味が出るまで使い込むのは時間がかかり過ぎます。
な訳で、ちょっとその時間をひとっ跳びさせる為に今回はポリッシュかけてみました。
と言っても艶を出したくは無いんですが、パーカーシールを少し擦り落としてシルバーを露出させようという試みです。
ホームセンターで見つけた、銀みがきクロスという研磨剤の付いた不織布で角を中心に擦ってみました。
パーカーシールは本当に極薄にしか吹いてないので、あっという間にシルバーが露出します。
セレーションのところなんかはかなり良い具合に味が付いたと思います。
ちょっとエッジが奇麗過ぎかな。
実銃の写真だと結構ガタガタ傷ついてるのが当たり前だから・・・。
亜鉛パーツは元の塗装を剥離したのち、直接パーカーシールを吹いてます。
一旦シルバー塗装をしてるフレームと質感の違いは感じられません。
これから気温が下がっていくと、HW素材がヒンヤリとして益々鉄っぽく感じられるかな?
元々はSCW Ver.2ですが、メタルチャンバーカバーに換えて重量が増している上、プラグリにはウエートが入ってますから結構ズッシリしています。
エッジが擦れて地肌が露出しているような感じがしますよね。
グリップはクレンザーで表面の艶を落として、シンナーの薄め液に黒を少し溶かしたものを塗り付けて汚しています。
あ、リコイルプラグは純正の状態のままでした。
これはスチールでパーカー処理されているようなので、表面を削ると錆びちゃいますよね。
カーボンブラックのM1991A1コンパクトとツーショット。
鉄鉄感ではCBHWに負けていないと自負しています。
2010年05月10日
最終回・素ガバ9
WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの9です。
今日は夏先取りの陽気で、一言で暑かったですね。
久しぶりにベランダに出て、太陽光の下で撮影をしたらピントくっきりと撮れました。
今回は素ガバシリーズの最終回ということで、細部を見て行こうと思います。
写真は仕上げのパーカーシールを吹いた時に、どんなイメージで塗りムラをつけていったかの説明です。
スライド底面からダストカバー、トリガーガード、グリップ前部にかけて上のようなイメージで強弱をつけています。
ポイントはトリガーガードの付け根のような引っ込んでる部分は濃くして、出っ張ってる部分はかなり薄吹きする事でメリハリをつけました。
薄いところはテーブルが映り込むくらいステンレスシルバーが覗いてます。
同様に、スライド上部の丸くなってる面も映り込むぐらい薄吹きです。
スライドは全体的に、後ろからマズル側に向かって薄くなっていくようにだいたい意識しています。
イジェクションポート付近は断面部や内部にも塗装するため、周囲より塗り重なっていますが、これも良い味になってると思います。
また、セレーションの部分も濃いめに塗り重ねています。
どちらも部分的に塗装するときは、エアブラシの流量をしぼって細吹きにします。
スプレーや、ガス缶直結のエアブラシでは難しいかな。
これらの塗り分けはそれぞれのイメージでまた違った雰囲気が出ると思います。
ただ、
一発勝負ですw
さて、塗装に関してはこれぐらいで、次はカスタムポイントを・・・。
今回の素材はSCWバージョン2のM1911A1で、実は不発という持病がある個体でした。
原因はおそらくファイヤリングプレートがマガジンのバルブを叩ききれていない為かと思い、今回もファイヤリングピンプレート(まぎらわしいw)を削って、2/3ぐらいの厚みにしています。
こちらもゴリゴリと削って薄くしたダストカバー。
あっと驚く程変化に気づく感じでもないですが、相当削ったつもりですw
オリジナルシリアルナンバー。
自分の生年月日を使った為に、歳がバレてしまわないよう19xxのところを変えていますw
こんどチャレンジするときは、もう少し書体をタイプライターみたいな感じにしたい。
最後に・・・、トホホなダメージ部分も紹介。
塗装の乾燥待ちをしてる間、しげしげと眺めて悦に入ってるときに手が滑って落っことしたスライド。
角のところに傷がつきました。
ここも。
ここは組み立てる時、反対からシアーピンを挿すのに最後の一押しがキツくて、板においてプラハンでコンコンと入れた後、裏返したら何故かこんな感じになっていた。
う〜む、タオルを敷くか穴を拡張しておけば良かった。
しかし、いずれも下塗りのステンレスシルバーが露出しただけなので、かえって金属っぽいからOK!です。( *´艸`)
以上、長いおつきあい有り難うございましたm(_ _)m
今日は夏先取りの陽気で、一言で暑かったですね。
久しぶりにベランダに出て、太陽光の下で撮影をしたらピントくっきりと撮れました。
今回は素ガバシリーズの最終回ということで、細部を見て行こうと思います。
写真は仕上げのパーカーシールを吹いた時に、どんなイメージで塗りムラをつけていったかの説明です。
スライド底面からダストカバー、トリガーガード、グリップ前部にかけて上のようなイメージで強弱をつけています。
ポイントはトリガーガードの付け根のような引っ込んでる部分は濃くして、出っ張ってる部分はかなり薄吹きする事でメリハリをつけました。
薄いところはテーブルが映り込むくらいステンレスシルバーが覗いてます。
同様に、スライド上部の丸くなってる面も映り込むぐらい薄吹きです。
スライドは全体的に、後ろからマズル側に向かって薄くなっていくようにだいたい意識しています。
イジェクションポート付近は断面部や内部にも塗装するため、周囲より塗り重なっていますが、これも良い味になってると思います。
また、セレーションの部分も濃いめに塗り重ねています。
どちらも部分的に塗装するときは、エアブラシの流量をしぼって細吹きにします。
スプレーや、ガス缶直結のエアブラシでは難しいかな。
これらの塗り分けはそれぞれのイメージでまた違った雰囲気が出ると思います。
ただ、
一発勝負ですw
さて、塗装に関してはこれぐらいで、次はカスタムポイントを・・・。
今回の素材はSCWバージョン2のM1911A1で、実は不発という持病がある個体でした。
原因はおそらくファイヤリングプレートがマガジンのバルブを叩ききれていない為かと思い、今回もファイヤリングピンプレート(まぎらわしいw)を削って、2/3ぐらいの厚みにしています。
こちらもゴリゴリと削って薄くしたダストカバー。
あっと驚く程変化に気づく感じでもないですが、相当削ったつもりですw
オリジナルシリアルナンバー。
自分の生年月日を使った為に、歳がバレてしまわないよう19xxのところを変えていますw
こんどチャレンジするときは、もう少し書体をタイプライターみたいな感じにしたい。
最後に・・・、トホホなダメージ部分も紹介。
塗装の乾燥待ちをしてる間、しげしげと眺めて悦に入ってるときに手が滑って落っことしたスライド。
角のところに傷がつきました。
ここも。
ここは組み立てる時、反対からシアーピンを挿すのに最後の一押しがキツくて、板においてプラハンでコンコンと入れた後、裏返したら何故かこんな感じになっていた。
う〜む、タオルを敷くか穴を拡張しておけば良かった。
しかし、いずれも下塗りのステンレスシルバーが露出しただけなので、かえって金属っぽいからOK!です。( *´艸`)
以上、長いおつきあい有り難うございましたm(_ _)m
2010年05月09日
偽鉄塗装・素ガバ8
WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの8です。
ついに完成しました♪
偽鉄塗装によるビンテージ感漂うミリガバ君です。
キャロムのステンレスシルバーで下塗りし、仕上げにインディのパーカーシールを薄く吹いています。
吹きっぱなしで、とくに布などで拭き上げたりはしてない状態ですので全体的にはマットなんですが、下塗りの銀が透けているので、角度によってギラッと光るのが面白い。
わざと塗りムラをつけているので、一見するとヒケだらけのように見えるかもしれませんが、一応平面出しはしてありますよん。
WAノーマル塗装のガバと並べてみました。
あとはダダッと全体的なイメージをどうぞ〜。
こんなにいらね〜ってw
ついに完成しました♪
偽鉄塗装によるビンテージ感漂うミリガバ君です。
キャロムのステンレスシルバーで下塗りし、仕上げにインディのパーカーシールを薄く吹いています。
吹きっぱなしで、とくに布などで拭き上げたりはしてない状態ですので全体的にはマットなんですが、下塗りの銀が透けているので、角度によってギラッと光るのが面白い。
わざと塗りムラをつけているので、一見するとヒケだらけのように見えるかもしれませんが、一応平面出しはしてありますよん。
WAノーマル塗装のガバと並べてみました。
あとはダダッと全体的なイメージをどうぞ〜。
こんなにいらね〜ってw
2010年04月28日
素ガバの7
WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの7です。
いよいよ塗装も最終行程を終了し、乾燥待ちとなりました。
前回紹介したパーカーシールの寸止め塗装で、下地の銀を生かした鉄っぽい仕上げをスライド及びフレームに施しています。
パーカーシールはほんのり色付けする程度なので、その前のステンレスシルバーによる下地作りは、ほとんどそのままでも完成の域まで丁寧に塗膜を作りました。
ステンレスシルバーは乾燥がとても遅いので、ペーパーで表面をならすのが非常に時間と根気のいる作業でした。
(まあ乾燥を待つ間は他の作業に時間をつぶしましたが)
大体こんな感じです。
けっこう鉄鉄感がしてますよね?
下地の銀が見えてるせいで、光の加減で写真の印象が変わってしまう。
なるべく目で見た雰囲気を紹介出来そうな写真を選びましたが・・・。
いよいよ塗装も最終行程を終了し、乾燥待ちとなりました。
前回紹介したパーカーシールの寸止め塗装で、下地の銀を生かした鉄っぽい仕上げをスライド及びフレームに施しています。
パーカーシールはほんのり色付けする程度なので、その前のステンレスシルバーによる下地作りは、ほとんどそのままでも完成の域まで丁寧に塗膜を作りました。
ステンレスシルバーは乾燥がとても遅いので、ペーパーで表面をならすのが非常に時間と根気のいる作業でした。
(まあ乾燥を待つ間は他の作業に時間をつぶしましたが)
大体こんな感じです。
けっこう鉄鉄感がしてますよね?
下地の銀が見えてるせいで、光の加減で写真の印象が変わってしまう。
なるべく目で見た雰囲気を紹介出来そうな写真を選びましたが・・・。
2010年04月19日
素ガバの6
WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの6です。
今日は天気が久しぶりに良かったので、現在進行中の素ガバの金属パーツを塗装しました。
今回はいつもと違う塗装イメージを持ってて、前からちょっと楽しみにしていたんです。
塗料はインディのパーカーシールで、ミリガバのユーズド感を出した仕上げを目指しました。
元の塗装を剥離して地を出したパーツの上に、エアブラシで極薄に寸止め塗装をします。
寸止めとは、塗料が下地を隠蔽してしまう前に塗装を切り上げてしまうという事です。
で、塗装したパーツ達です。
サッと吹いて、下地を覆い尽くす前に寸止めして完成とします。
サムセフティ。
けっこう鉄っぽいですよね。
プランジャーチューブはなかなか秀逸。
パーカーシールは塗装後こすると金属光沢が更に出るという話ですが・・・。
チェッカーがいい感じ♪
トリガー。
大体こんな感じです。
なかなか写真だと実際のイメージが伝えにくいですが、かなりリアルなパーカー風仕上げになってると思いますよ。
たっぷりと塗膜を形成するより、薄吹き寸止めがこの塗料に合ってるという気がします。
(経済的にも嬉しい)
さあ、フレームとスライドをステンレスシルバーで下塗りした事が意味を持って来ましたよ〜♪
今日は天気が久しぶりに良かったので、現在進行中の素ガバの金属パーツを塗装しました。
今回はいつもと違う塗装イメージを持ってて、前からちょっと楽しみにしていたんです。
塗料はインディのパーカーシールで、ミリガバのユーズド感を出した仕上げを目指しました。
元の塗装を剥離して地を出したパーツの上に、エアブラシで極薄に寸止め塗装をします。
寸止めとは、塗料が下地を隠蔽してしまう前に塗装を切り上げてしまうという事です。
で、塗装したパーツ達です。
サッと吹いて、下地を覆い尽くす前に寸止めして完成とします。
サムセフティ。
けっこう鉄っぽいですよね。
プランジャーチューブはなかなか秀逸。
パーカーシールは塗装後こすると金属光沢が更に出るという話ですが・・・。
チェッカーがいい感じ♪
トリガー。
大体こんな感じです。
なかなか写真だと実際のイメージが伝えにくいですが、かなりリアルなパーカー風仕上げになってると思いますよ。
たっぷりと塗膜を形成するより、薄吹き寸止めがこの塗料に合ってるという気がします。
(経済的にも嬉しい)
さあ、フレームとスライドをステンレスシルバーで下塗りした事が意味を持って来ましたよ〜♪
2010年04月11日
素ガバの5
WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの5です。
現在の進捗・・・。
金属パーツ類の塗装を、カンペ大先生のリムーバで剥離しました。
塗装を落とすとこんなネズミ色。
今回はチェッカーが刻まれてるパーツが多いので、リムーバーで隅々剥離しようと思った訳ですが、ちょこっと残っちゃってる部分も有りますが良く落ちてくれましたよ。
でも結局ヤスリでシコシコしちゃっています。
やってる間は無我の境地に達しているので、時間の感覚を完全に失っております。
気付いたらチェッカーまで三角棒ヤスリで・・・。
コレが結構クセになりますな〜。
WAのダイキャストグリップというのが欲しくなって来ました。
フレーム&スライド。
今回は下塗りにステンレスシルバーを使用しました。
うちで一番余ってる塗料がステンレスシルバーなもので・・・。
下塗りなのがもったいないぐらい銀ピカになってしまいました。
あとツルツルで硬いっすね、シルバーって。
現在の進捗・・・。
金属パーツ類の塗装を、カンペ大先生のリムーバで剥離しました。
塗装を落とすとこんなネズミ色。
今回はチェッカーが刻まれてるパーツが多いので、リムーバーで隅々剥離しようと思った訳ですが、ちょこっと残っちゃってる部分も有りますが良く落ちてくれましたよ。
でも結局ヤスリでシコシコしちゃっています。
やってる間は無我の境地に達しているので、時間の感覚を完全に失っております。
気付いたらチェッカーまで三角棒ヤスリで・・・。
コレが結構クセになりますな〜。
WAのダイキャストグリップというのが欲しくなって来ました。
フレーム&スライド。
今回は下塗りにステンレスシルバーを使用しました。
うちで一番余ってる塗料がステンレスシルバーなもので・・・。
下塗りなのがもったいないぐらい銀ピカになってしまいました。
あとツルツルで硬いっすね、シルバーって。