2012年09月16日

MP9システム7 その4


KSC MP9の逆輸入バージョンとして国内で販売されていた海外仕様のシステム7版です。
サイトの商品写真では不鮮明ながら、KWAがアメリカなどで販売してる「KMP9」の刻印がされたバージョンでしたが、実際届いてみたら香港などで売られているリアル刻印のものだったのでバンザイ歓喜しました。
日本版は素材がファイバー樹脂であるためか、レーザー刻印が不鮮明で残念だったポイントの一つでしたが、海外バージョンはカッチリとスタンプ刻印がされてますね。



ボルトの刻印もCal 9x19mmとなってます。
北米版はcal 6.00 mmとエアソフトガンであることを示す刻印になっていましたので、そっちだったら塗り潰そうかと思ってました。
シリアルナンバー刻印は日本版では固定ですが、海外版は個体毎か、ロット毎かは知りませんがそれぞれナンバーが違うようです。



前回までシステム7の海外版と日本版の内部構造の違いを見てきましたが、もう少し取り上げられる部分もあったので追加します。
上の写真はシステム7版のアウターバレル。
海外のサイトではアウターバレルがスチール製だとアチコチで書かれていたのでワクワクしてたんですが、実際はプラ製でした。
彼らの言うアウターバレルとはいわゆるハイダー部分、バレルガードのことだったみたいです。
しかし日本版と比べると同じプラ製とはいえ質感がとてもいいです。



ちなみに日本版がこっち。
プラスチックがテカテカしてて安っぽく見えます。
実際は外部に露出することはないのでそれほど気になりはしませんが。



アウターバレルといえば、チャンバー部の下にある突起ですが、以前自分はこの部分を折ってしまってKSCから替えのパーツを取り寄せたことがあります。
金属パーツのフィーディングランプと接続する部位としては華奢なので、取り扱いに慎重さが必要です。




システム7版はこの根元部分が少し強度アップしてました。
日本版では切れ込みが入っていた根元の部分が、厚みを多く設けてあります。



マズル部分から見たインナーバレルです。
上の日本版はアウターバレルの先端までインナーバレルが突き出ていました。



システム7版はアウターバレルの凹んだところまでインナーバレルが後退しています。
それにしてもブラストをかけたようなアウターの質感はとてもいいですね。



ボルトキャリアも並べると違いがあることがわかります。
両者とも素材はアルミダイキャスト製のようなんですが、外側をあとから切削加工してるようです。
で、日本版は表面を黒染してますが、システム7版は塗装です。
この辺の質感は日本版に軍配を上げたいと思います。
また日本版は矢印の部分がシステム7版と比べて肉厚になっており、その分重量も多いようです。

システム7版のガイドロックのところに紐が結ってあるのは、自分が分解しようとした時スプリングが飛んで顔にあたったもので、もしこれが目にあたってたら大変なことになるところでした。
なので今後のために紐でスプリングとガイドロックを結わえておいたものです。



遊び心でトップカバーを取り替えてみました。
日本版ロアフレームにシステム7版のアッパーフレームは取り付けることができましたが、逆はダメでした。



裏返してみると日本版アッパーフレームの方は矢印部分に突起があり、これがシステム7のロアフレームだと干渉してしまいます。
またこうして見比べると両者とも別々の金型で作られてるのがよくわかります。
互換性ということで言えば、両者の間で全く同じパーツは殆ど使われておらず、かなり低いようです。



さて前回の最後に、「海外の先輩たちが、購入したらまず最初にコレやっとけと言う、システム7版MP9のTipsを紹介します」と約束したので、実際行ったものを紹介します。
上の写真はシステム7版のエンジン部。
髪の毛よりも細いノズルリターンスプリングが小さな突起に引っ掛けてあるのが判ります。
海外のユーザのサイトでは、この突起からスプリングが外れてシリンダーのカップに挟まってグチャグチャになるという報告が多いようです。
なので、購入したらまずその対策をやっとけという有り難いTipsをいただきました。



まあ自分が行ったのは単純にゼリータイプの瞬着を盛りつけて固定するってだけなんですが。
アルコールで脱脂したあと爪楊枝の先で瞬着を取って塗りつけました。



前と後ろ、これで万全です。 たぶん・・・



もう一つはボルトキャリアの側面下部。
ここが使用してると激しく削れるらしいんです。
自分のもすでに塗装が禿げてるんですが、海外のユーザが言うには削れたアルミ片が内部に溜まるほどだそうな。



その原因がフィーディングランプのボルトストッパーの突起で、このスチールパーツのエッジが尖ってるために、擦れる側のボルトキャリアが削れるということです。
なので購入したらまず、このエッジを研磨して丸めておけとのこと。
写真はすでに削った後です。

他にもオートマチックシアーのスプリングが強すぎるから、ペンチで伸ばせみたいなこともありましたが、それはパスしましたw
  


Posted by エコー  at 10:58Comments(11)KSC/ MP9