2012年09月12日
MP9システム7 その1
KSCが海外向けに作ったMP9で、日本では未発売のシステム7版・・・という事で良いのかな?
ちなみに海外ではKWAという台湾メーカーがKMP9という名前で様々なバリエーションを展開しており、本製品の仕様はそれと同じです。
ていうか、まんまKWAがKSCの委託で作ったもののような感じです。
今回はこのシステム7版を日本版と比較しながら、その違いを検証して行きたいと思います。
はじめに外観から、そして内部へと・・・。
2丁のMP9。
色が違うというのはさておき、まず素材感が異なります。
KSCのサイトによれば日本版は「新ファイバー強化ナイロン」採用の外装ですが、システム7版の方は普通のABSという感じです。
日本版はファイバー樹脂の独特な成型ムラが目立ち、あちこちにヒケやバリもあります。
正直これが実銃と比べてリアルなのかは分かりませんが、システム7版の方は逆にビックリするぐらい綺麗。
見たままに評価しますが、日本版はトップレールのところはパーティングラインがクッキリ残ってますし、バリが目立つところにボコッと有ります。
そう言えば購入直後にパーティングラインが指に食い込んで痛くて、トリガーガードの下からグリップ前部にかけてカッターの刃でこそぎ落とした記憶が有ります。
システム7の方はトップレールにパーティングラインは有りません。
ですがグリップやトリガーガードといったところはやはり同じように有ります。
チャージングハンドルの質感が両者で異なります。
チャージングハンドルはMP9ユーザなら誰でもご存知、プラスチックでパカパカとフレームとの隙間があいてて非常に安っぽく感じる部分です。
そういう物なのかなと、まあ納得するしか無い訳ですが・・・
ところがシステム7はこんなところもカッチリと改良されてて、ガタつきも無く、安っぽさは感じなくなりました。
パーティングラインも素材のテカリも無いですね。
刻印もこころなしかクッキリとしています。
ガバッと口を開いたグリップのマガジン挿入口。
トリガーガードのところに、ここにも大きなバリが有ります。
システム7は後ろに仕切りが有ります。
これはマガジンの挿入し易さやガタつき防止、フレーム自体の耐久性向上に寄与する改良かと思われます。
写真では切れてますが、トリガーガード下のバリは有りません。
折りたたみ式のストック基部です。
ここもMP9ユーザは皆、そのガタつきが気になってるはずの部分ですね。
私も過去の記事で、ここに瞬着を盛ってガタ取りをしています。
システム7は何と、この基部が別パーツで、しかも金属になってました!
さらにガタも無くなり、金属になった事で非常に剛性の点から安心感が向上してます。
さあ〜そしていよいよシステム7の核心部分に入って行く訳ですが〜。
マガジンはどちらもダブルカラムにてロングマグなら50発前後。
リップの形状が異なっており、システム7の方はリップの方に上がって来た弾は真ん中に寄せられ、ローディングノズルでチャンバーに送られるときは弾の中心線をとらえて打ち出されるため、非常にジャムリにくく改良されています。
また2列から1列に寄せられる分、装弾数はシステム7の方が少ないようです。
どっちにしてもお座敷派の自分はマガジンにフルに弾を込める事は有りません。
さらにフォロアーの開口部が日本版は射手の左側に有りましたが、システム7は正面側に変わってます。
日本版は専用のローダーで一気に弾込めが出来て気持ちがよかったのですが、システム7版は専用ローダーが無くなり、フォロアーを指で下げてリップから一発一発こめるしか有りません。
自分はマルイ製のBBローダーを使ってます。
マガジンを後ろから見たところです。
システム7は放出バルブを直に叩いてガスを発射するようになりました。
日本版の方はバルブの後ろにプレートがあり、てこの原理でプレートがバルブを押しこむようになってました。
プレートの奥にバルブが見えます。
そんな訳で外側からパッと見える部分の違い、改良点は大体こんな感じです。
次回はいよいよ内部へと・・・。
そこにはまた感涙の改良点が・・・。