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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年06月09日

スライドのヒケ

スライドの平面出しをしたら目立たなかったヒケが見えて来ます。


ヒケは成型時、プラスチックが冷えて収縮する事で発生するらしいです。
特に厚みが大きい部分ほど収縮率が高まって、周りと比べて凹んでしまいます。
それをなるべく少なく済むように、知恵と経験が凝縮されて型が作られ、プラスチック成形品は存在してるらしい。
残念ながら製造現場を直に見た事は無いですが、なんかすごいです。

この避けがたいヒケを更に神経質に平面出しをすることで、仕上げ直し後の出来映えと満足感が数倍にもアップします。



ブルーイングをされる人はとことん削って平面出しをし、ヒケを取り去る必要がありますが、私は塗装をするので凹みを瞬間接着剤で埋めて楽をします。
この一部凹んでる部分に合わせて、全体をまんべんなく削るのはかなり大変ですから・・・。



しかし反対側は細かい刻印がびっちりあるので、瞬着で楽する訳にはいきませんから、きっちり削ります。
平面出しをするときは刻印の入ってる平面部は一番最後にし、先に丸い面をやります。
その方が境界のラインがビシッと通り、惚れ惚れする程キレイに決まるからです。



フレームの方はダストカバーをゴリゴリ削って薄くします。
実銃と比べてこの部分が分厚すぎるので、素ガバは出来るだけ薄くした方がカッコいいです。
とはいえ、これも楽じゃないのである程度で妥協します。
0.5mmくらいでも厚みが減れば自己満足度はかなり高まる事請け合いです。



削るときはフレームの方を回しながら、丸い面に這わすようにヤスリをシュリンシュリンとかけて、指で触ったり、前から透かしたりして削り痕がデコボコしてないかチェック。
トリガーガードの付け根部分は丸ヤスリで。



あと素ガバ系のフレームは、矢印の部分が片側だけモッコリしてるので、ここも削ります。

下地準備をのんびりやってたら、なんか梅雨が来てしまって・・・。
塗装には向かないですよね、湿っぽくて肌寒くって。  


Posted by エコー  at 16:48Comments(4)WA/ M1911 U.S.ARMY