2015年12月03日

グリップ加工

グリップ加工
タナカのKフレーム用ファイティンググリップ。
以前購入したが、手に馴染まず放置していた。
いつか気が向いたら自分の手にフィットするようにフィンガーグルーブの調整をしようと思っていた。
もともと自分の手のサイズには大きすぎた。


グリップ加工
自分の握ったときの指の位置をホワイトでマーキングして、それに合わせて彫刻刀で彫る。
どんな形になるのか、失敗したら最悪捨てる覚悟である。
それにしてもこの木、想像していたよりも硬い。
少しずつちょっとずつ彫り進めていくが、早くも手にマメが出来そうだ。
指が痛くなったらすぐにその日はおしまいにしよう。


グリップ加工
裏から見て、白い部分が無くなるまで彫るのだが、かなり溝の位置が移動することになる。


グリップ加工
薬指がかかる溝も結構大変だったけど、一番大変なのは小指の溝。
一番盛り上がってるところが一番凹むまで削らないとならない。
つまり一番握りにくかったのがこの部分で、小指が出っ張りのところにかかる形だったのだ。


グリップ加工
で、なんとか彫った。
指が回復するのを待って翌日に。
フィンガーグルーブが全体的に上に移動した分、間延びしたようなシルエットになるので、最終的には下部先端を切り詰めるつもりだ。
しかしこの木、芯まで黒いとは。


グリップ加工
矢印の部分が欠けてしまった。
これでは両サイドを合わせた時に隙間が空いてしまう。
あとで削り粉と瞬着で盛って補修しよう。


グリップ加工
二枚を重ねると、これだけ指の置き位地が移動し、出っ張りの部分が引っ込んだ。
凶暴な凹凸がマイルドになって、少し細身にもなった。


グリップ加工
反対側にもマーキングする。


グリップ加工
このような感じに。


グリップ加工
表側も同じように。
リボルバーのこの手のグリップはどれも自分の手にフィットしたことが無いが、もし自分の握りにぴったりフィットしたらどれだけ気持ちがいいのか。
きっと手放せなくなるような気がする。
うまく完成することを期待しつつのんびりと、今年いっぱいはこの作業を楽しもう。




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Posted by エコー  at 11:35 │Comments(0)リボルバー/ 樹脂

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