スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年08月26日

WE M16A3の着弾がとんでもなく右に寄る原因

リオ五輪が閉幕し、日本は過去最高のメダル獲得数となったようだ。
まさに自分が天空に奇蹟を目撃し預言を得た通りとなったw
日本選手団はお疲れさまでした。


WE M16A3を購入して、そのキレのいい撃ち味を体験してみると、どうしてもこれまで所有していたWA M4系との差を感じずにはいられない。
もともとはガスブロのM16A1が欲しいとずっと思っていて、それは一番手っ取り早くWEを買うことだったのだが、調べてみるとどうもストックが実際より長いとか、ハイダーがチューリップだとか外観上ざんねんな点があって、まあM16ならA1じゃなくてもいいかと妥協した結果、WAベースかWEのM16A3の二択ということになった。





WAのM16A4なら注文すればすぐに手元に届くが、値段は高額だし、サイズが大きくなっても撃ち味は所有してるM4と変わらないであろう。
WEのM16A3ならば鈴友で刻印を入れてもらっても総額はWAよりも安く、今まで体験したことのないWEのAR15の撃ち味を楽しめる。
またRA-TECHなどがスチール強化パーツをしっかり供給しているというのも頼もしい。
問題は注文してから手元に届くまでの期間が長くなることだが・・・。

そういう期間は無理やり他のことに没頭することで、やり過ごすのが一番。
M4にカモフラージュ塗装をして楽しむとか。





かくして、WE M16A3を所有することが叶ったわけだが、本当にこの銃は鋭いブローバックだ。
逆にこれまで当たり前と思ってたWA M4の撃ち味がものすごく弱々しく感じてしまうぐらいだから困ったことだ。
なぜこんなに差が出るのかと考えてしまう。
WEはWAと比べるとリコイルスプリングがすごく強く、それはチャージングハンドルを引くときにはっきりと感じる。
これがスピーディなボルトの前進と閉鎖時の衝撃を生むのか?
WAに使ったことのなかった140%スプリングを入れてみたが、ボルトが後退しきれずハンマーを起こせなかった。
ピストンOリングの気密が弱くて、ガス効率が悪い感じがした。
WEを買ったことで今まで気づかなかったWA M4調整の課題が見つかった気がする。


それはさておき

WE M16A3の着弾がとんでもなく右に寄る問題である。
写真のようにリアサイトを左に一杯に寄せても補正しきれない原因は、HOPパッキンを交換しても解消しないことからアイアンサイトそのものにあるのかなと思った。
最初はフロントサイトが傾いてバレルに固定されてる可能性を考えたが、そうではないことに後で気づいた。



原因は難しく考えずとも、実は単純なところにあったのだ。
キャリングハンドルが写真のように右に傾斜してアッパーレシーバーに着いていた。(写真では向かって左側)
これはレールの幅が合っていなくて、キャリングハンドルの方が片側に乗り上げているせいでこうなっている。
まさかどちらもWE純正品でこんなことって、想定を超えているので考えもしなかったね。




というわけで、キャリングハンドル側のマウント部を拡張することにした。
これが広範囲を均等に削らなくてはならないので苦労した。
片側を深く削るより、両側を浅く削るほうが均等を維持できそうなのでそうしたが、それによって非常に広範囲になった。



誤って削りすぎると、今度は左右にガタが出ることになるので慎重に具合を確認しながら削る。
段々と面倒くさくなってくる。
まだビミョーに傾いているような、いないような感じだけど適当なところでやめといた。




こんな感じで傾きを修正したら、右に寄る着弾点が中心に戻ってきた。
若干なところはリアサイトの左右調整で合わせられるので問題解消である。

次はまったく機能しないボルトストップの問題へ  


Posted by エコー  at 21:09Comments(2)WE-Tech/ M16A3