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Posted by ミリタリーブログ  at 

2023年06月17日

ファースト

先にセカンドを買って、後で結局ファーストも欲しくなるパターン(逆もあり)で購入したKSC製Cz75ファーストモデル。
今度またセカンドが出るらしい。
値段上がったのかな?



KSC製品は工作精度がピカイチです。
コスパを重視せずスチール削り出しで制作されたというファーストモデルを、ガスガンでモデルアップするのにこれ程適してるメーカーは無い。
と言うのは言い過ぎだろうか?
(否・・・・略)




この後ろから見たスライドとフレームの噛み合うレイル部分のフィット感、実に素晴らしい!
それゆえ慣らしが不十分だと動きが渋いけど、そこがまた嬉しい。




グリップはパックマイヤーの木グリ(実銃用)に交換してある。
すごく赤みが強くて、艶消し黒のHWボディに似合うグリップだ。
ネジの下に自前でOリングを挟んであって、それが無いとグリップ側のホールが深過ぎでガタつきがでる。




ファーストとセカンドで形状の違いはあるけど、性能差は特に無いので好みで選んで良いのだけど、どちらも捨て難くかっこいいので、結局両方買ってしまうと言う人は案外多いのでは無いだろうか?
マガジンは共用できる。  


Posted by エコー  at 12:31Comments(3)KSC/ Cz75

2023年06月03日

エクセレントHW

自分初のマルシンガスブロハンドガン、初のエクセレントHWモデルとして3月に入手したSIG P210-6。
最初に手にした時は色々と問題があった。
これがマルシンクオリティかっっ!って正直思ったけれど、最近になって結構良くなってきたものだ。



まずは初めて手に取ってとりあえず最初にやること、スライドを引いてみる。
すると掛かるべきスライドストップが全然動かない。
マガジンを抜き差しして、スライドを何度も引いたりして、しまいにスライドを引いた状態でスライドストップをカチャカチャ上下させてみた。
指で上下させる分には変な引っかかりはないのだけど、どうも動きが渋い。



0.25gのBB弾を撃ってみると異様に弾速が遅く感じる。
しかもターゲットペーパーを貫通できず跳ね返されることも。
そして着弾がバラバラでめちゃくちゃ。
フルストロークに改修されたというブローバックも弱々しく安定しない。




バレルやチャンバーをバラして余分なオイルを拭き取ったりして、クリーニングしたけれど効果なし。
そもそも撃ってて初速がバラバラなのが飛んでいく弾を目で見てわかる、ブローバックの不安定さでもわかる。




ところが最近になってこれらの問題がほとんど気にならなくなった。
あるコツを掴んだだけで、なにかしたというわけではないが。
BB弾はターゲットの狙ったところにビシビシまとまってくれるし、ブローバックも結構鋭い。
そのコツとは・・・・・?




調子がとにかく悪かったのは、マガジンに吹き戻しがくるほどガスをフルチャージした時。
マガジンを振ると中からちゃっぽんちゃっぽんとガスの液が音を立てていた。
しかし、ガスが残り少なくなるにつれ調子が上がってくることに気づいた。




どうもこのマガジン、ガスの注入量を抑えて、かなり気化スペースをとってやらないとダメなんだろうか?
3秒注入ぐらいで撃ってみると調子がいいようだ。
あとはバラける集弾性の悪さだが、これはトリガーフィーリングが良くないという実感もある。
慎重に狙ってトリガーを引くとき、一旦トリガーバーがシアーに当たって、そこからボキーンとハンマーをリリースする感触が強くて銃口がブレるのがわかる。

取説を読むと、トリガーストロークを微調整できるとあるのでやってみる。
トリガーを引き切ってもハンマーが落ちないところまでストロークを縮めてから、少しずつ、ハンマーをリリースするギリギリのところまで戻してやる。
するとそれまでボッキーンという感触だったのが、クッという感触でトリガーを引き切れるようになった。
そしたらもう狙ったところにバシバシまとまるように。
スライドストップもアタリが取れてなのか、いつしか問題なく掛かるようになっている。
夏に向かって気温も高くなってきて、なかなかよく動く銃になってきた。

さて、写真と文章の関連は全くない記事の構成になってしまった。
写真を撮りながら、この絵でこんなことを説明しようとか考えていたけれど・・・。

とにかくエクセレントHWの質感は樹脂とは思えない金属感にあふれてて、標準のプラグリはプラとは思えない高級な木工製品に見える。
変な黒丸が二箇所ほどあったり、パーティングラインであろう黒筋が走ってはいるけど重量感やグリップの心地よさはなかなか。
他社のガスブロと比較して勝ってる部分はあまり無いけど、これはこれで買ってよかったと思えるようになった。
今度再販される時はマガジンの気化効率を見直したとか言って、ガンガン撃てる製品に生まれ変わっていたりすることを期待する。



  


Posted by エコー  at 21:48Comments(2)マルシン/ SIG P210-6

2023年04月05日

エアブラシについて

昔、エアガンを塗装するために購入したエアブラシとコンプレッサー。
当時は問題なく使いこなしていたのだが、先日久しぶりに引っ張り出して使用した。
タミヤの塗装ブースをセットして、いざ塗装を始めると「あれ、エアーの風量ってこんなに弱かったっけ?」
ボタンレバーを押すとプス〜〜〜っと、吐息のような風圧・・・。


Mr.ホビーの0.5mmノズルエアブラシとコンプレッサーL5
こうして見ると実にコンパクトなコンプレッサー。
使用した塗料はカンペハピオのシリコンラッカースプレーのブラック。
シリコンラッカーという塗料は普通のラッカー塗料よりも耐候性が高く、屋外においても長持ちするということだ。
ただ塗料が少し粘性があるというか、ラッカー薄め液で希釈しても重い感じがある。
顔料も沈殿しにくい。

今回初めてというわけではなく、昔WAのM1934のメタルグリップをこの塗料でホワイトに塗装したことがある。
現在も剥がれ等なくしっかり付いているので信頼できる塗料だろう。

しかし今回に限っては思ったようにいかなかった。
重い塗料が調子良く噴霧できずなかなか塗装が進まないので、塗料の吐出量を上げたりして時間をかけて塗装していたら塗装面が、ツルツルのツヤテカをめざしたにも関わらず柚肌になってしまった。
「これは難しい塗料だな・・・」
なんて思ったりしている自分が浅はかなことに後程気づく。



実はコンプレッサーとエアブラシ(ハンドピース)をつなぐ途中にエアーの風量を調節するバルブがある。
ここで風量を絞ったり、解放したりできるのだが、自分は購入して最初に解放状態にセットした後いじった記憶がないので、まさかエアーの吐出量が本当に少なくなってるということに思いが至らなかった。
弱い風量で重い塗料を飛ばして吹き付けているので、ミストが細かくならず、大きな飛沫をぶつけてるような感じになっているので塗膜が柚肌になってしまっていた。



実はこんなところにもエアー調節バルブが付いている。
こっちの存在をすっかり忘れてしまっていたのが全ての問題の原因。
それに気づいてこっちのバルブを操作したら、風量がブワーーーーっと格段にアップしたのだ。
強くなった風量で塗料を噴射するとミストは細かくなり、また塗装のスピードも上がった。
なんでこっちのバルブの存在を忘れていたのか・・・。



実はこのバルブがついてるパーツは元からあったわけではなく、数年前に追加したドレン&ダストキャッチャーIIというパーツである。
その名前の示す通り、コンプレッサーからエアブラシにエアーを送る途中で水滴と埃を取り除くフィルターだ。
自分の中でもフィルターだというイメージが強かったので、まさかそこにエアー調節機能があるということをすっかり忘れ去っていた。
(赤い線で囲った部分が元々のエアブラシ・ハンドピース本体。 青い線で囲った部分がのちに追加したパーツ。)

慣れてるはずの道具の使い方を忘れ、そんなはずはないという思い込み、まさに年寄りの兆候。



塗装が終わった後、塗装ブースを掃除した。
写真はタミヤのブースのファンユニットからファンを外したところ。
取説では分解を禁じてるけれど、ファンを外すだけで格段に清掃しやすくなる。
なんと六角レンチで芋ねじを緩めるだけで簡単に外せる。
再び取り付ける際は、ファンが後ろのネジにこすれないように位置を調節して固定する。

  


Posted by エコー  at 20:12Comments(0)工具

2023年02月18日

CO2ハンドガン

自分にとっての初のCO2ハンドガンSIG SAUER M17。
購入したのは結構前で、これはファーストロットを予約して入手したもの。
CO2をパワーソースとしたGBBハンドガンは、マルシンがファイブセブンを出した時からいつかは一つ手に入れてみたいと思っていた。
しかしなかなか自分の好みに合致した製品が現れず・・・。
このM17はアメリカ陸軍正式採用のモデル化ということや、本家SIG SAUERのエアソフトブランドから製品化されたこと、そして樹脂スライドながら内側に金属シャーシが入って補強されてることによる耐久性への期待があってポチることにした。




写真でわかるようにダットサイトを載せている。
ダットサイトはマルイ製マイクロプロサイト。
FDEのカラーが銃本体と違和感なくマッチしている。
とにかく軽量なサイトということで選んだ。
というのもオプションのサイトマウントの破損事例が多すぎた。
ブローバックの衝撃でかかる負担にマウントの爪が速攻で折れたり、スライド側が割れたりという情報が多かった。
なるべくマウントに負担がかからないような軽量ダットサイトが第一候補とならざるを得ない。




購入当初、標準固定サイトのまま1カートリッジ部屋撃ちしたが、狙った位置よりもかなり下に着弾することがわかり困ってしまった。
普段使用してる自作のターゲットの枠外を狙わないと、ターゲットペーパーに当たらない。
ターゲットペーパーの中心点を狙おうものなら、BB弾はターゲットボックスを外れて後ろの壁に当たって凹みを作り、跳弾が室内を飛び回る。
それがわかって、そのままこの製品は箱に戻され他のコレクションと共にクローザットの中に積まれ、時が過ぎていった。




ある時ジャンキーのように利用させてもらってるAmazonで、R技研というとこから “壊れにくい,壊さない M17用 サイトマウント【強化版】”というのを見つけた。
レビューを見てもかなり高評価だったので迷わず購入。
樹脂製のマウントだが、曲げるとパリンと逝くような感じのものではなく、そこそこ柔軟性があるようで、衝撃を吸収する雰囲気が感じられる。
それから載せるダットサイトを最軽量の部類のマイクロプロサイトとすることで破損をなるべく回避しようということにした。

結果速攻で破損するということもなく、ダットサイトで狙点を調整できたことで、部屋撃ちでCO2の強烈なブローバックを楽しめるハンドガンになった。
しかも狙点を調整した後は集弾性もかなり高く、マトの中心にビシビシとまとまり気持ちがいい。
また同じポリマーフレームのハンドガンであるグロックと比べると、グリップの握り心地が非常にしっくりとくる。



一度は商品箱に戻され忘れられた存在になりかけていたが、現在は緩衝材もないボール紙だけの元箱から専用のハードガンケースに移されている。
マウントが入っていたR技研のプラスチックケースは、CO2カートリッジをマガジンに取り付ける六角レンチなどを収めるツールケースとして利用している。
(※ところで・・・マイクロプロサイトのスイッチ固すぎまっせ)
  


Posted by エコー  at 11:38Comments(0)SIG AIR/ M17