2008年12月18日

バーンズ!

バーンズ!


私がかつて、最も衝撃を受けた映画「プラトーン」。
今更語るまでもない程有名なベトナム戦争大作です。
自らも21歳のときに志願し、15ヶ月にわたりベトナムで兵役に従事し、その間2度の負傷でブロンズスター勲章を受けたオリバー・ストーン監督の体験をもとに製作されたというこの映画は、1987年アカデミー賞・最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞、最優秀音響賞受賞という、4冠に輝いています。

この映画に登場する、主人公の上官バーンズ(トム・ベレンジャー)は鬼のように無慈悲な兵士の一面を持ちながら、部下の死に対しては敵への激しい怒りを隠さない鋼鉄のような男として描かれています。
顔に刻まれた傷跡と野獣のような眼差しは、幾度となく死の淵から生還して来た不死身の男としての圧倒的な存在感を観る者に与えます。
私は最初に観た時は正直、なんて悪い奴なんだという印象でした。
彼と対極の存在として登場するエリアス(ウィレム・デフォー)こそあるべき姿だと。
しかし何度もこの映画を見るうちに、そんな薄っぺらな作品ではないと気付かされます。
それぐらい登場人物一人一人が、人間臭く、血が通っているのです。

そんなバーンズが劇中で使用しているのがM653というモデルで、そのことから「バーンズ・バージョン」とも呼ばれているそうです。
(でもよく観ると、エリアスも同じ銃を使っている)
バーンズ!


上の写真は、私が買った電動ガンとしては2挺目になる東京マルイ/M653バーンズ・バージョンです。
これは1995年秋の模型ホビー・ショー特別限定商品として発売されました。
箱に限定商品との表示があります。
ちなみに一緒に写っているのは、プラトーン公開当時映画館で買ったパンフレットと、DVDです。(この版のDVDは初期ものの為か映像が暗く、発色も悪いので残念)
実は私はこのM653を購入する前に、長物エアガンとしては初めての一挺を購入しています。
それはこの箱の中に・・・。
バーンズ!


M16A1・・・。
M653に先駆けてこのモデルを購入したのもプラトーンの強い影響によるものです。
残念ながら、現在はジャンクと成り果てています。
理由はもともとM653を、当時ショップカスタムとしてフルメタル仕様で購入したのですが、内部も結構カスタムされていました。
そのため何年か前の規制強化をうけて、メカボックスをノーマルに戻す必要が生じました。
それでノーマルだったM16A1にジャンクとなってもらい、純正部品をM653に移植したわけです。
そのおかげというのも変ですが、余ったストックなどを気分で着せ替えたりして楽しんだりできます。
バーンズ!

バーンズ!


映画のパンフレットより
バーンズ!


バーンズ!


バーンズ!





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Posted by エコー  at 11:56 │Comments(0)電動ガン

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