2011年09月15日

MEU仕上げ直しの2

前回、塗装を剥離し終えたJ-ArmoryのMEU。
いよいよ今回から細部の修整に入ります。
細かいところ、他人が気にもしないところ、ええ解ってますw
そんなところをチマチマやるから面白いと思ってもらえば幸いです。

MEU仕上げ直しの2
まずは前回から何度も書いて来た、このスライドの内側のいらない溝。
こいつを埋めてしまうとこからスタート!


MEU仕上げ直しの2
ブリーチをはめた状態で、付近のレール部分は汚さないよう、念のためテープでマスキングしておきます。


MEU仕上げ直しの2
さて今回から活躍するのがコレ。
武藤のプラリペア。
なんぞや?
プラスチックと化学結合する造形補修剤です。
素人の私が説明するのは難しいので、詳しくは↓のリンクからどうぞ。

造形補修剤プラリペアって何だろう?


MEU仕上げ直しの2
溝をプラリペアで充填しました。

こういう部分はパテで埋めると言うのが簡単な方法ですが、パテだと衝撃のかかる部位では割と境目にクラックが入りやすいです。
そこにシリコンオイルが染み込むと、常にクラックが濡れて浮き上がってるような感じになるので、美観は著しく悪くなります。
また瞬間接着剤だと今度は溝を流れてブリーチの方まで貼り付いてしまいかねません。

その点プラリペアは化学結合なので境目が無くなりますし、ブリーチの亜鉛とは結合しないので理想的です。


MEU仕上げ直しの2
ブリーチを外すとこのように、ぴったりと必要な部分だけ溝が埋まっています。


MEU仕上げ直しの2
反対側も。


MEU仕上げ直しの2
あとはサンドペーパーで均します。


MEU仕上げ直しの2
奇麗です。

さて、溝を埋めた事で、今度はこのエジェクションポートの断面を斜めに拡張する加工が出来るようになりました。
現状では平らなままの断面ですが、実銃では内側に拡張されているのであります。


MEU仕上げ直しの2
こんな感じ。
9mmと.45AUTOでは拡張の幅も違うようですね〜。


MEU仕上げ直しの2
ヤスリとリューターでザクッと削り落としました。
斜めに削り落としたらプラリペア埋めた部分が出てきましたよ。


MEU仕上げ直しの2
こちらも実銃。
この拡張の形状はWAガバでよく見るそれとは微妙に違うんですよね。


MEU仕上げ直しの2
こんな感じ。
ハッキリと拡張してありますって感じですよね。


MEU仕上げ直しの2
コレに対してWAの形状は大体このように、ぐるりと広範囲に拡張がされています。(写真はTSGC)


MEU仕上げ直しの2
そんな訳でして、今回私は細かい部分では有りますが、実銃の形状にこだわって再現してみました。

この先もまだまだ細かい修整が続きますw →




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Posted by エコー  at 00:05 │Comments(2)J-Armory/ MEU

この記事へのコメント
うーん、細かいっww
いや、素晴らしいです!!

プラリペア、ABSにはガッチリ付きますがHWだと食い付かないかも?(;^_^A
Posted by あじゃ at 2011年09月15日 00:44
>あじゃさん
細かくって自己満足の世界ですねw

>プラリペア、ABSにはガッチリ付きますがHWだと食い付かないかも?(;^_^A

結果から言えば今回はちゃんと食いついていますよ〜。
実は以前にもV10の仕上げ直しの時にも使った実績があるので
大丈夫でしょう。
多分普通に塗装が食いつく素材ならプラリペアも大丈夫だと思います。
逆に塗装されてないような素材は、使用前に見えない部分で要チェックです・・・。
Posted by エコー1 at 2011年09月15日 04:34
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