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Posted by ミリタリーブログ  at 

2019年05月25日

ブルーイング・MHW編

前回モデルガンでコクサイのM19 6インチMHWの仕上げ直しをしましたが、今回は2.5インチ。
前回はMHWの素材感を生かした素磨きでしたが、今回はブルーイングです。
もともとMHWのブラック仕上げで黒染め処理されたモデルでしたが、ポリッシュだけのモデルよりツヤ感の少ないイマイチな仕上げでした。


グリップはキムアーレンズのゴンカログリップです。
自分はバックアップ・トレーディングのサイトの商品写真は現物だと勘違いしていたので、届いたブツを見てそうではなかったことに気づきました。(サイトにもちゃんと明記してありました)
サイトの写真とは似ても似つかない、まちょっと個性的なグリップが届いてビックリしましたが。
クールというよりカワイイ路線の模様ですw
実銃の写真とかずいぶん探して見て回りましたが、こんな個性的なグリップはなかなか見当たらなかったのでちょっとイイカナと思いました。





フレームに水を張ったかのような深いブルーの仕上げは、染める前の磨きで左右されます。
コンパウンドでツルツルにし、光を当てながら横から透かし見て表面に傷や磨き残しが完璧に無くなるまで磨き上げることが重要です。





ブルー液は最初は原液でそのまま塗っても良いと思いますが、綺麗に仕上げるなら途中からは2〜3倍に希釈して全体の様子を観察しながら均一に染めていく方がいいでしょう。
血糖値スパイクという食後の血糖値の急上昇を表す折れ線グラフの状態がありますが、ブルーイングもある時に突然急激に表面が変化して、艶のないHWが全く別物のようにメタリックな鏡面に変わる瞬間が来ます。
そしてその美しさが一気に最高潮に達すると、その先の追加処理は逆に表面を荒らしていきます。
なのでその辺りは希釈したブルー液で反応をよく見ながら染めた方がいいと思うわけです。







バレルを含むフレーム、シリンダーは磨いてブルーイング。
ヨーク、サイドプレート、サムピース、リアサイト、エキストラクターロッドはそのまま。
トリガー、ハンマーはもとのブラッククロームメッキを削り落として、ニッケルメッキによる偽ケースハードゥン仕上げ。
形状変更:バレルのラグ部分は元のコクサイの形が角ばっててかなり変なので、すこし先端部のラインを修正しています。
本当なら肉盛りして直したいぐらいですが、ブルーイングするので削るだけの形状修正です。

M19といえばタナカワークスが久しぶりにM19を発売しますね。
自分もHWモデルなら今回のようにいずれブルーイングの素材とするにせよ、購入しておきたいところです。
しかしブルーイングの作業自体は当分お腹いっぱいwほんと時間かかりました。  


Posted by エコー  at 15:09Comments(0)リボルバー/ 樹脂