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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年02月28日

キットを組むの8

マルシンのモデルガン組立てキット/コンバットコマンダーを組む、その8です。


前回フレームのブルーイングが終わったので、今回はスライドの方に移ります。



とりあえず真鍮角線でノッチ補強を行いまして・・・。



この目の入っていないランパント刻印を直します。



実銃の写真から抽出してプリントアウトした刻印を元に、細部の修正を加えました。
あと全体の追い掘り。



あとはフレームの時と同じように、表面に金属光沢が出るまで磨きます。
先にR部分から磨いて、最後にサイドの平面部をやってエッジを利かせるわけですが、難しいのは前後サイトが一体成型で飛び出してるため
その周辺を磨くことです。
ちょっと油断すると矢印の部分のように、取り返しのつかないミスをしてしまいます。



こっちの矢印部分は、リアサイトを避けるようにR部分を磨いてたら油断して手元が狂って、角のところを斜めに削りすぎてエッジのラインが曲がってしまいました。
塗装するなら瞬着盛って直せるけど、ブルーイングでは直しようがないので、ある程度ごまかせれば誤魔化すという感じです。
ちなみにリアサイトは形状が複雑なのでサンドペーパーよりデザインナイフで表面を削ります。
サンドペーパーでは形状が丸まってしまいそうなので。
こういう所こそエッジを効かせないと金属感が出ません。



エジェクションポートの内側も。



セレーションも。



HWを研磨してると、時々矢印の部分みたいに、大きめの金属粒子の塊が現れます。
これドブ漬けでブルーイングすると大体焦げたようになって剥がれ落ちて穴があいたみたいになります。



さて、全体が銀色っぽくなって、ドブ漬け前の下準備が整いました。



非常に残念だったのは矢印の辺りに成型のムラがあって、いくら表面を磨いても消しようがない跡があることです。



ブルーイング作業はフレームの時と同じ工程ですので省略。
青く光沢のある段階まで来たところです。



全体が青く染まったのに、一部だけどうもムラが出てしまいます。





なかなか消えてくれないので何回も何回もドブ漬けを繰り返して、10ラウンドはやったでしょうか。
おかげで随分表面が荒れて、ブツブツまみれになりました。



なんとかムラが目立たなくなって、ブツブツはヘアラインを効かせることで見えにくくしたところで終了としました。
しかし長くドブ漬けを繰り返したことで、フレームとは違う色合いになってしまいました。



こんな感じ。



青くなった状態からさらにドブ漬けを繰り返すと、銀色になってしまうんですねぇ。
完全にツートーン状態・・・。
これじゃコンバットコマンダーじゃなくて、アルミ合金フレームのただのコマンダーみたいですね。
まあ、もう、これはこれで面白いからいいかって感じですw
ちなみに表面をシリコンオイルで拭き上げてあるので、若干濡れたようになってます。  


Posted by エコー  at 23:09Comments(6)オート/ 樹脂