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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年09月06日

初ジュピター

久しぶりに購入したタナカのM60バージョン2のメッキ仕上げの良さに気を良くして、その後M442ニッケル、そしてついに初ジュピター購入とタナカづいてるわたくし。


それがこれ、S&W M66 2.5inch ステンレスジュピターです。
グリップはタナカ純正ファイティンググリップ(別売り品)、濃い色合いがシルバーにちょうどいい感じに似合ってますよね。
握り心地は自分には合わないですが、見た目がかっこいい。



初めてのジュピターフィニッシュ、すなわちHW樹脂のメッキモデルですが、重さは抜きにしても見た目にすごい金属感が有ります。
持てばさらにずっしり来て、本当にステンレスのような錯覚を覚えそうです。





メッキ全体にヘアラインが効かせてあって、ちょっとポリッシュし過ぎで下地の銅がうっすら見えてんじゃないの?って第一印象も有りましたが、このヘアラインがステンレスっぽさを増強してます。



下地研磨でエッジがメルト気味なのがまたかえって良い味です。
HWってユーザーには少しもありがたくない刻印が邪魔です。
これはやめて欲しいかも。



ABSメッキと比べると、表面がざらついています。
それをごまかすためのへアライン?
で、Kフレームぐらいの大きさになるとHWの恩恵が強くなってきますね。
持つとずしっと来て、フロントヘビーなバランスがとても良い。


さて、ここまで書いて手放しでマンセーってわけじゃありませんで


HWへのメッキということに若干懐疑的ではいましたが、やはりABSなどとは違って、その品質には問題があるようです。
矢印のところに見えるのはメッキの浮きとか膨れとかいうやつで、下地である樹脂素材とメッキ層の間にガスがたまって水ぶくれのように膨らんでいる状態です。
この程度のものは覚悟してましたが・・・



これは写真を撮りながら改めて発見したものですが、かなり大きなふくらみが出来てます。
指で触るとアルミ箔がぷかぷかしてるみたいですぐにでも破れそう。



そしたらここにも!
判りますかね、三角形型にかなり大きな膨れがあって、これもぷかぷかして今にもベロッと剥けそうです。
これら三カ所は普段は外から見えない部分だけに、どのモデルもパーティングラインやバリなどの処理が雑な場所です。
だからこそHWメッキでも問題が集中しそうな部位でしょうね。



ですが実は他にもありまして、これは目立つ場所で、手に取ってすぐに気づきました。
トリガーガードの付け根のところに帯状の大きい膨れがありまして、目に付くだけに気になってプカプカしてるのをいじってたら、あるとき横一線に切れ目が入りました。
しょうがないのでその切れ目を少し広げて瞬間協力接着剤を流し込んで密着させました。



それによってプカプカしたのは解消しました。
瞬着がはみ出たのはアセトンで拭き取って、広げた切れ目から見える黒い下地を隠すために銀塗料を筆塗りしました。
なんか熔接の痕みたいにも見えなくもない感じで、自分じゃもう気にならないですが、普通の人はきっとこんなの嫌でしょうねw
他の部位もめくれたら瞬着で同じように対処するしかないですが、個人的にジュピターは高い割に品質には首を傾げるところです。
購入予定の方は解って購入するか、今回のように下地の処理が甘いだろう箇所をチェックポイントにしてお店で粘ってみたら良いかと。  


Posted by エコー  at 20:09Comments(2)タナカ/ S&W M66