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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年02月27日

チーフその2

マルシンのS&W M36 XカートリッジHWモデルを購入した訳ですが
期待していたより面白い商品で、これは良いです。
ただ気付いた点をあげるなら、シリンダーを閉じるときがスムーズに行かないんですよね。
「あれ? 何でコレ閉まらないの?」と、最初は戸惑ったりした訳です。
その辺をチェックして行くと・・・・


シリンダーを閉じるときに、「コーン」と呼ばれる金属の輪っかがまずつっかえるんです。
このパーツはバレル内部からスプリングのテンションがかかっており、いちおう押せば引っ込むのですが結構テンション強め。
なのでグッと押し込んでやらないと思ったようにハマりません。

結局スプリングを1巻き半カットしました。



このようにコーンに乗り上げるようにシリンダーが閉じて行く訳です。
このコーンはシリンダーのホール部分に前からハマり、BB弾の通路をきちっと固定するのと発射ガスのシールをする効果があります。



さて、もう一つスムーズなシリンダーの閉まりを阻む部分がこれです。
ハンマーを起こしたときに連動してシリンダーを回転させる「ハンド」と呼ばれるパーツです。
このハンドの先端部が常にフレームから飛び出しているのが困りもの。



カートのリム部がこれに突き当たるとシリンダーは閉じれません。
無茶をすると突起が折れてしまうでしょう。
ではどうするかと言うと、シリンダーを少し回してカートとカートの間を通すようにするしか有りません。

以上の事から、リボルバーで必ずやりたい動作の一つである、手首を振って反動だけでシリンダーを収めるカッコいい動作は絶対やめた方が良いですね。



インナーバレルを覗くと上部にホップラバーが有ります。
ホップは固定式で調整は出来ません。
マルシンではSSB(スーパーソニックバレル)システムという名前です。
説明が無いと何なのか判らない名称ですよねw
集弾性があまりに悪いので、このホップを取り除いた方がかえって良いんじゃないの?と思って外してみたりしました。
結果は変わらずwでした。

と、思ったけどやっぱり良くなっているかも。
ていうか、HOP利かせてるとパッキンがどんどん擦り減って行く感じ・・・。
弾の表面にカスがこびりついてました。
なのでHOPパッキンを上から押さえてるピンを外すのお勧めします。(゚∇^d)




ガスの注入口です。
ガスタンクはグリップの中で、1秒ぐらいしかチャージ出来ません。
それでも結構撃てる感じです。
30発ぐらいは余裕か?
フレームなどの樹脂部分に液化ガスが直接かからないように、注入口周辺や内部の流路はダイキャストパーツになってるのが良いです。



ハンマーを起こしたところ。
本来ならハンマーについたファイアリングピンが直接プライマーを叩くので穴が開いてますが、その部分は鉄板でブロックされています。



サイドプレートとフレームの合わせ目のところが浮き上がってるのが気になります。



コーンがシリンダーのホールにハマって発射ガスの流路をシールしています。



んが、後ろは見事に隙間が空いていたりして・・・。
こんなんでも弾は元気に飛んで行くんですから、まあいいでしょうw



最後に烈風さんとの約束で、ガバとツーショットしたところ。
どうでしょうか、チーフってこんな小さいリボなんですよ〜w  


Posted by エコー  at 16:11Comments(13)マルシン/ S&W M36