スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2009年09月27日

超安ダットサイト仕上げ直し

こんにちは。
前回紹介したHYUGA製、超安物オープンダットサイト(赤・緑)
安物とはいえ、あまりの作りの酷さから、買ったその日に分解しIPAにドボンとなりました。
IPAとはイソプロピルアルコールのことで、ガソリンタンク用水抜き剤としてホームセンター等で売られているものです。
コレに浸けるとプラカラーのような塗装が下地の素材を傷める事なく奇麗に剥離出来たりします。

しっかりとされた塗装だと歯が立たない事も有りますが、安物の手抜き塗装なら笑っちゃう程あっさり剥離出来ますよ。


で、剥離したのがこちら。

何と、パーツによって素材が違いました。
リアサイトのある方は普通のプラスチックで、レンズの有る方はファイバー樹脂のようです。


普通のプラの方は割と平面が出ててカッチリとした成型ですが、ファイバー樹脂の方はヒケが凄まじいですね。
とにかく見た目をよくする為にはヒケを除くのが一番てことで、ヤスリで平面出しをします。


小さなパーツにヒケがすごいから、見た目にヨボヨボしちゃってる訳です。
しかし、コレは深い。
瞬着で埋めよう、そうしよう。


土台の方はスイッチの部分が外せなかったので、IPAに浸けず直接ペーパーで塗装を落として平面出し。
これは四角いパーツなので作業はラクチン。
しかしその塗装が、組み上げてから見える部分しかされてないので、明らかに組み立てた後から筆で塗ってますな。
自分はパーツごとにちゃんとエアブラシで塗装するので、それだけで天と地の差が出ますよ。( ̄ー ̄)フフ…。


ちなみに分解してから気づいたんですが、リアサイト側パーツの矢印の部分二カ所に亀裂が入っていたので瞬着で補修しました。
この部分は発光部ユニットを上下に調整する為の芋ネジが通る部分なので、おそらく組み立ての時はただの筒になってるところにねじ込むようにして取付けるんでしょう。
その無理矢理で柔いプラスチックが割れたものと思われます。
我ながらよく発見したものだ。

さて、

塗装の為の下準備。
レンズは枠に接着されていて外せないので、モデラーの友、マスキングゾルを塗ってマスクします。
端っこギリギリまでハミ出さずに塗る為に、極細の筆にとって塗りますよ。
マスキングゾルは水性なのでレンズのコーティングを傷めませんし、筆も乾く前なら水洗い出来ます。


さあ準備完了♪
スイッチ部分はメンディングテープやガムテープでマスキング。
割り箸は両面テープで取付けています。
割り箸は何度も塗装で使用しているので黒くなってますが、塗装はコレからですよ。
では今回はこの辺で〜。
めざせ購入価格+3000円底上げの外観仕上げ♪  


Posted by エコー  at 14:27Comments(4)光学機器