2010年04月05日
素ガバの4
WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの4です。
ここのところ平面出しを済ませて、薄くなった刻印を掘り返すと言う作業をずっとやってて首がこってます。
素ガバのスライドの刻印は、洒落っ気の無い、実に事務的な内容が打ち込まれてますが、これが細かくてしんどいですね。
写真は左から始めて馬のところまで終わったところ。
上に写ってる小さなルーペと製図用の針が頼りの作業です。
さて、
今回は「何も無いところに刻印を彫る」の第2弾をやってみようと思います。
ここのフォーラムに掲載されてる実銃のM1911A1には、フレームのハンマーピンの穴の付近にスプリングフィールド国営造兵廠の刻印(だと思う)が打たれています。
WAのガバには再現されていませんが、マルイのガバには付いてますね。
その刻印を、自分で人間彫刻機となって彫ってみようという挑戦ですw
刻印の元となる図案をネットの写真で漁るものの、実銃で鮮明に打たれてるものは殆ど見当たらず、しょうがないのでマルイのガバのものをハイパー道楽さんのレビューのとこから利用させてもらいました。
(マルガバ持ってないもので・・・)
図案をフレームに転写する方法は極めてローテク。
裏に鉛筆の芯を塗り付けて、それをフレームの上に重ねて図案をなぞるという、子どもの頃よくやったトレースです。
ではフレームに重ねます。
トレース時にズレないよう、テープでしっかり固定します。
マルイのように奇麗に上下を合わせるのではなく、ちょっとだけ傾けておきます。
これは遊び心ですが、実銃の写真では90度傾いて横向きになってるものもあったぐらいなので、いい加減な感じの方がリアルっぽいかなと。
爪楊枝でなぞってみましたが、あまり強く押し付けると紙が傷むので普通にシャーペンの方がやりやすかったです。
円の部分はテンプレートを使って、奇麗になぞります。
さて、転写結果は・・・
か〜なりビミョ〜w
決して見えなくはないが〜w
結局上からシャーペンでまたなぞりました。
白く見えるのは光が反射してる為で、普通の黒い芯で書いてます。
でもこの反射を利用して彫っていきます。
下書きに沿って針を刺して行くのですが・・・、うわ〜ズレまくりだw
しかも一部ラインが二重に〜(;´▽`A``
いや、まだまだリカバリー出来ます!
どうだろう、大体こんなものか?
(このとき図案から砲丸が消失してる事に気付いていない・・・。)
点で打った刻印を線で繋げて行きます。
ここで忘れていた砲丸を追加。
最終的に彫って彫ってこんな感じになりました。
直径が6mm弱ってところでしょうか、かなり細かかったですね。
やれば出来るものですw
ここのところ平面出しを済ませて、薄くなった刻印を掘り返すと言う作業をずっとやってて首がこってます。
素ガバのスライドの刻印は、洒落っ気の無い、実に事務的な内容が打ち込まれてますが、これが細かくてしんどいですね。
写真は左から始めて馬のところまで終わったところ。
上に写ってる小さなルーペと製図用の針が頼りの作業です。
さて、
今回は「何も無いところに刻印を彫る」の第2弾をやってみようと思います。
ここのフォーラムに掲載されてる実銃のM1911A1には、フレームのハンマーピンの穴の付近にスプリングフィールド国営造兵廠の刻印(だと思う)が打たれています。
WAのガバには再現されていませんが、マルイのガバには付いてますね。
その刻印を、自分で人間彫刻機となって彫ってみようという挑戦ですw
刻印の元となる図案をネットの写真で漁るものの、実銃で鮮明に打たれてるものは殆ど見当たらず、しょうがないのでマルイのガバのものをハイパー道楽さんのレビューのとこから利用させてもらいました。
(マルガバ持ってないもので・・・)
図案をフレームに転写する方法は極めてローテク。
裏に鉛筆の芯を塗り付けて、それをフレームの上に重ねて図案をなぞるという、子どもの頃よくやったトレースです。
ではフレームに重ねます。
トレース時にズレないよう、テープでしっかり固定します。
マルイのように奇麗に上下を合わせるのではなく、ちょっとだけ傾けておきます。
これは遊び心ですが、実銃の写真では90度傾いて横向きになってるものもあったぐらいなので、いい加減な感じの方がリアルっぽいかなと。
爪楊枝でなぞってみましたが、あまり強く押し付けると紙が傷むので普通にシャーペンの方がやりやすかったです。
円の部分はテンプレートを使って、奇麗になぞります。
さて、転写結果は・・・
か〜なりビミョ〜w
決して見えなくはないが〜w
結局上からシャーペンでまたなぞりました。
白く見えるのは光が反射してる為で、普通の黒い芯で書いてます。
でもこの反射を利用して彫っていきます。
下書きに沿って針を刺して行くのですが・・・、うわ〜ズレまくりだw
しかも一部ラインが二重に〜(;´▽`A``
いや、まだまだリカバリー出来ます!
どうだろう、大体こんなものか?
(このとき図案から砲丸が消失してる事に気付いていない・・・。)
点で打った刻印を線で繋げて行きます。
ここで忘れていた砲丸を追加。
最終的に彫って彫ってこんな感じになりました。
直径が6mm弱ってところでしょうか、かなり細かかったですね。
やれば出来るものですw
2010年04月02日
素ガバの3
WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの3です。
前回金属ヤスリでゴリゴリと削ったダストカバーを、今度はペーパーで水研ぎ。
私のペーパー掛けのお供はシャーペンの芯の容器。
なかでも角張ってて使い心地の良い三菱Uniのケースはお気に入りです。
ペーパーは、たわまないように必ず両面テープで貼付けて使います。
研ぎ方は山の頂上から、丸く面に沿ってエッジ方向に抜くように。
フレームを動かしならヤスリを這わせるといい感じです。
決してエッジを乗り越えないように、手前でヤスリを抜きます。
これをやると、もともと甘いエッジでもカッチリ利かせる事ができます。
ゴリゴリして荒くなっていた面が整いました。
トリガーガードの付近は棒状の物にペーパーを貼付けて使います。
エッジを利かせた仕上げ直しをするなら、先に曲面部分を済ませ、平面出しは最後にやります。
前回金属ヤスリでゴリゴリと削ったダストカバーを、今度はペーパーで水研ぎ。
私のペーパー掛けのお供はシャーペンの芯の容器。
なかでも角張ってて使い心地の良い三菱Uniのケースはお気に入りです。
ペーパーは、たわまないように必ず両面テープで貼付けて使います。
研ぎ方は山の頂上から、丸く面に沿ってエッジ方向に抜くように。
フレームを動かしならヤスリを這わせるといい感じです。
決してエッジを乗り越えないように、手前でヤスリを抜きます。
これをやると、もともと甘いエッジでもカッチリ利かせる事ができます。
ゴリゴリして荒くなっていた面が整いました。
トリガーガードの付近は棒状の物にペーパーを貼付けて使います。
エッジを利かせた仕上げ直しをするなら、先に曲面部分を済ませ、平面出しは最後にやります。
2010年03月31日
素ガバの2
WA M1911A1を、あまりお金をかけずに奇麗に仕上げ直すシリーズ・素ガバの2です。
今日はダイソーでサンドペーパーと金属ヤスリを数本購入してきました。
しめて630円。
まあこれは必要経費かな〜。
私が素ガバでちょっと気に入らない部分の一つが、このダストカバーの厚さなんです。
実物のガバはここのところはもっと薄いんですが、プラスチックのおもちゃを実物並に薄くすると強度を損なうようで、大抵やたら分厚くなってます。
素ガバだと、それがなぜか際立って厚く感じる・・・、色のせいかしら?
またスライドとフレームの間が開き気味で、スプリングがチラ見えしてるような個体だと目も当てられませんね。
実はこれが・・・。
早速買って来たヤスリでゴーリゴリ削ってやりました。
もう後には引けない。
HWの削り粉が・・・もったいないのでジャムの空き瓶に集めておこう♪
削る前。
削り後。
ちょっと薄くなったかな・・・、大分削ったつもりだけど・・・。
今日はダイソーでサンドペーパーと金属ヤスリを数本購入してきました。
しめて630円。
まあこれは必要経費かな〜。
私が素ガバでちょっと気に入らない部分の一つが、このダストカバーの厚さなんです。
実物のガバはここのところはもっと薄いんですが、プラスチックのおもちゃを実物並に薄くすると強度を損なうようで、大抵やたら分厚くなってます。
素ガバだと、それがなぜか際立って厚く感じる・・・、色のせいかしら?
またスライドとフレームの間が開き気味で、スプリングがチラ見えしてるような個体だと目も当てられませんね。
実はこれが・・・。
早速買って来たヤスリでゴーリゴリ削ってやりました。
もう後には引けない。
HWの削り粉が・・・もったいないのでジャムの空き瓶に集めておこう♪
削る前。
削り後。
ちょっと薄くなったかな・・・、大分削ったつもりだけど・・・。
2010年03月28日
素ガバ
前回までMEUをオリジナルカスタムするシリーズをやりましたが、作業してるうちは楽しかったものの、完成してしまえば寂しいものです。
一応試射をしてみましたが、なかなか集弾が良くてビックリしました。
アウターバレルやロングリコイルスプリングガイドを交換した効果なのでしょうかね。
さて今回からはまた、なるべくお金をかけないでガバいじりをする新シリーズでも始めようかと思います。
素材はCOLT M1911A1 SCW Ver.2
パックマイヤーのグリップを着せてますが、気にしないでください。
MEUのが余ったので着せただけです。
最近はWAが素ガバの刻印バリエーションを続けて出していますが、素ガバの波が来ているのでしょうかねw
撃って遊ぶより眺めて悦に入る路線のようで、相変わらずお値段は高めです。
自分も、出来れば手持ちの素ガバを鑑賞路線に乗せるべく手を入れられないかなと思った次第です。
このガバをバラすのは購入以来はじめて。
下の板はハンマーのピンを抜くのに使います。
穴が開いてるのでピンがうまく抜けます。
WAは彫刻機をフル稼働で刻印のバリエーションを展開して行くようですね。
それにあやかるという訳じゃ有りませんが、今回は自分も刻印を入れるのに挑戦したいと思います。
ここのフォーラムでは実銃の写真が沢山アップされているので、それを参考にシリアルナンバーなぞを刻みたいと思います。
まずはシャーペンで下書きを。
白く書かれているように見えますが、蛍光灯の光が反射してそう見える角度で撮影したからで、普通に黒のHBの芯で書いてます。
上の刻印に対して若干斜体になるよう、定規で平行にガイド線を引いて。
一部塗りつぶしてあるのは下らない理由です。
実は自分の生年月日をもじってシリアルナンバーにしたので、隠さないと歳がバレるからw
では彫っていきましょう。
直線は定規を当てて、曲線は点で、慎重に針を入れていきます。
もし失敗したら瞬着で埋めてしまうだけの事ですw
多少ずれても気にしません。
実銃のシリアルナンバーがそもそもズレまくりですからね〜。
大体アタリがとれたら本格的に彫り込んでいきます。
とりあえずこんな感じになりました。
このあとフレームの平面出しなどをする過程で、更に深く彫っていく事になると思います。
何も無いところに文字を彫ってて、ふと何か思い出しました。
昔、学校の机に好きな子の名前を彫る奴とかいましたよね。
自分はやりませんよ、税金で買った学校の備品にそんないけないことは。
一応試射をしてみましたが、なかなか集弾が良くてビックリしました。
アウターバレルやロングリコイルスプリングガイドを交換した効果なのでしょうかね。
さて今回からはまた、なるべくお金をかけないでガバいじりをする新シリーズでも始めようかと思います。
素材はCOLT M1911A1 SCW Ver.2
パックマイヤーのグリップを着せてますが、気にしないでください。
MEUのが余ったので着せただけです。
最近はWAが素ガバの刻印バリエーションを続けて出していますが、素ガバの波が来ているのでしょうかねw
撃って遊ぶより眺めて悦に入る路線のようで、相変わらずお値段は高めです。
自分も、出来れば手持ちの素ガバを鑑賞路線に乗せるべく手を入れられないかなと思った次第です。
このガバをバラすのは購入以来はじめて。
下の板はハンマーのピンを抜くのに使います。
穴が開いてるのでピンがうまく抜けます。
WAは彫刻機をフル稼働で刻印のバリエーションを展開して行くようですね。
それにあやかるという訳じゃ有りませんが、今回は自分も刻印を入れるのに挑戦したいと思います。
ここのフォーラムでは実銃の写真が沢山アップされているので、それを参考にシリアルナンバーなぞを刻みたいと思います。
まずはシャーペンで下書きを。
白く書かれているように見えますが、蛍光灯の光が反射してそう見える角度で撮影したからで、普通に黒のHBの芯で書いてます。
上の刻印に対して若干斜体になるよう、定規で平行にガイド線を引いて。
一部塗りつぶしてあるのは下らない理由です。
実は自分の生年月日をもじってシリアルナンバーにしたので、隠さないと歳がバレるからw
では彫っていきましょう。
直線は定規を当てて、曲線は点で、慎重に針を入れていきます。
もし失敗したら瞬着で埋めてしまうだけの事ですw
多少ずれても気にしません。
実銃のシリアルナンバーがそもそもズレまくりですからね〜。
大体アタリがとれたら本格的に彫り込んでいきます。
とりあえずこんな感じになりました。
このあとフレームの平面出しなどをする過程で、更に深く彫っていく事になると思います。
何も無いところに文字を彫ってて、ふと何か思い出しました。
昔、学校の机に好きな子の名前を彫る奴とかいましたよね。
自分はやりませんよ、税金で買った学校の備品にそんないけないことは。
2009年01月22日
プラグリをリアル化してみる?
天気が悪くて今日もMEUを塗装する事ができません。
なので家の中で出来る簡単な暇つぶしにチャレンジしてみました。
題して、プラグリをリアル化してみる宣言!
リアル化かましてヨカデスか?なんちゃって。
私にとってガバといえばミリガバ、M1911A1に尽きます。
あのバーンズ曹長が少女の頭に突きつけたアレね。
じつは私はWAのM1911A1を2丁持っているんです。
片方はSCW以前の古いやつで、ハンマーが浮いててスライドも横揺れするんです。
それが嫌で、4年ぐらい前に買い直したんですね。
そんなM1911A1のプラグリをリアルに化粧したいなと。
プラグリの安っぽさを取る為に使ったもの。
歯ブラシとクリームクレンザー。
これで表面のテカテカを落とす思いつきです。
もうサッサと済ませてから写真を撮ってます。
左の2枚が処理済みで、右が処理前のテカってるプラグリ。
テカリが無くなるだけでリアル化の第一段階はクリア。
水をも弾かんばかりのテカテカが無くなると、表面はしっとりと水を吸い付けるようなタッチになってます。
そこにエンジンオイルが染み込んだような軍用の香り漂う化粧を施します。
Mr.カラーのフラットブラックを薄め液に溶いて、エンジンオイルに見立ててグリップに塗り付けるといいんじゃないかというのは、全部頭の中で事前にシミュレート済み。
どうでしょうか?
かなりリアル化に成功してると思ってるんですけど・・・。
では、実際に装着してみましょう!
Gun誌の写真で見た実銃のグリップに、かなり近づいてる気がします。
本体の奇麗さがむしろ合ってないぐらい・・・。
ラスト
なので家の中で出来る簡単な暇つぶしにチャレンジしてみました。
題して、プラグリをリアル化してみる宣言!
リアル化かましてヨカデスか?なんちゃって。
私にとってガバといえばミリガバ、M1911A1に尽きます。
あのバーンズ曹長が少女の頭に突きつけたアレね。
じつは私はWAのM1911A1を2丁持っているんです。
片方はSCW以前の古いやつで、ハンマーが浮いててスライドも横揺れするんです。
それが嫌で、4年ぐらい前に買い直したんですね。
そんなM1911A1のプラグリをリアルに化粧したいなと。
プラグリの安っぽさを取る為に使ったもの。
歯ブラシとクリームクレンザー。
これで表面のテカテカを落とす思いつきです。
もうサッサと済ませてから写真を撮ってます。
左の2枚が処理済みで、右が処理前のテカってるプラグリ。
テカリが無くなるだけでリアル化の第一段階はクリア。
水をも弾かんばかりのテカテカが無くなると、表面はしっとりと水を吸い付けるようなタッチになってます。
そこにエンジンオイルが染み込んだような軍用の香り漂う化粧を施します。
Mr.カラーのフラットブラックを薄め液に溶いて、エンジンオイルに見立ててグリップに塗り付けるといいんじゃないかというのは、全部頭の中で事前にシミュレート済み。
どうでしょうか?
かなりリアル化に成功してると思ってるんですけど・・・。
では、実際に装着してみましょう!
Gun誌の写真で見た実銃のグリップに、かなり近づいてる気がします。
本体の奇麗さがむしろ合ってないぐらい・・・。
ラスト
2009年01月15日
M1911
そろそろ手持ちのネタが尽きて来たところで、とうとうM1911A1です。
こんなの皆持ってるだろうし、今更な上に特別もカスタムしてるわけじゃないんで、語るべき事は無いんですが・・・。
ちなみにWAガバです。
WAガバは実は苦手です。
理由はスライドストップが抜けないからです。
まあ、そんなことはおいといて、自分はガバと言えば何と言ってもミリガバです。
ボロクソに傷んで汚れてるガバこそ最高!
ってなわけで、今回は思いっきりガバを汚してやりました。( *´艸`)
馬鹿が、無茶しやがってw
などとお思いにならないで下さいネ。
これは写真を加工してるだけで、実際に泥水ぶっかけた訳じゃありませんので。(;´▽`A``
元の写真はコレ。
握り心地優先で、グリップだけラバグリに換えてます。
こんなの皆持ってるだろうし、今更な上に特別もカスタムしてるわけじゃないんで、語るべき事は無いんですが・・・。
ちなみにWAガバです。
WAガバは実は苦手です。
理由はスライドストップが抜けないからです。
まあ、そんなことはおいといて、自分はガバと言えば何と言ってもミリガバです。
ボロクソに傷んで汚れてるガバこそ最高!
ってなわけで、今回は思いっきりガバを汚してやりました。( *´艸`)
馬鹿が、無茶しやがってw
などとお思いにならないで下さいネ。
これは写真を加工してるだけで、実際に泥水ぶっかけた訳じゃありませんので。(;´▽`A``
元の写真はコレ。
握り心地優先で、グリップだけラバグリに換えてます。