2016年12月02日
オイル塗布
マルシンのM2カービンストックにオイルを塗布して磨く。
使うのはこのカービン用にオリジナル調合した謎オイル。
ニスを剥離した後気付いていたが、このストックの木質は非常に軽く、サンドペーパーをかけても毛羽立ちやすい。
またウッドシーラーか何か染み込んでいるのか、オイルの染み込み方に斑があってなかなか思い描いていたような感じに色が着かずに苦労している。
オイルで濡らしたままサンディングすると、削れた木の粉とオイルが混じってベッタリとした粘土のようになって、それを木の表面に伸ばしてこすると道管や傷などの凹みが埋まってツルツルの表面になり光沢すら出てくる。
木グリや木ストのオイル仕上げをするならウエットサンディングは欠かせない。
さてマルシンのM2カービンを購入すると気になるのが、バットプレートの木ネジ。
写真の+ネジがそのマルシンのネジであるが、+は無いだろ〜+はよ〜ってことで、マイナスの木ネジを調達。
ところが現在マイナスネジというのはもうほとんど絶滅状態で、その辺のホームセンターで手に入るということは無くなってしまったらしい。
このネジもネットで探して、大阪のアンティーク工房のデッドストックを取り寄せた。
なのでピッタリなサイズがなく、一番近い二種類のサイズを入手。
頭のサイズ、ネジのピッチ、軸径、どれを取っても一番長いのが純正ネジと同じなのだが、長さがストックを貫通しそうなサイズしかなく、もう一つの方は頭の直径が1mm小さく、軸径、ピッチも若干小さいが、長さは貫通せずに済みそうなサイズである。
頭のサイズが小さいが、バットプレートに合わせて違和感がなかったので短い方を使用することに決めた。
全長が伸びる分固定に問題もないだろう。
ストックを割らないよう、ねじ込む前にピンバイスで穴を深くしておくことにする。
またこれらのネジは鉄製で防錆の表面処理がされていないようで、一部錆びの発生も見られたので、ガスコンロで焼いてヒートブルーイングした。
余ったネジは二丁めがあるかどうかわからないけどw大事に保管しておくことにする。
でも結構手にとって見れば見るほど味があって、なんか飽きのこない銃という気がしてきたから、M4のように増えていく可能性はある。
タクティカルなレールハンドガードをつけてダットサイトやショートスコープなんかを載せてる実銃の写真を見るとものすごくかっこいい。