2011年11月05日
めっき工房の2
今日はシリンダーとサイドプレートのメッキ処理をしました。
作業中事故が起こりまして、電池がカラになってしまいました。
なんか途中からメッキの乗りが悪いな〜とは思ってたんだけど、そのせいか酸化皮膜除去もうまく行ってなかったみたいで後からメッキがぽろぽろ剥がれてきて・・・。
大・失・敗!!
途中で投げやりな気分になってしまいました。
しかしコンパウンドで磨き、酸化皮膜除去、銅メッキ、コンパウンド、ニッケルメッキと剥がれが無くなるまで修整に次ぐ修整でなんとか妥協出来るところまで持っていきました。
こうしてみるとフレームが一番汚かったりしてw
フレームが汚いのは銅メッキの段階でコンパウンドを掛けずに、そのままニッケルメッキしたからです。
ニッケルメッキの上からコンパウンドすると、スグ下から銅メッキが露出してしまうだけなんで、綺麗にするなら銅メッキの段階でツルツルに磨きましょうw
すると写真のサイドプレートみたいに鏡のようになります。
ただ銅メッキを磨き過ぎて下地のクロームメッキ層が出てしまうと、酸化皮膜除去からやり直しになりますのでまた面倒。
まあフレームのこのぐらいのくすみは、返って実銃っぽいかな〜??
失敗の名残。
ポロポロとメッキが剥がれ落ちた部分がマダラになってます。
全体がこんな感じになってしまったので、くそやってらんね〜って一度投げ出しかけました。
しかし頑張って側面のR面は何とか修整出来ました。
前面部は何度やっても何故かダメ。
亜鉛が露出したのかも?
まあ実弾を発射すりゃ火薬カスがついたり、汚れるだろう部分だしこれでいいやw
最後はそこに行き着くw
左からステンレス前処理液、ニッケルメッキ液、銅メッキ液。
おいおい随分前に使用期限切れてんぞ〜w
まあ銃一丁フルメッキしたらもう使い切ったと見なしてOKっすね♪