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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年06月02日

刻印掘り起こし

破格の¥8,980-で入手した中古M1911(WA)の仕上げ直し。
現在平面出し前の刻印掘り起こし中です。
平面出しすると刻印が消えそうになる事は判ってるので、その前に深く掘り起こしをしておけば楽です。
とはいえ文字数がやたら多いモデルだとやっぱり大変。
だから一日ちょびっとずつ、疲れない程度に・・・。


スライド右側の刻印ですが、1911とU.S.ARMYの間に[.]が一つ足りない事に気付きました。
(写真は掘り起こし前)



細かいところに気がつくのに我ながら感心。
針をぶっ刺して、ちょっと傾けながらグルングルンと回していっちょあがり♪
EとFの字の上の横棒が若干右肩上がりなのが気に食わないですが、最初から刻印がそうだったのでまあいいですわ。
(写真は掘り起こし後)



続いてスライド左側の馬の刻印。(ランパントコルト)
いままで何丁もこの馬の刻印を掘り起こしましたが、なんかこれは変な気がします。
両前足の前にヤリが描かれてて、なんかこれじゃ蹴つまずいてるみたいです。
これは掘り起こす前に実銃の刻印を確認してみる事にしました。
そしたら・・・・びっくり。



ネットを探しまわって見つけた画像。
これは明らかに右前足がヤリの上に掛かってます。



が、しかしこの刻印はM1911のコマーシャルモデルのものでした。
WAでいうところのライバック?



なので何とかミリタリーモデルの刻印を探すのですが、なかなか馬の刻印をアップにして見せてくれてる画像が無くて・・・。



こんな感じでなかなか鮮明な物が見つからず・・・。
でもこれコマーシャルモデルと比べると随分情けない顔した馬ですねw
で、ヤリなんですがコマーシャルモデルと前足の掛かりが逆になってるような気がします。
これだけだとよく解らないので更に探します。



するとこんなのが有りました。
綺麗な箱に入ったやたら綺麗なM1911ミリタリー、これは復刻版だと思われます。
箱にシリアルナンバーなんか入っていたりして、コレクターに訴えてくる物がありますね。



んで、この1911の馬がこれ。
明らかに左前足の方がヤリに掛かってます。
コマーシャルとミリタリーではヤリに掛かる足が逆!?
つかね、こうやって3丁比べてどれも馬の刻印が全然違うと言うね・・・。
けっこうトレードマークにしちゃこだわり無いのかもw
最後のこれは目がなんか笑ってるしw、メタボ過ぎるだろw


ということで有りまして、

ミリタリーモデルなので左足を前に掛けました。
WAの刻印の馬が一番スマートでカッコいいですね!
掘り起こし後は少し後頭部がスッキリしてます・・・。
鼻先に有るのは口か、鼻の穴かで迷ったあげく、鼻の穴と解釈しました。  


Posted by エコー  at 13:26Comments(8)WA/ M1911 U.S.ARMY

2012年05月24日

熱湯矯正後のスライド

前回熱湯風呂でスライドの開きを矯正しました。


現在ブリーチをはめてもガタ無し、ぴっちりフィットしております。
スライド幅は2.4cm。(実銃の寸法って何ミリでしたっけ?)
このまま現状を維持して欲しいものです。



さて、スライドの矯正が終ったところでいつものプラリペア作業に入ります。
内側のいらない溝を埋め、



ヒケ防止のためと思われる穴を埋め、



ノッチ捲れ対策を施します〜。
なんていうか、丁寧に仕上げ直したもの程もったいなくて撃てない自分なのに、捲れ対策ってw
でもやるんです!



1.5mm角の真鍮角棒をゼリータイプの瞬着をたっぷり塗布して、べちょっと突き立てます。
真鍮角棒はヤスリで表面を荒らしておく事を忘れない。



今回は位置決めを慎重にしたので、一発OK♪



ちょき〜んと切断。
しかしこうして見ると肉厚なスライドですな。
デブイといわれるけど、この厚みとHWの重量がガツンと強烈なブローバックショックを生み出すのだから
私は細かい寸法差なんか気にしないのです。



ゼリータイプの瞬着だとそれ程でもないんですが、ノッチの内側に接着剤が伝って汚くなってしまったときの対処法。
こんなところはヤスリもサンドペーパーも届きません。
カッターナイフの刃を立てて、削ぐようにして整えると抜群に綺麗になります。



刃先だけが立ってしまうと傷だらけになるので、そうならないよう手を置く位置を動かして、ピッタリの位置を見つけましょう。
刃の影のつき方を見れば対象に対して水平かどうか判ります。
慣れると指先の感覚で判るようになります。



綺麗になりました。
(判り難い? 笑)



今回は同じようにして、セレーション部分も削ぎ削ぎしました。
やってみたらこれが素晴らしく、ちょっとぬるくなったセレーションの山が生き返りました。
白っぽくなってるところはHWの表面を削がれて金属光沢が出てるからです。



左半分が済んだところ。
この作業はとても気に入りました。
なんか塗装前の準備工程がどんどん増えていくなあw  


Posted by エコー  at 00:38Comments(6)WA/ M1911 U.S.ARMY

2012年05月21日

熱湯風呂でスライド矯正


破格の¥8,980-で入手した中古M1911(WA)でしたが、一点気になっていたのがハの字に開いたスライド。
ブリーチが勝手に外れそうな程、中でガタついていました。
何でこうなった? そんな疑問も頭をよぎりますが・・・・。



今回利用するのがこのクランプ。
2個セットで105円(ダイソー)です。



このように二カ所、開いたスライドを矯正すべく締め付けます。
あとで書きますが、この二カ所のポイントにはちゃんと意味があります。



アルミ鍋にたっぷりとお湯を沸かし、そこにゆっくりと沈めます。
火は消して、熱湯が温むにまかせて30分ぐらい漬け込んでおいても良いでしょう。
その後お湯から揚げて、クランプしたままゆっくりと冷えるまで置いておきます。
冷水で急に冷やさなくても大丈夫です。



常温に戻るとクランプを外してもこの通り。
ユルユルだったスライドがシャーシのレールにキレイにフィット!
ハの字問題が解決しました。



ではクランプした際の二カ所のポイントですが、このように矯正後のスライドを透かし見ると、矢印の辺りが外側に開こうとしてるのが若干見て取れると思います。
どうもこのスライドは加熱するとアサリの殻が開くように、ハの字に開く性質があるようです。
それも矢印の二カ所が特に強く広がるようで、片方だけしかクランプしないと、もう一方が熱湯によって開いてしまいます。
今回3度目にして真っ直ぐなラインを出せましたが、前2回は片方しかクランプしなかったため「く」の字に曲がってしまいました。



はい、反対側はキレイに真っ直ぐに伸びてますね。
熱をくわえると開くっていうのは、たとえばブリーチを外す際にドライヤーなんかをあてると、思わぬ事にスライドがハの字に広がっているかもしれないってことか・・・?
今回のこの個体ももしかしたら・・・。



今回の矯正で、後部が若干逆ハの字気味になりました。
元々スライドがデブ気味だったみたいです。
とりあえずこれでブリーチが外れてくる事は無くなったでしょう。  


Posted by エコー  at 00:55Comments(6)WA/ M1911 U.S.ARMY

2012年05月17日

ちまちまブルーイング

破格の¥8,980-で入手した中古M1911(WA)の仕上げ直し。
スライドとフレームはIPAのプールに浸けてる間、金属パーツの方を先にちまちまやってます。


ポッテリ塗られていたロイヤルブルー塗装はカンペのリムーバーで剥離し、表面を研磨してブルーイング。
ブルー液はバーチウッドのスーパーブルー。
綿棒で原液を直接塗って、シャイネックスの1500番でススを落とすと写真のようにキレイな青みが出ます。
1日に3個〜4個ずつ、ちまちまやってるので、下の方のはまだ染める前です。
なかなか良い感じになって来てるじゃな〜い?



今日はサムセフティをヤスリで整形しました。
平面部を縦に横に削って薄くしています。
実銃のM1911の写真を見ると、みなこんな感じになってますよね。
一個一個手作業で加工してるのか知らないけど、個体によって様々な形をしてるようです。


目標に一歩ずつ近づいて行く♪
  


Posted by エコー  at 00:25Comments(6)WA/ M1911 U.S.ARMY

2012年05月11日

IPAにドボ〜ン

破格の¥8,980-で入手した中古M1911(WA)。
外観の状態は良好でしたが、やっぱどう見てもプラに青く塗った感の拭えない仕上げがオモチャっぽくて、やはり仕上げ直す事にしました。


バラしてオイル洗い落として、IPA(ガソリンタンク用水抜き剤)に浸けました。
IPAの量が足りなかったので、いつものホームセンターへ買いに行ったらお気に入りの銘柄が無くなってて、今回は台湾の安い水抜き剤。
臭いがいつものアルコールくさいのと違って、ラッカーうすめ液くさい感じでしたが一応成分はIPA99%以上+錆び止め剤。
多分問題は無いと思いますが・・・。
浸けて数時間後、スライドを爪楊枝で引っ掻いたら塗装がとれました。
今回は楽に剥離出来そう♪



金属パーツはカンペのリムーバーで剥がして、ブルーイング仕上げにしましょう。
ポテッとした塗装より、キリッとエッジを立てた方が何十倍も素敵ですもんね〜。
ま、ゆっくりちょっとずつ・・・時間をかけてやりますか。
ベランダで作業しやすい季節になって来ましたしね〜。


目指す仕上げは

こんな感じで・・・


こんな風に出来ればだけど、
ここまではさすがに無理かw  


Posted by エコー  at 23:52Comments(4)WA/ M1911 U.S.ARMY

2012年04月03日

M1911 U.S.ARMY

ガバはもういいや、お腹いっぱいとか言っておきながら、また1丁増えてしまった・・・。
しかもまたウエスタン・アームズだし!


本来ならガバ生誕100周年の去年に買っとけってって感じですが、M1911 U.S.ARMY。
古い銃に合わせて、今回の写真はすべてデジタル処理で色がかすれた感じにしてみました。
というのは言い訳で、本当は色が明るいとあまりにもオモチャっぽさ丸出しの写真だったから。





か〜っこ良いよね〜♪ つか、ざ〜とらしく頂き物の階級章とか添えてるけど
俺セッティングのセンス無さ過ぎ〜w
このパッチ、どこだったか忘れたけど通販で本体買ったらおまけに付けてくれたんですね〜。
いいお店です。
ほんと、どこの店だったか・・・何を買ったときか・・・忘れてしまって申し訳ないんですがw







金属パーツは塗装だけど、なかなか綺麗ですね。
ああ、これもちろん中古で買ったんですよ。
ここのところモデルガンとか一度に買って、かなり散財してるのによく買うよ。
でもこれ、値段が¥8,980- だったんですよ。
SCWでHWで上物美品のガバがその値段だったら迷うこたねーでしょ〜、速攻ポチリましたぜ。
一体どんな怪しい個体なのか警戒しつつも・・・。



そしたら全然、全然♪
新品箱だしか?ってぐらい綺麗な個体でしたよ〜。
ただSCW Ver.2かと思ってたら、Ver.1だったぐらいで。
実は自分はVer.1を見たのはこれが初めて。
ダミーの下にちょこっと出てるファイアリングピンが上下に動くのが何か面白い。



スライドがかなり開いてて、もうちょっとでレールから外れそうなのが気になります。
昔のWAは緩かったみたいですが、これは寸法を大きく取ってあるとかじゃなくて、見事にハの字に開いてる感じ。



そう言えばこの頃のはノッチプレートは付いてないし、チャンバーもプラなんでした。
しかし手に持った時、うちのどのガバよりも重く感じましたぞ?
実際量って無いけど1kg越えてるらしい。
それもそのはず、メタルダイキャストグリップでやんの〜。
グリップ木製に換えたいね。
ついでにチャンバーもメタルに。
あとスライド引いてスライドストップ解除が出来ました。
この頃のは出来たんですね〜。



実は本体のブルー塗装がやたらテカってて、もしかしたら前オーナー氏がコンパウンドで磨いてたかも知れない。
もともとこういう物なのかな?
刻印の溝も白っぽい感じで、もしかしたホワイトで墨入れしてたりの可能性もある?
あとエッジが薄くなって下から銀色が見える。
この塗装は下にシルバー塗装されてるのかもしれない。
ちょっとラメがキツいブルー系です。



ここら辺がコダワリのところですね。
カーボンブラックモデルの時はここんところが実銃と違うってんで、ファンの怒りをかったとか?
自分は値段しか見てなくて気にしてなかったけどw


最後にミリガバツーショット♪



<オマケ>
http://forums.1911forum.com/showthread.php?t=155162
いや〜なかなか実銃の再現度が高いです。  


Posted by エコー  at 01:18Comments(6)WA/ M1911 U.S.ARMY